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人間不信[2019年02月20日(Wed)]

ある子のお話です。

もともと、ハブられる(グループからゲーム感覚で無視される)
ことがある子でした。

そんな時
学校で、怪我をさせられました。
かなりひどいけがでした。

原因は、先輩からふざけられ足を引っかけられて
しょっちゅう
こかされたり、こかされまいと踏ん張ったり・・・
みんなの前でいきなりこかされたことも多々ありました。

そのうちの一回がとうとう靭帯を伸ばしました。

伸びた靭帯は、ちょっとしたスポーツでも弱り
切れていき
もう、長時間たてない。…
手術しかない。しても後遺症が残る・・・
医師から宣告がありました。
ひどいけがです。

しかし、靭帯が伸びて装具を付けても、足をかけられる行為は続きました。
それでも、踏ん張りました。
しかし、心が折れ
何度か、学校に行きませんでした。

あまりの状況に、とうとう学校に連絡され
とりあえず、先輩と先生方がお話されました。

お話された内容をお母さんから子どもさんに説明しました。DSC_0005.JPG

先輩は、ショックで泣いている。
話もできない状態で
『ふざけあっていただけこんなことになるなんて。』
と後悔してるんだろうね。
と話すお母さん。

それを聞いた子どもさんのひと言

『小学生でも、人をわざとこかしたら、怪我をすると凄く怒られる。』


『こかされてうれしい人間は居ない。
先輩にされて嫌でも普通にしてたのは、周りの空気を乱せないのと
大袈裟と言われてはみ出されたくないから我慢してただけ。』

『やった人間は覚えてないけどやられた自分は全部忘れてない。』

『今までの経緯を見ていたら、今さえ黙ってたら何とも思ってないわ。
だって、家の前に犬の散歩に来てて無視して知らんぷりしていったやん!』

『しかも、ある子はまだ足痛いって言ってんの?笑える』といったと聞いたみんなそんなもんや。




今、担任の先生への信頼と部活の先生の信頼で中学になんとか言っていますが

もう、高校に進学はしないといいました。

『こんな、むちゃくちゃな状況、これ以上はもういいわ。』
子どもさんの吐き捨てるようないいようにお母さんは何も言えませんでした。

お母さんも
『受験しないなら夏休みでも何時でも手術できるしねにこにこ

これ以上は無理だと判断されました。
心が限界になるだろう。そう思ったそうです。

『後は、子どもの生きたいように
そう願うばかりです。』

お母さんは、笑顔で話されました。
Posted by hahaちゃん at 00:00 | 体験談 | この記事のURL
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