ある子の場合[2017年07月21日(Fri)]
中学1年生。部活で、初めて試合に出ました。
その試合で、ミスをしてしまいました。
相手方に得点が入り…
試合終了。
その日から待っていたのは日々の暴行でした。
親に言えず、ひたすら黙る。
『親に言うと心配するから。』当時を語る彼はふと悲しい目をしました。
ある日、二階から落とされて怪我をし
暴行は、発覚します。
その後、二年間学校に通わず
彼は、適応指導教室に通うという選択をします。
そこで、信頼出来る先生方や友人と出会い
心機一転、高校生活をスタートします。
『もし、怪我をしてなかったらどうなっていたか…。』
その言葉を聞いて寒気がしました。
子どもたちが
『行きたくない。』と言うのは、自分を守るためかもしれません。
行きたくない理由を話すまで時間もかかります。
でも、
『ゆっくり待つ』事は大切です。
焦って行かせて
大切な命を無くすのは耐えられません。
今回、お話を聞かせていただき
且つblogへの記載を快諾下さった彼の勇気と
『休む選択をしてほしい!』と話す
彼の優しさに感謝します。
明日に続く