突然の不登校。その理由[2019年11月17日(Sun)]
体験者のかたから最近、伺ったお話です。
blog掲載を快諾いただきありがとうございます。
小学校高学年から、ずっと学校に行けず
二十歳の時に高卒認定をとり、大学に行かれました。
何故、行けなくなったか
当時は、しんどいばかりでわからなかったそうです。
しかし、今大学卒業を控え冷静に見つめ直し
だんだんわかってきたそうです。
思春期になり、周りの友人が異性を意識したり
先生のうけを気にしたり…
純粋な感じがなくなった…
汚いと感じるようになったそうです。
そして、自分がそこにいるのが息苦しく感じた…と話されました。
お母さんから
『勉強だけはしといて。』と懇願されたのも
『世間体を気にしている。汚い大人。』と感じたそうです。
保護者の方に対しては
後に誤解はとけたのか、愛情をもって対応してくれていると感じたのか
とてもよい関係が今も続いているそうです。
しかし、最近まで
今までを振り返ることは無かったそうです。
『考えたということは…
乗り越えたのかなぁ。』と話されます。
『そうして自分を振り返り
大人になっていくのかなぁ…。卒業で又、生活が変わるのが怖いからかなぁ。今でも時々、また外に出れなくなるんじゃないかって、怖くなるんです。』
『大丈夫。もし、万が一しんどくなっても又、ゆっくりゆっくりでいいし』
なんとなく、お互い笑顔になりました。
ゆっくりゆっくり焦らずですね