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負け勝負はしない[2018年02月18日(Sun)]
こんにちは、お遍路さんです。

仕事から帰ってきて、急いで晩御飯を作っている目に入ってきたのは、
テレビを見ている子どもとその横にあるさっき取り入れたばかりの洗濯物。
黙っていてもこれをたたんでくれたらいいんだけど、そんな子はあまりいない。
そこで声をかけてみる。

私「洗濯物をたたんで」
子「いいよ」
っていう展開になることはまずない。
ここで快諾したら子どもとしての沽券にかかわると思っているのだろう。
無題.png
「ええ〜〜」って嫌そうに言う。
さあ、洗濯物をたたませたい親と
それを拒否するのが自分の役割だと思っている子どもとの
親子ゲームの始まり。

「たたんでくれたら助かるんだけどなあ」って下から攻めてみる。
「この前、上手にたたんであったやん。今日もやってみて」
っておだて作戦。
「たたんでくれたら、テレビをたくさん見てもいいよ」
と、わいろ作戦。

なかなか子どもは動かない。

「妹はいつもたたんでくれるで」、「たたまないのなら、テレビを消す!」などなど、
子育ての話で学習した他人との比較、脅しなどの反則技も出てくる。

子どもは、ぷいっと立ち上がって自分の部屋に行ってしまった。
負けた…。

そして、一人で洗濯物をたたむ。
でも、子どもは勝ったんだろうか。
子どもも素直に親の言うことをきくタイミングを逃して負けたって思っているかも。

片方が負けると片方が勝ちますが、家族の場合は勝った方も負けた方も
お互いに気まずいものが残ってしまいます。

負けそうだとわかれば、途中で「洗濯物を端に寄せて」など、
子どもがやりそうな(できそうな)レベルにして、
親は子どもがお願い通りに動いて満足、
子どもは親のお願いをきけて満足で終わるようにすればお互いに気持ち良い。
負け勝負もしなければ、勝ち勝負もしない。
痛み分け引き分けでなく、ウインウインが良いですね。

お互いが満足できる落としどころの見通しがない場合は、
ゲームを始めないことも方法です。
それでも負けてしまうこともあります。悔しいですね。
そんな時はこう考えましょう。
君は勝ったと思っているけど、所詮私の手のひらの上で泳いでるんだよ。
「肉を切らせて骨を断つ」。
今日は、肉を切らせてやったが、これもこっちの作戦。
切らせる肉はあり余っているから・・・。

Posted by 事務局 at 01:00 | 子どもへの接し方 | この記事のURL
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