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自傷行為の果て 彼の場合[2017年10月17日(Tue)]
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ある、男性のお話です。
初めての自傷行為は、思春期真っただ中のころ

夕食直前、部屋で足の付け根の動脈あたりを
バッサリ切ったそうです。

ご飯が出来たので部屋に伝えに行くと
血まみれの彼がいて
直ぐに、病院で患部を8針縫い
通院後抜糸。

その後、彼は進学のため寮に入ります。

気分転換になると親も思っていましたが
自宅に帰省した際、再び自傷行為。

直後に学校は退学させ
環境を変えるため
お母さんの実家に帰りました。

ところが彼は、そこからも居なくなります。
環境を急に変えたのは良くなかったのか・・・
両親は必死に探し

半月後、遠方で警察にて確保されます。

彼にどうしたいのか・・・聞いたことがなかったと気づいたご両親は
『どうしたい?』と伝えます。

彼からの回答は、なかったそうです。
声をかけず、好きなようにさせて
見守ったそうです。

今、彼は自宅でひっそり
ゆっくり時間を過ごしています。
本を読んだり、ネットやライン、ゲームもしているようです。

時間をかけて話し合いを重ね
家族が見守っていると気づいた彼は
今は、たまに壁に穴を開けるときはあっても
自傷行為は,収まています。

家族がいつも居てくれるから。

彼も、本当は
自傷行為をするたびに後悔していたんだそうです。
『またやってしまった。また心配をかけてしまった。』

最近、彼の表情が柔らかくなったそうです・・・

家族がいるから(^^)

Posted by hahaちゃん at 00:00 | 体験談 | この記事のURL
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