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【活動報告】定例活動:竹林整備@花咲き山 [2018年03月24日(Sat)]
本日、今シーズン最後の竹林整備をおこないました。

2月の活動でかなりの本数処理したので、今日は間引きすぎていないところを確認しながらの作業をおこないました。

20180318-027s.JPG

ただ、やはり谷側に倒れ込んだ竹をほっとくわけにはいかない(降雪時や防風時に根元から倒れてしまう危険性があります。今シーズンも2本ほど根っこから倒れた竹がありました)ので、これらから作業を開始します。

20180324-002s.JPG

伐った竹は、竹細工や竹工芸のために玉切りするものと、土留めづくりのために残して置く物に分けます。
昨年「花咲きまつり」で好評だった竹工芸を今年も出展するそうです。特に竹のスマホスピーカは、スマホの無機質な音が信じられない程の良い音でとなって聴けて大好評だったとか。

話を戻して…
谷側にかなり倒れ込んだ竹は、そのまま伐ると縦に裂けて大変危険です。

なにが危険かと言うと、裂けた竹は鋭いナイフのような断面になります。なので跳ねたとたん躰のどこかを切ってしまいます。また、曲がったタケ片は戻ろうとする力は凄まじく、これが人に跳ねてくると大怪我につながります。

このため、竹を伐る前にロープや布を巻いて縦に裂けないようにします。
20180324-001s.JPG
もちろん、これだけで無く、ちゃんと受け口も正確に作ります(受け口が倒れる方向からずれていると、そこから下に裂けてしまいます)。

スギやヒノキに比べると軽く、かつ幹に空洞があるため手軽に作業できることで女性にも人気の竹林整備ですが、竹の特性に合ったリスクを理解しておかないとケガや事故に繋がりますね。

炭焼き小屋周りの竹は年数も経った古木が多くあるので、良い機会なので集中的に間伐しました。
20180324-005s.JPG
この辺の竹もほとんどが谷側に大きくかしいでいるので、ロープ巻きでは無く、山側から牽引して傾きを取り除いてやって伐ります。
写真の上のほうにロープがかかっているのが見て取れると思います。
傾きを取るので、かなり上にロープを設置して山側も同じ高さから引っ張ります(山側が低いとロープ側に薙いでしまいます。あくまでもかしいでいるのを取ってやり、本来の上に伸びた状態に近づけるのが目的です)。

6本ほど伐り、同時に今シーズンにでた枝葉の片付けや、土留めのメンテナンス、新規設置などを行い本日の活動は終わりました。

今シーズンもかなり伐ったつもりですが、下から見るとまだまだモサッとしてますね。
20180324-007s.JPG

花咲き山の竹林も丸2年経過し、かなり整然と整理できました。
あとは古いタケを伐って、新しいタケを育てる更新を毎年丁寧に行っていけば、美味しいタケノコの生産と、瑞々しく青々とした竹林を楽しむことができます。

5月に今シーズンの竹のナンバリング(2018年生と判るようにナンバリングする)と頭飛ばしを実施しますが、本格的な竹の間伐作業は来年(2019年)の1月になります。

追記
古く枯れた竹を整理していたらベニカミキリ(Purpuricenus temminckii)が姿を現しました。
恐らく去年蛹になった個体が、羽化したものと思います。
20180324-006s.JPG
「ベニ」と名前が付くだけあって綺麗な紅色です。
このベニカミキリは、幼虫はタケ類を食べて育ちます。また、成虫は多くのカミキリムシは樹の樹皮などを食べますが、この種は花蜜を食べるちょっと変わった種です。

次回の定例活動は4月29日(祝)です。
久ぶりに澤乃井御岳フィールドに戻ります。