本日、ビオトープ・プロジェクトの活動に参加してきました。
先月の参加報告に書いたとおり、ビオトープ・プロジェクトは湧水地周辺の整備が一段落したことから、今年から周辺の整備活動に入っています。
ビオトープというとどうしても水辺のイメージが強いですが、花咲き山では湧水前の"森のダム"にも注目してトータル的なビオトープとして捉え活動しています。
さて、新たな整備箇所として、ただ漠然と間伐やボサ刈り(下草刈り)を行うのではなく、対象となる斜面にグリッドを作り、グリッド毎に管理を行って行くことにしています。
先月の活動に続いて、その続きを行いますが、そればかりではつまらない(笑)ので、午前中にグリッドを付くって、午後はボサ刈りを行うというスケジュールで活動します。
たいした機材もあるわけではなく、そして厳密なグリッドを作るのが目的ではないので、メジャーを使っての人力(人足?)測量でグリッドポイントを求めていきます。
と言っても適当に測るのではなく、三人集まれば何とかで、前回の活動の時にいろいろ意見を出し合って三角法を応用して測量しています。
ボサが整備されていない山の中を一直線に歩く(登る)のは思った以上に難しく気が付くと左や右に大きくずれてしまいます。
なので、こうやって基点から指示を出しながらできるだけ直線を描くようにします。
グリッドポイントが定まったら、そこに標識杭(写真真ん中の頭が赤い杭)を打ち込みます。
山の中でこのような標識杭があったら、抜かないでくださいね(^^;
午後からはボサ刈り(下草刈り)を行いました。
下草よりは、そこそこ大きくなったアオキやカシノキなどが沢山あるので、大鎌よりもノコギリや鉈の出番の方が多い状態です。
ボサ刈りを終えたところ。
判りにくいかもしれませんが、手前のなんとなくすっきりしたところが実施したところ、奥のまだ低木が残っているところが手つかずのところです。
こんな感じでグリッド管理のボサ刈りを進めていきます。
ボサ刈りが一段落すれば、次はパッチ状間伐に移行しますが、もう少し先ですね(来年には…)
お楽しみ…
解散後、拝島駅近くの哲麺さんに久しぶりに行きました。
折角消費したエネルギー以上のものを取ってしまった…まっいいか。
担当:森中