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[2018年12月09日(Sun)]
先月のさがみの森での活動に感化され何点か道具を仕入れました。

・唐鍬(重量0.9kg 刃巾85mm)
植林時にも使える様に細巾を選択しました。実はバチ鍬と迷ったのですが、バチ鍬は種類がありすぎて選べなかった…
20181209_003s.jpg

・白河鍬(重量1.1kg 刃巾130mm)
もう少し”掘る”ための道具としてアールの付いた物を選んでみました。
更に磨仕上だったりもします(なにかと写真に使いやすいw)
20181209_004s.jpg

唐鍬と白河鍬の刃巾比べ。
20181209_005s.jpg


・測定ポール(アルミ製)
これは昨年花咲き山整備隊でも購入しなにかと便利に使っていたので、今回、購入しました。
2段伸縮なので、たためば1m強で自家用車のトランクに横にして入ります。もちろん伸ばせば2mあるので十分です
20181209_002s.jpg
シンワ測定 ポール アルミ製 2段 2m 76985

・ピンポール
澤乃井御岳フィールドの地図作成を予定していましたが、遅々として進捗せず。
さがみの森では、測定ポールを分岐点に刺して目印にしていましたが、さすがに¥の方が…
いろいろ調べていたらこのピンポールが使えそうなので、これをチョイス。
ちょっと道具から入ってみて、これを機会に地図作りを進めれれば。
シンワ測定 ピンポール スチール製 1m Φ8 76979

・テカケヤ
造園のプロに教えていただきテカケヤを導入しました。
細く短い縦杭等はカケヤではパワーがありすぎて破損しがちでしたが、このテカケヤだと片手で打てる分、力加減の調整もできて何かと便利です。
20181209_001s.jpg
トンボ 手カケヤ#105 G30402

その他、鉄プレート付きの90mmも金物を打つことができるので便利だそうです(教えてくれた造園のプロはこちらを使われていました。
鉄プレート付片手カケヤ 90mm 17187


来週の活動でこれら「道具たち」が役に立ってくれることを願います。

西山商会 http://www.nishiyama-shokai.com/
浅野木工所 http://asano-mokkousho.co.jp
シンワ測定 http://www.shinwasokutei.co.jp/
ハクスバーナ社部品供給終了機種 [2014年06月07日(Sat)]
ハクスバーナ社が6月1日付けで、部品供給機種の発表を行いました。

内訳概要は以下の通りです。

チェーンソー
EL16,36,40,45,51,61(162-266系 〜1990年)
355XPT
42
246(G)
242XP(G)
254XP(G)
262XP(G)
268XP(G)
272XP(G)
371XP(G)
394XP(G)

刈払機
123R
124R
125R
132R
322R
325R

現在上記機種をお使いの方で、近いうちにオーバーホールまたは修理をお考えの方は、販売店へご相談されてはいかがでしょうか?
部品供給が終了しても、在庫があるうちは修理・交換も可能だと思われますし、不具合のままで道具を使い続けるのは危険も伴います。

詳細は、以下の「ハスクバーナ製品の部品供給終了機種ご案内」をご覧ください。
http://www.husqvarna.com/files/Husqvarna/Japan/After%20Sales/20140425_Husqvarna_spare_parts_info.pdf


冬に欲しい便利なグッズ [2014年02月08日(Sat)]
なんでも45年に一度の大雪だったそうで、しかし1日良く降りましたが、みなさま無事にお過ごしでしょうか?
午前中、1回目の雪かきをしましたが1時間もすればたちまち積もってしまい、その後は雪かきする気力も無くなってしまいました。

そんな雪かきの中でちょいと試した道具を紹介します。
アルミ製のアルコールポット「アルポット」です。
アルポット
もともと、釣りの時の車中泊で使っていたものですが、ポット下部に装着したアルコールランプでお湯を沸かすものですが、ご飯も炊くことができる優れもので、一番優れているのは、火が表に出ていないためテントや車の中でも使用できる点です。

特に森林内で裸火を焚くことは、森林火災に繋がりかねないため、多くの団体が冬の寒い季節に参加者にどのように暖を取ってもらうか頭を悩ましている所だと思います。
かく言う森の安全を考える会でお借りしている澤乃井御岳フィールドも冬場は午前中しか日が当たらないため、お昼ご飯は日陰の中で食べることになります。(今月の活動日は暖かかったので助かりましたが…)


使い方は簡単です。
まず、ポットからアルコールランプを取り外し(写真右に写っているレバーをつまむだけで外れます)、芯の所のキャップを外します。
DSCN4217s.jpg
そして、芯に火を付けます。
この部分、小学校や中学校の頃の理科の実験で使ったアルコールランプを彷彿とさせ、まるで童心に返ったようです(笑)

アルコールランプに、ポット本体を被せるように装着し、アルミカップに水(800ccまで入ります)を入れて中蓋をしてわかすだけの簡単さ(火力の調整も、五徳のセッティングも不要です)
火が消えていないかは、下の方にあるのぞき窓から確認できます。
アルポットとワームII
ユニフレームのワームII(右)とツーショット

8分ほどでお湯が沸きます(さすがに火力は強くないため、グラグラとは沸きません)。
アルポット
写真でも分かるように、アルポットのすぐ側に燃えやすいものがあっても引火すること無く安心です。
また、本日の様に強風で吹雪いていても、ポット全体で覆われているため火が消えること無く安定した火力を発揮するため、無風時でも強風時でもお湯が沸くまでの時間は変わりません。

ちなみに、倒して締まった場合でも、アルコールランプからアルコールがこぼれて引火することもありませんでした(アルコールは定められた量以上入れてはいけません)
※本撮影に際して消火器具を準備しておく等、引火に十分配慮してしています。
危ないのでまねをしないように
また、アルコール(燃料用アルコールは、メタノールとエタノールの混合)は、融点が-97℃付近(メタノールの場合)と極めて低いため、低温時でもブチルガスの様に生ガスが吹き出て怖い思いをしたり、火力が上がらなかったりということがありません。


これから、車中泊だけでは無く、フィールドでも活躍しそうな気配がします。


アルポット
製造元:株式会社 大木製作所
http://www.ohki-tokyo.com/out.html

アルポットをAmazonで見てみる




トレーニングマネキン [2013年12月28日(Sat)]
このたび、森の安全を考える会では、CPR(心肺蘇生法)トレーニング用機材として、レールダル社リトルアンを4体購入いたしました。

DSCN3982s.jpg

来年度から、リトルアンをもちいた応急救護講習を開催してゆきますので、是非ともご参加ください。

レールダル社リトルアン
http://www.laerdal.com/jp/doc/60/020020-Little-Anne
新しい道具たち [2013年10月05日(Sat)]
森の安全を考える会に新しい道具が仲間入りしました!!

その名も"二丁差し"
二丁差し 上製品 大B (鉈細身4.5cm巾21cm、鋸27cm)
ようするに、鋸と鉈の二丁を同時に携帯するものです。

鉈は危ないからと活動に使用しない団体さんも多いですが、危ない道具だからこそ正しい使い方を覚えてもらい、安全かつ安心して使って欲しいと思い今回購入いたしました。
これを機会に森の安全を考える会でも、本格的に鉈の安全活動資料の見直しをしようと思います。

ちなみに、今回購入したのは…
高知土佐の西山商会さんの品(いつもお世話になっています)

上製品 大B !!
鉈細身4.5cm巾×長さ21cm
鋸27cm

鋸の刃渡りは、現在使用している鋸にあわせて27cmにしました。
鉈については、西山商会さんに教えていただきながら、ボランティアが使いやすい大きさのものを選んだものです。

ちなみに、片刃と両刃を用意しました。
左利きの方には両刃を使っていただこうと思いまして。

そして、真田紐の付け方が難しいと思っていたところ、吊バンドを紹介いただきましたので、こちらも購入することにしました。
吊バンドの使用感については、またの機会にブログにアップします。

西山商会
http://www.nishiyama-shokai.com/

※今回の道具購入は、オラクル有志の会ボランティア基金のサポートを受け実施しています。
ちょっとした工夫 [2012年12月16日(Sun)]
みなさんは刃物の手入れ(刃研ぎ)の後に油を引いているかと思います。
道具庫などを持たない限りなかなか浸漬タイプ(オイルを貯めたペール缶等に刃を漬ける)の油引きは難しく、多くの方(団体)がスプレータイプのオイルを使われていると思います。
森の安全を考える会でも、呉工業の「CRC556」を使っています。


DSCN2154s.jpg
しかし、スプレー式の場合、オイルが広範囲に広がってしまい、手や柄などにもオイルがついてしまいます。

そこで、ちょっとした工夫でそれを防ぐことができます。
それは、付属の隙間用のエクステンションチューブを適当な長さに切り、それを常時付けて使用するのです。

適当な長さに切る理由はキャップができる様にです。
25mm程度(旧式のキャップの場合は8mm程度)にエクステンションチューブを切ります。
DSCN2162s.jpg
このとき、ペンチやニッパーなどで切ると穴をつぶしてしまいスプレーすることができなくなってしまうため、カッターナイフでころころまわしながら切ります。

DSCN2170s.jpg
そうして切ったエクステンションチューブをスプレーノズルの所に取り付け、スプレーするとオイルの拡散範囲が絞り込まれ、狙ったところに油を引くことができる様になります。

DSCN2157s.jpg

また、キャップに干渉しない長さに切っているため、エクステンションチューブをノズルから取り外す必要なくキャップをすることができます。

これで、オイルの無駄使いも防げます。
お試しあれ。
森林作業時の足下 [2012年12月01日(Sat)]
みなさんは、森林内活動時の足下は何を履いていますか?

森の安全を考える会の代表今泉は、安全靴もしくは長靴を履き、事務局の森中はスパイク足袋もしくはスパイク付長靴を履いています(スパイク好き?)。

今回は、森中がスパイク足袋を新調したのでブログ記事にしてみました。

森林ボランティアを始めた頃は、登山靴(トレッキングシューズ)を作業時に履いていました。
そんな折、当時の仲間だった伊藤さん(現、田中林業)がスパイク足袋がいいよと進めてくれましたが、当時は、どこで購入できるのかが知らなかったことから、「そんなの必要ないよ」って強がっていました(笑)

少し経ったある日、当時住んでいた近くに農協が経営する農家向けのお店が新規オープンしたので冷やかしにいったところ、スパイク足袋が売られていたので、モノは試しと一足(普通一足ですね)購入し、翌月の活動で使ってみたところ、これが良かった\(^O^)/
それ以来、スパイク足袋信者になりました(笑)

その後、ずーとこのスパイク足袋を履き続けてきましたが、いよいよスパイクが摩耗しきってしまったため、今回新調することにしました。


今回、いつもお世話になっている西山商会さんが取り扱っている「SG-8 ACO先丸型スパイク足袋」を選択。
SG-8 ACO先丸型スパイク足袋
このスパイク足袋は、布地がナイロン30%混紡布を使用し、スパイクピンにカーボン鋼を使用しています。
SG-8 ACO先丸型スパイク足袋

これまで使用してきたスパイク足袋(右)に比べ、新しいスパイク足袋のスパイクの長いこと!(当たり前か)
SG-8 ACO先丸型スパイク足袋

2012-12-01 19.39.57.jpg
前のスパイク足袋のスパイクがどれだけすり減っているかが判ります。

明日の活動から新しいスパイク足袋で活動します。
どのくらい違いを感じることができるのか(はじめてスパイク足袋を履いた時の感動をまた味わうことができるのか?)、またブログに書き込みます。
道具のメンテナンス [2012年11月24日(Sat)]
今週に入って一気に寒くなってきました。

来月2日の定例山作業を直前に控えた三連休、夏場使い込んだ道具の手入れをしました。


今回は、持ち手部分へ滑り止めテープを巻きました。
道具メンテナンス:滑り利止めテープ
これまでは、生地むき出しのまま使用してきましたが、最近握力の衰えを感じるようになり、少しでも持ちやすくそして滑らないようにと思い、滑り止めテープを巻いてみました。
鉈を振ったときにすっぽ抜けては危険ですし。


数多くの商品の中から今回選んだのが、新潟の金鎚・ハンマーメーカーである有)須佐製作所さんが出している「G-TAPE」です。
須佐製作所「G-TAPEロング赤」
選んだ理由は、雨や汗で濡れても滑りにくい、テープそのものに粘着テープが貼っていないので巻き直しができること、赤・青・黒・白と色のバリエーションがあること。


テープを巻くところをぬれ雑巾でキレイに拭き取ってから、グリップエンドから巻いて行きます。

G-TAPEは、貼り始め部分はあらかじめ斜めに切られていて、先端には仮止め用の粘着テープが貼られているので、巻き始め易い。

そして、テープを伸ばしながら重ね巻きしていきます(最低5mmは重ねましょう)。
テープが良く伸びるので、鉈の柄など柄が湾曲した上に場所によって太さが異なっていてもたるみを作ることなく巻いて行くことができます。
(写真で、一番奥の鋸柄の様に同じ太さの真っ直ぐのものと、その手前の鉈柄では巻いたときのテープ重なり具合の違いが分かると思います)

そして、巻き終わる最後の部分を斜めに切り落とし、エンドテープで留めます。
1本目は、印を付けてハサミで斜め切りしましたが、2本目以降はエンドテープで留めてから不要テープをナイフで切りそろえました(こっちの方が楽でした)。

自分の道具が一目で分かるようにすべて赤で統一してみました。


同時に鉈鞘の加工をしました。
鉈鞘の加工。鉈にあわせて口を斜めに削り鉈が鞘の中で踊らないようにします。
鉈鞘は鉈よりも大きめに作られているため、鉈が中でガタガタと踊ります。
踊ると、せっかく研いだ刃と鞘がぶつかってしまいます。

そこで、鞘の入り口部分を鉈にあわせて斜めに削り、鉈を収納したときに、刃が鞘とぶつからないように加工してあげます。

来週日曜日は定例作業です。
紅葉はまだまだ続いていいますので、紅葉燃ゆる自然の中での作業を楽しみたいと思います。
定例森林作業(12月):雪起こしと道づくりはこちらから

有)須佐製作所:http://www.tonkachi.com/index2.html

事務局