雷検知器 [2014年08月16日(Sat)]
本日、森中は小淵沢方面へ友人と渓流釣りにでかけました。
東京を出るとき既に小淵沢方面は弱い雨が所々ふっている状況でしたが、現地で状況を見ながらと言うことでいつも通り夜明け前に出発。 最寄りのインターを降りた際は、軽く地面が濡れている程度でしたので、これは大丈夫かと期待しましたが、目指す支流に着く頃には豪雨となり、入溪場所の道は川となってしまいました。 それでも、山ひとつ越えて違う川を目指すと、これがまた全くと言って良いほど降雨の影響がありません。 さすがに南アルプスくらいになると、ここまで違うのかと感心しました。 さて釣果はほどほどに、いやな感じの生暖かい強い風が吹いてきたのと、遠くで雷鳴が聞こえた気がしたので、そこで納竿し帰り支度をし、小淵沢駅に向かって車を走らせていると、朝出会ったような豪雨に。 日頃の山での活動の感が冴えたと感じた瞬間でした。 今回、感にだけ頼らずに雷を察知する機器を紹介します。 アウトドアテクノロジー社のストライクアラート 雷は10km〜20kmの距離であっても、落ちてくる可能性が高いそうです。 しかし、この距離は比較的雷鳴が聞こえにくく、刈払機やチェーンソーといった動力機械がすぐ近くでうなりを上げていれば、なおさら気が付かないことでしょう。 雷鳴がとどろくころには、雷雲は10km以内にいて、いつでも身近に落ちてきてもおかしくない状況になってしまいます。 このストライクアラートは、雷が約60km遠方から近づいて来るのを感知し、早くから警戒することが出来る機器です。 使い方は簡単で、単4電池をセットして主電源を入れるだけ。 機器にボタンはこの主電源しかないので、なんの操作も必要ありません。 唯一の難点は、アメリカ製であるため、表示がマイル表示なところ。 ただし、最近の商品はkm表示を併記しているものが出ているようなので、こちらを探してみると良いでしょう。 私たちは、マイル表示の古いタイプですが、テプラでKm表示を付けて使用しています。 動作は、落雷を感知すると「ビッ」っとなってLEDで、雷までの距離を表示します。 警報音とLEDは距離に応じて変化します。 ・0〜10km(0〜6mile) 「ビッビッビッビッ」 赤色LED点灯 ・10〜19km(6〜12mile) 「ビッビッビッ」 赤色LED点灯 ・19〜38km(12〜24mile) 「ビッビッ」 オレンジ色LED点灯 ・38〜64km(24〜40mile) 「ビッ」 オレンジ色LED点灯 2012年に購入してから2シーズン半ほど使用していますが、作業中にブザーが鳴るとたいがい気が付きます。よく耳に付く音です。 他の方のレビューを見ても多少不快感のあるブザー音だが、危険を教えてくれるものだからこのくらいが妥当では的なものをみかけます。私たちもそう思います。 ただし、難点が。 ・防水でない 基本雷雨が来る前に察知し、避難する前提なので濡れることはないのかもしれませんが、場合によっては降雨に間に合わないこともあるので、やはり防水性能が欲しいところです。 ただ、何度か降られていますが、今のところ壊れていません。 ・オフタイマーが2時間 雷を感知しなくなり2時間が経つと自動的に電源がオフになります。 このため、朝活動前に電源をいれておいても、積乱雲が発達しやすい夕方には電源が切れていることもありえます。 なので、お昼休憩時等の休憩時に電源の確認をする様にしましょう。 ・たまに携帯の電波で誤作動する 最近販売されているロットは改善されているとのレビューもありますが、私たちのは携帯の電波に反応してブザーがなることがたまにあります。 また、パソコンの側だと妨害電波のため正確な測定ができないようです。 Outdoors Technologies(アウトドアーズテクノロジー) 携帯型パーソナル雷警報器(雷検知器)ストライクアラート(StrikeAlert) 【日本正規品】 その他の雷検知器はこちらから Strike Alert HP(Outdoors Technology社)(英語サイト) http://www.strikealert.com/index.html |