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コミュニティ2.0〜地域の夢と希望が奏でるブログ〜
かつて多くの人々が関わり、賑わいをみせていた地域コミュニティは、時代の移り変わりとともに衰退傾向にあります。今、新しい時代にふさわしい新しいコミュニティの姿が求められています。このブログでは、ヒト、モノ、様々な出来事など地域の”楽器”が奏でる「結い」のハーモニーを皆様にご紹介しながら、コミュニティのありたい姿を探っていきます。
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ご近所の底力!レポート その2[2008年09月28日(日)]
 その1はこちらです 


今回は、9月20日(土)に開催された地域活性化セミナーの

パネルディスカッションの模様をご紹介します。


自治会やNPO法人、行政など様々な立場の5人のパネリストの

皆さんから、それぞれの活動事例紹介がありました。




 一関市大東町京津畑自治会

  元気なコミュニティ100選選定団体です。

  世帯数56戸、人口164人、高齢化率45.12%の山里の集落。

  平成3年に発足した自治会が中心となって、少子高齢化を

  逆手に取った事業に前向きに取り組んでいます。

  地域でワークショップを開催し、

  「京津畑ふるさとづくり実践計画」を策定。

  食の文化祭というイベントには、市内外から600人もの

  参加者が集まるようになりました。

  コミュニティビジネスとして、「郷土食研究会やまあい工房」

  を運営しています(農産物加工販売・お惣菜・お弁当販売・

  ゆうパック便での販売など)。


 二戸市浄門の里づくり協議会

  元気なコミュニティ100選選定団体です。

  世帯数19戸、人口76人の集落。

  住民自らが1年がかりで「むらづくり計画」を策定。

  これからのむらの姿や活動目的を定めたことで、

  コミュニティ活動が活発になりました。

  地域の話し合いの場を増やし、

  皆の意見を基に取組み内容を決めています。

  公園・バス停・水車小屋・炭焼小屋の整備や、

  生活排水路の整備、コミュニティセンター建設など、

  各種助成金等を効果的に活用しながら、

  すべて住民の手作りにより完成させました。


 NPO法人レスパイトハウス・ハンズ

  障がいを持つ方々とその家族の皆さんを支援するNPOですが、

  いちのせき市民活動センターの運営など中間支援的役割も担い、

  地域課題解決のための人材養成など、

  地域を元気にするための活動に取り組んでいます。

  一関地方振興局(現県南広域振興局一関総合支所)が主催した

  きらめき・ときめき・未来塾の修了生有志が集まり、

  せっかくできたネットワークを地域のために活かしていこう

  と自主的に活動を継続している

  「未来塾」の事務局も担っています。
  
  企業やNPO、学生、行政など職業や年齢も様々な参加者は、

  お互いに刺激し合いながら、楽しく、自然体での活動を

  続けています。


 久慈市交流促進課

  グリーンツーリズムの先駆けである「バッタリー村」での
  
  首都圏と地元の子供たちとの自然交流体験を目的とした

  「バッタリーキャンプ」等の野外活動を提供する事業を

  平成12年度から行っています。

  受け入れ団体は年々増えて、

  平成20年度は32団体2,694人の受け入れ予定です。

  現在事業を担当している総括主査の向川智之さんは

  旅行代理店との打合せ、学校訪問、プログラム企画・

  マネージメント、そして実際にインストラクターまで

  こなす活躍ぶりで、行政職員の枠を超えて

  できることを地域と一体となってやる、という姿勢で

  活動しているとのことです。


 神田由紀さん〔岩手日報記者〕

  平成18年1月から6月まで、岩手日報に61回連載された

  かの有名な「とことん住民力」を担当しました。

  県内各地のコミュニティの現状や再生に向けてがんばる

  人たちを紹介した記事は、地域コミュニティについて

  私たちが真剣に考えはじめるきっかけともなりました。

  こんな地域にしたい、という想いを共有し、

  できることは自分たちでやる「住民力」の発揮

  呼びかけており、それがこれからの地方分権の時代でも

  一番の基礎になると訴えています。


「とことん住民力」、残念ながら本になる予定はない

とのことですが、岩手日報のホームページ内に掲載されて

いますので、検索すればいつでもWEB上で見ることができます。


パネルディスカッションで印象に残ったのは、

次のようなお話でした。


 成功している地域コミュニティのポイント

  地域の危機感や誇りを共有する場をもっていること

  (住んでいるところを理解している)

  リーダーがいること
  
  行政がゆるやかに地域を支援する仕組みをもっていること

 地域はパイプ役となる行政職員を見つけること
 
   所属うんぬんよりも人と人とのつながり

 地域からの発意のためには、目的やコンセプトを共有すること

 マスコミを効果的に利用し活動を広めること

 行政は地方分権の最終形(未来像)を描いて仕事を!

 地域にもっとお金を!


今回のフォーラムに参加して、

地域活性化の方策は地域によって様々ですが、

根底にあるものは、全国共通なんだなぁと改めて感じました。

前向きに一生懸命に取り組んでいる皆さんのお話は

ストレートに心に響きます。

やっぱり直にお話を聞くのが一番ですね。

もっと多くの皆さんに聞いてほしい内容だったと思いました。
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