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コミュニティ2.0〜地域の夢と希望が奏でるブログ〜
 かつて多くの人々が関わり、賑わいをみせていた地域コミュニティは、 時代の移り変わりとともに衰退傾向にあります。
 今、新しい時代にふさわしい新しいコミュニティの姿が求められています。
 このブログでは、ヒト、モノ、様々な出来事など地域の”楽器”が奏でる「結い」のハーモニーを皆様にご紹介しながら、コミュニティのありたい姿を探っていきます。
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東北圏における地域づくりを考える[2008年07月02日(Wed)]
6月24日(火)に、国土交通省東北地方整備局の主催で開催された

「明日につなぐ地域づくり〜持続可能なコミュニティを

目指して〜」 東北圏広域地方計画シンポジウム 

に参加してきました。



「東北圏広域地方計画」については、恥ずかしながら

よく知りませんでした。

これまで国では、計画策定のため「東北圏の地域力維持向上に

関する調査」を行い、また地方公共団体や有識者との意見交換

会や懇談会を開催するなどして、東北地域の現状把握や課題

抽出、それらを踏まえての東北圏の未来像に係る基礎的議論を

行っており、これから概ね10年間の、東北圏における国土の形成

に関する東北圏広域地方計画を、今後策定予定とのことです。

この計画についての詳細は、こちらのページをご覧下さい。

計画に対する皆さまのご意見も広く募集していることのことです。

=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・

さて、計画は"国土の形成"が大きなテーマですが、

やはりここでも、中心となるのは地域コミュニティを中心とした、

多様な主体が協働しての地域づくりのようで、

シンポジウムのプログラムは次のようなものでした。


★ 基調講演 ★

  「東北圏における協働の地域づくりに向けて」

   高崎経済大学准教授 櫻 井 常 矢 氏

★ パネルディスカッション ★

  「明日につなぐ地域づくり」

   コーディネーター 宮城大学副学長    山 田 晴 義 氏

   パネリスト   NPOアドバイザープランナー  遠 藤 智 栄 氏

           福島県会津坂下町長  竹 内 昰 俊 氏

           村づくりの仕掛人     丸 山  新 氏

   コメンテーター  高崎経済大学准教授  櫻 井 常 矢 氏 
  
           (財)東北開発研究センター 大 泉 太由子氏

           軽米町尾田川農園代表 尾田川 勝 雄氏



数多くの自治体や地域等の現場に入り、地域づくりを応援し

続けている櫻井先生をはじめ、実際にまちづくりを実践して

いる皆さんのお話は、持続可能なコミュニティの形成を目指す

ための取り組みを行う上で大変参考となるとともに、伝えたい

中心の部分は、皆さん非常に似通っていると感じました。

地域が抱える課題は、東北という大きな枠組みの中でも

共通する部分が多いことを改めて認識
し、

連携して取組むことの必要性を、

またまた強く感じたのでした。


シンポジウムで話された概要はおよそ次のとおりです。


ひまわり 地域の現状は

 ★ 国・県・市町村、みんなが地域コミュニティ関連

  の様々な施策を実施 〔地域への過度の期待〕
           
            ↓

   しかし、地域にはまだその準備が出来ていない

   やらされ感だけが残り地域は疲弊している

   精神的に限界になっている地域も出てきている

   また住民主体で、という流れとの矛盾も感じられる

   
 ★ 地域は基本的に現状維持でよい

   何かしなくてはという切実さをあまり感じていない

            ↓

   しかし、少子高齢化の進展は確実でありどの地域にも
 
   必ず問題はあるはず


ひまわり これからの地域づくりに必要なことは

 ★ 価値観の転換

    ハード(開発)からソフト(人と人との繋がり)へ

    地域の魅力に気づくこと

 ★ 丁寧な人間関係づくり 人と人との関係が基本

 ★ 多様な主体が連携した「地域づくり協働体」への展開


ひまわり やってはいけないことは

 ★ すべての地域に画一的な施策や考え方を押し付けること

 ★ 行政等が地域が取組む内容等を示してしまうこと


ひまわり では、やるべきことは

 ★ 地域の皆さんが地域の魅力に気づくこと

    地域の未来を描き、目標をもって取組むこと

 ★ 気づきを促すために地域に外の風を入れること

    他との交流、違う考え方や視点、取り組みを知ること

 ★ 行政は縦割りをやめ総合的な施策を行うこと

 ★ 徹底した情報公開と情報共有を行うこと

 ★ 地域を担う人材を養成するだけでなく、人材の活用の

  場を提供すること


シンポジウムでは、多様な主体による地域づくり組織の

形成の必要性について提言がありました。

コミュニティレベルでの組織、中間支援組織、そして

東北圏レベルでの広域的研究支援組織・・・・

組織形成に当たっては、それぞれの地域に合った仕組み

とすることが最も大切とのことです。

それにはやはり、どういう地域にしたいのか、という

地域のビジョンが必要ですね。



住民のみなさんがやろう!として行うものに失敗なしです。

誰もが、住んでいてよかった、と思える地域に住みたいはず。

そして、自分たちがいいと思うものは、他にも自信を持って

薦められるはずです。


行政や企業の業務改善や経営改善もそうですが、地域について

考え続ける姿勢が、地域の皆さんに自然な形で浸透し、日常の

活動を行っていく中で、何気なく、でもしっかりと活かされて

いくような仕組み・仕掛けづくりが大切なのだと感じました。



これからの地域づくりは、新しい事業を導入して進めると

いうよりは、各地で培われてきた様々な手法、ツールを知り、

地域に合ったものを選んで取組んでいくこと、

とのお話もありました。


これから振興局としての事業展開を考えていくうえでも、

とても参考となるシンポジウムだったと思います。
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http://blog.canpan.info/morikichi/archive/199
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