H29.2.15(水)
今日は、新卒者を中心に施設内研修を行いました。
「スキルアップA研修 : 事故防止」
今回は、実際にユニットで起きた事故を取り上げ 職員が事故を再現・・・
研修参加職員に事故発見者となり、「事故報告書」を記入してもらうという内容でした。
「事故報告書」 何度か書いているが、なかなか書き方が分からない。記入するポイントがつかめない。原因分析が出来ない。など、ほとんどの職員が報告書の記入の仕方を勉強できておらず、今回 改めて「事故報告書の書き方」について研修を開かせて頂きました。
名演技の職員役(Aさん)・おばあちゃん役の(Mさん) どのユニットでも起こりうる転倒事故を再現してくれました。
職員も、集中して観察し 各自それぞれの視点で事故状況を「発見」から「初期対応」まで記入し、グループワークにて事故カンファレンスを実施し 「原因考察」「改善策」を話し合いました。
同じ事故だが、グループによって考えられる原因・改善策も違い 沢山の意見が交わされていました。
職員によって、事故の捉え方が違ったり、考え方が違う事を体験し より多くの職員同士で話し合う大切さを学んで頂けました。
今回、「事故報告書の書き方」「原因分析の仕方」「具体的な改善策の必要性」「カンファレンスの大切さ」「改善策が有効であったのかを確認する事・見直していく事」などを主に伝えさせて頂きました。
なぜ、「事故報告書」が必要なのか?大切なのか?
起こってしまった事故を、しっかりと分析し 同じ事故を繰り返さないようにする事。
何より、痛い思い・辛い思いをお客様にさせないようにする事。
私達、職員は お客様の安全な生活を守る仕事であるという事を再認識できた研修でした。
楽しい日常生活を送って頂く為には、安全な生活が送れるという事が前提にある事。
この研修を開催させて頂き、まだまだ課題はありますが 自分自身、再認識させて頂く研修になりました。
今後も、施設内研修で様々な視点で勉強会を開催し 職員の知識・技術の向上。そして、お客様の安心して過ごせる環境づくりを目指していきたいと思います。