パナソニック創業者、故・松下幸之助が定めた行動指針。
コロナ禍まで、各部署が開く朝会で唱和していたとのこと。
「産業報国の精神」
「公明正大の精神」
「和親一致の精神」
「力闘向上の場の精神」
「礼節謙譲の精神」
「順応同化の精神」
「感謝報恩の精神」
主な経営哲学として、以下紹介されていました。
「赤字は罪悪」
企業は利益から税金を納め、社会の福祉に貢献する。利益を生み出せない経営は、社会に何ら貢献をしていないということになる。
「雨が降れば傘をさす」
雨が降れば傘をさすように、適正な価格で販売し、きちんと代金を集金するなど当たり前のことを実践することが商売成功の秘訣。
「企業は社会の公器」
人財、資金、物資など経営資源は全て社会が生み出したものである以上、社会と共に発展しなければならない。
「衆知経営」
全員の知恵が経営のうえにより多く生かされれば生かされるほど、その会社は発展する・
「水道哲学」
大量生産により、蛇口から水が出るように、「安くて良いモノ」を提供する。
「ダム経営」
経営の安定には、設備、資金、人員、在庫など的確な見通し基づいた適正な余裕が必要。
2021年4月1日に最高経営責任者(CEO)に就いた次期社長楠見雄規氏は、社内向けブログに次のように書き込んだとのこと。
「創業者が目指した姿は、『精神的な安定と、物資の無尽蔵な供給が相まって得られる人生の幸福が安定する』こと。そう考えると、水道哲学の使命環椎にはほど遠い」
Posted by うっちー at 08:36 | 気になる一言 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)