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“技”と“心”を伝えるしごと(その1) [2008年02月05日(Tue)]
京都市東山青少年活動センターで開催された表題の催し物「“技”と“心”を伝えるしごと」(主催:独立行政法人 雇用・能力開発機構京都センター 、財団法人 京都市ユースサービス協会(京都市東山青少年活動センター)<協力:京都ものづくり塾、NPO法人京都匠塾)の1回目が2月2日に開催されました。
今回のゲストは、竹工芸・町家工房『息吹』の細川秀章さんと、京和傘・株式会社日吉屋の鈴川剛司さん。
まず、「体験教室」として、参加者に伝統工芸の仕事を体験してもらう。細川さんから竹を使った「四海波花籠」、鈴川さんから京和傘のミニチュアの体験レクチャーがありました。

京都ものづくり塾でも、総合的学習の時間や、修学旅行などで、ものづくり体験のプログラムをコーディネートすることがありますが、ほとんどの人が、その作業に集中することを目にします。今回もその例に漏れず、全ての参加者が集中してものづくり体験に取り組んでいました。

後半は座談会。お二人をナビゲーターに、そして滋野がコーディネーターとして、参加者からも質問を受けながら会を進めました。

ナビゲーターのお二人とも、伝統産業の仕事に就く前は、一般の企業に勤めており、そこで感じたことが、現在の「ものづくりの仕事」を始めるきっかけになったといいます。

また、お二人の発言で共通していたのは「お客さんのこと、使ってくれる人のことを考えて仕事をしている」ということです。これは、伝統産業に限らず、「仕事」全般について言えることであり、「働く」ということについて考えている参加者にとって、参考になったことと思います。

伝統産業の世界は、現在厳しい状況の中にありますが、その中で常に使い手のことを考え、日々精進と工夫を怠らない、そしてこれからのことを考えている姿勢には交換が持て、また参加者の皆さんにも与えるものは大きかったのではないでしょうか。

次回第2回は2月24日(日)に開催します。
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