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 益田市では、豊かな自然や風土、そして、長年、培われてきた伝統や歴史、文化などを活かして特色ある景観が形成されています。さらに、それらを美化・保全し、次世代に伝承するための活動も行われています。
 このブログでは、「益田市の魅力ある景観」「景観の形成や保全」「次世代への伝承のための活動」「景観に関する各種イベント」などの情報をお伝えし、身近すぎて、見落としがちなまちの魅力について、様々な視点で再発見したいと考えています。

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鏝絵をご存知ですか?[2011年04月27日(Wed)]
  鏝絵[コテ・エ]とは、左官職人が壁を塗る「こて」で絵を描いたものです。

  蔵などにくっついている、あの「レリーフ」のことですね。
 
 みなさんも、どこかで見かけたことがあるのではないでしょうか。


 福を招く物語をはじめ、説話や伝承の登場人物、花鳥風月などが多く描かれる傾向があり、漆喰を着色して用いたカラフルな鏝絵や、白一色のものもあります。

 


 古くから富の象徴として描かれてきた鏝絵。
 益田市には、平成21年度 第17回しまね景観賞で特別賞を受賞した鏝絵があります。



 
  喜阿弥町にあるこの鏝絵は、真っ白な土蔵の壁から、龍が浮き出るように仕上げられています。
  益田市内に現存する鏝絵は、「石見左官」と呼ばれる左官職人によって手懸けられ、現在も約70〜80点の作品が残されているそうです。






 全国的にも、後継者不足は深刻な問題だそうで、ともすれば『幻の技』となりかねない鏝絵の技術ですが、左官の塗り壁が建築物として再評価されるとともに、技術を継承する若者も現れてきているそうです。

 白い壁と赤瓦とが緑の山々と青い空に映えて美しい農村風景の中に、鏝絵の精巧さが光ります。


 石見左官と鏝絵の詳しい情報は、こちらのホームページから

  「鏝なみ・はいけん」  http://www.kotenami.jp/index.html

Posted by 景観担当 at 16:20 | 中山間地の景観 | この記事のURL | コメント(0)

UFO!?[2011年04月27日(Wed)]
益田市の市街地から国道191号を広島方面に向かっていくと・・・

 トンネルを抜けたすぐ左側に・・・・・ちょっと目をひく建物を見ることができます。




 こう遠目に見ると、まるでUFOが着陸したような錯覚・・・?

 “さくらドーム”と命名された施設で、ドームの中では、テニスやフットサルなどを楽しむことができる地域のスポーツの拠点です。周囲には、サッカー場もあり、様々な大会に活用されています。

 山間に突如出現したようなイメージですが、春は、その名のとおり桜に囲まれたり、菜の花とも相性がよく、不思議と田園風景に馴染んで見えます。ここに、スポーツなどのイベントを通じた地域の賑わいがあるからかもしれません。

Posted by 景観担当 at 14:32 | 公共施設 | この記事のURL | コメント(0)

真砂のさくら PART3  [2011年04月14日(Thu)]
  レポートに間が空いてしまった真砂の桜ですが、只今満開です!
  


  昨日の4月13日には、毎年恒例の「真砂小・中学校 お花見給食」が行われ、満開の桜の下でのランチを楽しんだそうです。
 少し肌寒い日が続いたせいか、菜の花と桜の見ごろが同時期になり、一気に春がやってきた感じですね花


4月3日(日)に開催されたさくら祭りには、残念ながら開花が間に合いませんでした。
 

  そうそう!
  さくら祭り会場では、この「桜を守る活動」がまちづくり景観賞を受賞したことのPRもされていました。
 



  桜を守る活動は、地区のみなさんが中学校の桜を大切にしたいという共通の思いを持って、取り組まれています。桜の苔落としをはじめ、樹医さんを招いて病気の枝を切って治療したり、年に数回肥料をやったりしているそうです。
  益田の景観を彩る活動のひとつなので、ぜひ継続してほしいです。






毎年夜間のライトアップも行われているので、夜桜見物もおススメです。
雨の降らないうちに、みなさま、いかがでしょうか。。。 

Posted by 景観担当 at 15:55 | 第1回景観賞 | この記事のURL | コメント(0)

人にやさしい施設を・・・[2011年04月14日(Thu)]


運動公園に整備されている野球場。
このたび、スタンドを改修し、模様替えです。
スタントの座席は、ゆったりめのバリアフリー設計です。このスペースは、「思いやりスペース」と命名され、誰もが使いやすい場所となるようイメージされています。

 






































 スタンドへの通路もスロープ化され、車いすの方や階段での昇降を苦手とする方もらくらくと観客席に入ることができます。さらに、施設の色合いも周囲に配慮し、“一際目立つ”ということがなく周囲に溶け込んだ雰囲気も持ちました。
 運動公園でスポーツに参加して汗を流すだけでなく、新しい球場で野球観戦することも楽しみの一つに加わり、また、模様替えした施設を巡るのも楽しいかもしれません。

Posted by 景観担当 at 15:32 | 公共施設 | この記事のURL | コメント(0)

菜の花が見ごろです[2011年04月13日(Wed)]
  第1回まちづくり景観賞に応募していただいた、安田地区の菜の花が見ごろを迎えています。
  


  
   

 (この写真は、先々週に撮影したものです)
 

 








 きれいに畝を作って植えられているのが分かりますね!

 この活動には、団塊の世代の方や、退職された方、I・Uターンで地元におられる方など、地区のみなさんが協力して取り組まれているそうです。





 休耕田や荒れ地を「何とかしたい」という思いから始まった活動だそうですが、
現在では、

  「“菜の花=安田地区”という代名詞になれば」
  「益田の名所の一つになることを目指して」
 
 という地域をPRする思いへと膨らんでいるそうです。
 
 水田に植えられた菜の花は、緑肥としてすきこまれ、おいしいお米を生産します。
 休耕田で収穫された菜種は「菜種油」に加工し、販売するそうです。

 香りと味がとてもよく、固定客も付いたという「菜種油」は、450ml入りで7月下旬〜8月頃に販売を予定されているそうです。

 菜の花の後には大豆を植える計画もあるそうで、地区のみなさんで「地元のいいところを作っていこう」という心意気が感じられ、今後が楽しみです。

Posted by 景観担当 at 16:34 | 第1回景観賞 | この記事のURL | コメント(0)