相馬宇多郷神楽 [2012年09月20日(Thu)]
まつり基金でご支援させていただいた、相馬市神楽保存会が出演する 雷神社例大祭(秋祭り)が、9月22日〜23日に行われます。 この地区の神楽は、相馬宇多郷の神楽と呼ばれています。 ヤマセによる冷害で頻繁に飢饉に悩まされてきた農民が、豊作への願いを込めて奉納しているものです。 旧相馬藩に7つあった郷でそれぞれ継承されていた神楽のうち最も古い形を残しているとされていて、 県の無形民俗文化財に指定されているんです。 春祭りには私も参加させていただき、日本財団ブログマガジンに記事をUPさせていただいています。 ブログマガジンはこちらから → 相馬の獅子神楽が復活 震災後初の奉納 子どもの頃の記憶に獅子舞はあるのですが、ここの獅子神楽は本当に素晴らしいです! 私の記憶にある獅子は、ぱくぱくと口を開け閉めして、1軒ずつ家を回って 頭を噛んでくれていました。 これは獅子舞で、最も多いタイプだと思われます。 獅子神楽は、うたに合わせて獅子がいろんな表情を見せてくれます。 地区によって、節も舞い方も異なり、それもまたおもしろいです。 被災したけれど復活した獅子神楽。ぜひ多くの方に見ていただきたいなと思います。 |