CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«原発問題住民運動宮城県連絡センターがブログを開設しました | Main | 原発事故被害の賠償請求を進めるために相談センターを設立しました»
カテゴリアーカイブ
プロフィール

さんの画像
復興は被災者が主人公
プロフィール
ブログ
月別アーカイブ
<< 2012年08月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新コメント
福永宗億
事務所が決まりました。 (09/24)
メディカル・メガバンク構想には慎重な対応を―記者会見で『提言』を発表しました [2012年02月16日(Thu)]

 東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターは、2月16日に宮城県町内で記者会見し、 「メディカル・メガバンク構想」について、立ち止まって考えなおすことを求める「提言」を発表しました。県内の180の研究機関等に送付することにしています。

120216.doc


  ← 「提言」の全文はこちらです。


【概要】
 「東北メディカル・メガバンク構想」は、被災した気仙沼・石巻圏の地域住民のヒトゲノム(遺伝子情報)のコホート(地域疫学的)調査研究を内容として2011年8月の宮城県復興計画(最終案)に盛り込まれました。医療・福祉のICT(情報通信技術)構築と並行して、国家的プロジェクトの位置づけで各省庁予算にも計上されました。(文科省・総務省・厚労省合わせてICT及びメガバンク関連で計889億円)。それに基づき、2011年11月15日みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会が開催され、県及び関連各団体はその具体化に動き出しています。
 ヒトゲノム医学は、再生医療と並んで、医学医療のイノベーションを実現する一つとして近年注目され、癌や認知症の診断・治療、個人個人に適合したいわゆるオーダーメイド医療などを可能にするものとして期待され、国際的にも医薬関連産業を巻き込みながら熾烈な競合の中にあります。
 しかし、このプロジェクトが被災して非常時にある地域住民にとってふさわしい計画なのか、なによりも被災地自治体や被災者と十分相談しながら進められていないところに不安や疑問があります。特に、ヒトゲノムは究極の個人情報と言われ、その調査研究には、提供者との信頼関係の上に立った時間をかけた丁寧な合意形成と、提供されたゲノムデータ管理の万全なセキュリティが欠かせません。
 すでに、動き出したプロジェクトですが、倫理問題や人権問題、セキュリティ問題によって実践が破綻するのを回避するためにも、関係者が一度立ち止り、ゲノム医学や倫理学、情報セキュリティの専門家、久山町や長浜市など先進地域のゲノムコホートの実践経験、被災自治体や被災地の医療福祉関係者、地域住民の意見を十分聞きながら、慎重に検討されることを希望します。
コメントする
コメント