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■■■■第5回 2011みやぎアピール大集会に300人・大行進に150人が集結!(報告はニュースをご覧下さい)■■■■
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炎「みやぎアピール大行動2011 被災地は訴える!今こそ確かな障がい者制度改革を」報告
炎(12/10)自立支援法廃止と新法づくりを確かなものにロビーイング活動報告
花(8/2実施)宮城県村井知事との面談報告
怒り自立支援法改正案に関する緊急行動をおこないます!
キラキラ奥山仙台市長と面談をおこないました
笑顔2010年『3・21みやぎアピール大行動』を終えて(報告)
サボテン宮城県から再質問状に対する回答がきました
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宮城県議会議員選挙公開質問状 佐々木なつえ 氏 回答 [2023年10月06日(Fri)]
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状
佐々木なつえ 氏 回答
Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1
上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1
再編統合・移転に賛成 (  )
再編統合・移転に反対 ( 〇 )
   その他     (  )
  
Q2
この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2
人口減少が進む中、仙台市を含めた県内地域医療をどうしていくのかは重要課題です。また、県立精神医療センターの建替えは早期に着手しなければなりません。しかし、今、知事が進める4病院の再編については、十分な情報提供、及び患者、地域住民、医療、福祉関係者等、当事者の声を聴取する議会が不足しています。これまでの議論に固執することなく当事者、専門家の声を聞き、より丁寧な議論を行うべきです。
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:49 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
宮城県議会議員選挙公開質問状 松本由男 氏 回答 [2023年10月06日(Fri)]
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状
  松本由男 氏 回答
Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1
上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1
再編統合・移転に賛成 (  )
再編統合・移転に反対 (  )
   その他     ( 〇 )  賛成・反対に資する判断材料が示されていない。
  
Q2
この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2
4病院再編については、患者や県民、医療機関、当該審議会などからの不安や懸念、異論が多く寄せられている。
知事にあっては、このような状況に鑑み、今一度、原点に立ち返り、4病院再編の目的、議論する組織、進め方などを明らかにして、県民・議会への説明を尽くし、手順を踏んで、丁寧に進めるべきと思料する。
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:44 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
宮城県議会議員選挙公開質問状 石田一也 氏 回答  [2023年10月06日(Fri)]
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状
  石田一也 氏 回答
Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1 
上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1 
再編統合・移転に賛成 (  )
再編統合・移転に反対 ( 〇 )
   その他     (  )
  
Q2
この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2
県立精神医療センターの移転構想については、福祉や介護、当事者の視点が欠けています。あわせて、周産期医療、救急医療に関する懸念に対し、明確な代替え案が示されていません。一旦リセットし、人口減少局面での地域医療体制構築に向け、徹底的に協議すべきです。
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:40 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
宮城県議会議員選挙公開質問状 高橋克也 氏 回答 [2023年10月06日(Fri)]
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状
  高橋克也 氏 回答
Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1
上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1
再編統合・移転に賛成 ( 〇 )
再編統合・移転に反対 (  )
   その他     (  )
  
Q2
この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2
賛成です。しかし、時期尚早と考えます。 人口減少と、仙台市の過密医療を考えば、再編は医療政策として大事とし、知事の判断を後押しします。
その上で関係各位、地域との連携は必須と考えます。
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:35 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
宮城県議会議員選挙公開質問状 外崎浩子 氏 回答 [2023年10月06日(Fri)]
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状
 外崎浩子 氏 回答
Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1 
上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1
再編統合・移転に賛成 (  )
再編統合・移転に反対 ( 〇 )
   その他     (  )
  
Q2
この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2
まだまだ県と市の連携が足らず、説明も充分ではない中、強行に進めることは後々課題が残ると思います。ますます丁寧な対応が必要と思います。
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:31 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
宮城県議会議員選挙公開質問状 藤原ますえい 氏 回答 [2023年10月06日(Fri)]
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状
  藤原ますえい 氏 回答
Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1
上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1 
再編統合・移転に賛成 (  )
再編統合・移転に反対 ( 〇 )
     その他    (  )
  
Q2 この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2
・そもそも患者・病院職員・地域住民・精神保健福祉審議会など、関係する人が賛成できない構想を意見も聞かず強行するのは民主主義でない。
・構想自体に問題あり。国がすすめる医療・福祉きりすての地域医療構想に即したもので、今の地域医療や地域包括ケアを破壊する。
・精神保健医療は医療、くらし、福祉など、永年つちかった地域ネットワークが絶対必要である。今までの関係者の努力を無にするようなやり方・内容は認められない。
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:25 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
宮城県議会議員選挙公開質問状 かっち恵 氏 回答 [2023年10月06日(Fri)]
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状
かっち恵 氏 回答
Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1 上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1
 再編統合・移転に賛成 (  )
再編統合・移転に反対 ( 〇 ) 絶対反対(かっち氏追記) 
   その他     (  )

Q2
この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2
精神医療センターは、60年以上かけて、地域に溶け込み、現在はグループホームや訪問看護等地域で安心して暮らし続けられるシステムが構築されている。 富谷に移転することにより、これまでの体制が壊され、またいちから作り直すのは、当事者や家族を置き去りにすることとなる。 また、すべての病院がその地域で重要な役割を担っており、これは地域医療の崩壊につながる恐れがある。当事者、家族、地域住民、働く者を置き去りにした一方的な4病院再編には断固反対、白紙撤回を求める。 宮城は他の医療圏も周産期医療など問題がある。全県的にしっかりと地域医療を見直すべきと考える。
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:15 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年宮城県議会議員選挙公開質問状について [2023年10月06日(Fri)]
実行委員会では、宮城県議会議員選挙(10月13日告示、10月22日投開票)にあたって、仙台市選挙区立候補予定者に対し以下の通り、公開質問状を送付いたしました。

いただいた回答は、当ブログで順次公開いたします。

以下、質問状
みやぎアピール大行動実行委員会
宮城県議会議員選挙に際しての障害者福祉に関する公開質問状

Q.県立精神医療センターを含む4病院再編統合・移転問題について
 2021年9月に示された4病院再編統合・移転案は、通院している患者ばかりでなく、従事者や病院近隣住民を不安と混乱に陥れています。この4つの病院は、長年幅広い分野で医療に取り組んでおり、患者とりわけ障害当事者・家族にとって必要不可欠な病院です。県が示した計画のとおりに、これらの病院が移転・再編された場合、障害者・患者・家族の暮らしや療養に甚大な影響を及ぼします。そうであるにもかかわらず、こうした不安や懸念に対して、いまだ知事や県当局からはこれらを払しょくする説明はありません。そして、統合・移転計画に反対し、撤回を求める声は日増しに高まっています。
この一連の状況をふまえて、下記の通り質問いたします。

Q 1
上記4病院再編統合・移転についての賛否についてお答えください。
※次のいずれかに〇を記入ください。
A1
 再編統合・移転に賛成 (  )
再編統合・移転に反対 (  )
    その他     (  )
  
Q2
この問題について200字以内で貴殿のお考えをご記入ください。
A2

以上、質問状
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 15:00 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
実行委員会 [2023年09月16日(Sat)]
9月13日に実行委員会を開催しました。

大行動の感想や反省を述べ合い、新たな1年が始まったと確認しました。

また、来月の宮城県議会選挙への対応について協議しました。
目下の課題である4病院問題に絞って、公開質問状を検討していきます。

そのほか関連事項を協議しました。

次回会議は以下のとおりです。
事務局会議 9月26日(火) 19:00〜福祉プラザ
実行委員会 10月12日(木) 19:00〜福祉プラザ

以上
文責:及川
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 11:32 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
みやぎアピール大行動2023 開催 [2023年09月08日(Fri)]
9月3日にみやぎアピール大行動2023を「しょうがい者が当たり前に生きられる社会へ」をメインテーマに、せんだいメディアテーク・オープンスクエアで開催いたしました。
大集会に120名、大行進には100名の参加をいただきました。
誤算いただきありがとうございました。

【大集会】
開会 鷲見俊雄
講演 参議院議員 木村英子さん
当事者アピール
 ・青木もらんさん(仮名) 「県立精神医療センター富谷市移転反対」WEB署名発起人
 ・山形純さん トランス・アドボケイツ
 ・東二郎さん(仮名) 優生保護法裁判原告 代読
 ・菅原伸哉さん 一般社団法人 宮城県聴覚障害者協会副会長
アピール文採択

【大行進】
せんだいメディアテーク〜定禅寺通り〜一番丁買物公園〜青葉通り〜仙都会館前流れ解散

大集会では第一部で、参議院議員・木村英子さんにご講演いただき、これまでの経験。活動についてお話しいただきました。
十分な介護、療養が得られなかった施設時代、社会と自分、障害について考え、行動した高校時代。地域生活へ飛び込んでからの苦労と実践、そして国会での奮闘を伺いました。

第2部の当事者アピールでは、県立精神医療センター富谷市移転反対のWEB署名を一人で立ち上げ活動を続けている青木もらんさんより、精神医療センターを含む再編問題がいかに理不尽で関係者を困難に陥れているかについて。
トランスアドボケイツの山形純さんからは、性的少数者が求めていることは同等の「権利」であること。
現在優生保護法裁判を闘っている原告の東二郎さん(仮名)からは、勝手に強制不妊手術をされたり、虐待されて悲しかったこと。そして今、裁判にかける思いをしたためたメッセージをいただき、代読しました。
宮城県聴覚障害者協会副会長の菅原伸哉さんからは、手話言語条例が制定されて以降の動きと、手話言語を使うろう者がいることを理解してほしい、とメッセージをいただきました。

大行進にも多くの方に引き続き参加いただき、仙台の中心で自らの存在を叫びました。

また1年が始まります。

しょうがい者があたりまえに生きられる社会へ
みやぎアピール大行動2023 アピール


 「あたりまえに生きる」「自分らしく生きる」という言葉には、穏やかでとても積極的な響きがある。誰もがそうありたいと願うだろう。
しかし、しょうがい者やマイノリティーにとってそれはとても難しい。多くの生きにくさや障壁を一つひとつ破っていかなければ実現できないからだ。差別や偏見、無理解のほか、設備や制度の不備などである。
こうした生きにくさや障壁をなくしていくための闘いはいたるところで続けられてきた。時に悔しさや怒りを力に変えて、動かぬ体を張って。「私たちの声を、思いを聞け」「私たち抜きに私たちのことを決めるな」と。同じ地域、隣近所でともに生活することを求め続けてきたのである。
こうした声によって、障害者権利条約や様々な法律、制度として形になりつつある。
とはいえ相談支援や介護制度といった地域生活を支える仕組みも「全国一律」という掛け声とは裏腹に、地域格差が大きい。
本人や家族の意志に反して暮らす場、学ぶ場を分けられている状況も、大きな方針としては転換されつつあるが、国や行政の関連施策からは必要な仕組みを積極的に整えようという意識は感じられない。
 2022年8月には障害者権利条約批准後初めての対日審査が行われ、翌月には障害者権利委員会からの総括所見が日本政府に示された。総括所見では、特に障害者の施設入所を減らすための具体的な措置を迅速にとること、また、インクルーシブ教育を具体的に進めることを強い言葉で求めている。これらのことは、長い間私たちが願い続けてきたことでもある。権利条約が当事者の声からできあがったことを忘れてはならない。
 「あたりまえに生きる」「自分らしく生きる」という素朴な言葉に込められている意味を今一度かみしめながら「共に生きる社会」を目指して、私たちは声を上げ続ける。
私たちはこれまで、障害者の生活をより困難なものにした障害者自立支援法に反対する運動で連帯してきた。これからもこの場に集まった仲間、集えずとも同じ思いを強く持っている仲間たちとともに、障害の有無やさまざまな立場を越え共に暮らせるみやぎをつくっていこう。そして、本日、みやぎアピール大行動に結集した私たちは、自信と誇りを胸に、17回目の街へ出よう。

2023年9月3日
みやぎアピール大行動2023 参加者一同


後記:更新を途絶えさせないよう・・・
(文責:及川)
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 14:10 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)