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仙台市議会本会議場傍聴席階段昇降リフト試乗会 [2019年06月04日(Tue)]
5月9日(木)に仙台市議会本会議場傍聴席階段昇降リフトの試乗を実施しました。

仙台市役所本庁舎及び議会施設は築50年以上で、本会議場傍聴席への通路は階段しかありません。
これまでは旧式の昇降機のみで、手動車いすに乗り移れる人しか傍聴席に行けませんでした。

このほど、階段にエスカルが設置されたため、車いすユーザー5名が参加し、試乗会を実施しました。
結果としては全員が昇降することはできました。昇降機の動き自体は力強いように思いました。

しかし、設置場所の環境が悪く、全く評価できるものではありません。
我々は「利用できる人が限られ、費用もかかる昇降リフトではなく、議場内に傍聴スペースを設けて欲しい」と活動してきました。それが聞き入れられずに設置された昇降リフトなのです。

試乗しての問題としては、
・上の階も下の階も、かごが浮いた状況で乗り降りになります。
 かごも長さ120cm・幅70cmで、幅が狭いので踏み外す恐怖感がとてもあります。
・転落防止?のバーも、かごの幅に合わせてあるので比較的短く、頭やヘッドレストにぶつかり
 ます。バーが下りないと当然動きません。
・階段途中に天井が低い部分があります。頭や車いすがぶつかる人は多いでしょう。
 昇降途中のかごの中で車いすを前後に動かし、天井をかわす必要があります。
 あのリフトは、乗っている間にブレーキをはずしてもいいようです。
・職員からは進行方向後ろ向きに乗るように指示されます。電動車いすで自分で操作して
 乗り込む場合、かごの様子が見えないので、時間もかかる上やはり怖いです。
・階段幅ギリギリでつくってあるため、途中で停止したり災害時などにかごの周り(特に横)に人が
 行けず対応が難しいと思います。
・傍聴希望者が多数のときの車いすユーザーの通し方はどうするのか?
などが挙げられます。

試乗会の様子は新聞・テレビでも報道もされました
河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190510_13020.html
市議の話として『議会の一部に「神聖な場に議員以外はふさわしくない」などの意見があり』
とはっきりと載りました。

今後、議会傍聴など関連活動を続けていきます
※団体内報告メール一部編集

文責:及川
Posted by みやぎアピール大行動実行委員会 at 11:24 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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