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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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★経営のための会計★
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求める成果を数値化し、精度を高める [2019年01月13日(Sun)]
トラヴィス・ソーチック『ビッグデータ・ベースボール』(Big Data Baseball
副題は「20年連続負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法」
Math, Miracles, and the End of a 20-Year Losing Streak)
img409.jpg

第3章「データの裏付け」より――
BIS(ベースボール・インフォ・ソリューションズ)において、
デュワンはメジャーリーグの全試合――年間2430試合のすべてのプレイを
見るために、ビデオスカウトを採用した。
(…)BISのビデオスカウトは、
それぞれの打球のグラウンド上の落下地点あるいは捕球地点を正確に記録し、
その位置を座標に変換し、コンピューター・データベースの情報として蓄積する。
ビル・ジェームズの「プロジェクト・スコアシート」では、
グラウンド上をカバーする均一の格子を使用して、
どの区域にボールが落下したかを記すだけにとどまっていた
2009年、BISは打球の強さに関してもより正確な測定を開始した。
フライやライナーの場合は、打球が落下するか捕球されるまでの滞空時間を
ストップウォッチ風の表示で計測する。内野ゴロの場合は、
投球がバットに当たってから内野手が最初に打球に触れるまでの時間が計測される。
そのデータに基づき、BISは野手が処理した打球の数が、
同じ守備位置のリーグ平均と比べてどのくらい多いか、あるいは少ないかを記録する。
野手はポイントを引かれたり、加えられたりする。
プラス・マイナスのポイントは、それぞれの野手の防いだ得点の数が
リーグ平均と比べてどのくらい多いか、あるいは少ないかを数値化
するために、
得点価値へと変換される。これを「守備防御点」という。
それ以前の野手は、
主に「エラー」という主観的な統計によって守備力を判断されていた。
エラーは公式記録員の判断で決まる。
打球に対する野手の守備範囲の広さなど、より重要な要素に関しては、
誰一人としてきちんとした裏付けのある説明ができなかった。

【守備率】・・・ 野球の守備に関する伝統的な指標
・守備率 =(刺殺+補殺)÷(刺殺+補殺+失策)
・その選手が守備をする機会の中でエラーしなかった割合
計算するのはきわめて簡単だが
その数字で「守備力の価値」を評価できるか
・守備率が高い(エラーをしない)ことが「求める成果」なのか?
狭い守備範囲で難しい打球にはムリしなければ守備率は高くなる
 ――それでいいのか
・守備に求める成果は「失点を防ぐ」ことで「勝利への貢献」ひらめき
広い守備範囲で難しい打球にも果敢に挑戦することで失点を防ぐ
 ――「エラーをしなかったか」ではなく「どれだけ失点を防いだか」
・守備防御点(Defensive Runs Saved, DRS)


「物事をありのままに見る」ことで「原理原則」を知り
正しい経営判断ができる可能性を高めることはできる
そのためには、
店で起きるあらゆる現象を観察し、
可能な限り、数値や客観的なデータに置き換えて、因果関係を考える
ことだ。
こうした考え方を前提にPDCAのサイクルを回し続けることが
勘に頼らない科学的な経営をするということだ
その際、心構えとして大切なのは自戒し続けること。
そうすれば、何が問題なのかを探るときに
立地が悪いとか景気が悪いとか外的要因のせいにしてしまって
判断を誤るケースは減るはずだ。
客観的な事実に基づいて仮説を立てて、実行し、検証する
これはサイエンス(科学)の手法そのものだ。
自分の無知を知り、事実の前に謙虚でなければならないのは
科学者も飲食店経営者も同じである。
正垣泰彦『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』

成し遂げたことではなく、
成し遂げられたはずのことを基準に自分を測る。

ジョン・ウッデン『育てる技術』

ほどんどの組織のどこかに、良質で役に立つデータが存在している
だが、情報が流れることによってはじめて、
あなたは社員の力を最大限に引き出し、顧客から学ぶことができる。
「良質」な情報の「迅速」な流れこそ、あなたの会社の命運を握るカギなのだ。
ビル・ゲイツ『思考スピードの経営』

<ダメな店の3条件>
1.動かない 2.考えない 3.自分を不満に思わない

川勝宣昭『日本電産 永守重信社長からのファクス42枚』

今までと同じやり方では、同じ結果で進歩なし ―― 20+1年連続負け越し
常識や過去を捨て、新しいやり方で戦いを挑む ―― 退路を断って前進あるのみ
(×戦いに挑む、○戦いを挑む)
2019.jpg
私の今年の一文字は「攻」

経営は論理の積み重ねである。
常に論理的に考え、攻める姿勢が必要なのだ。
自分の頭で考えないで他人の真似をするのが、経営者として一番危険な人なのである。
論理的に考える人は、その結論を導き出した経緯について筋道立てて説明できる。
また説明をしているうちに考え方を論理的に整理することもある。
他に対して説明する能力も経営者にとって大事な資質である。
『小倉昌男 経営学』

本書カバーのそで(表紙側)
img411.jpg
「今日を変えていこう。愛を込めて。クリント」

そんななかでも大事なことは、
ことしは去年のままであってはならないということ、
きょうは昨日のままであってはならないということ、そして
明日はきょうのままであってはならないということである。
万物は日に新た。
人の営みもまた、天地とともに日に新たでなければならない。
「この日この朝」/松下幸之助『続・道をひらく』

日に新たであるためには、いつも「なぜ」と問わねばならぬ。
そしてその答を、自分でも考え、また他にも教えを求める。
素直で私心なく、熱心で一生懸命ならば、
「なぜ」と問うタネは随所にある。

それを見失って、きょうはきのうの如く、あすもきょうの如く、
十年一日の如き形式に堕したとき、その人の進歩はとまる。
社会の進歩もとまる。
繁栄は「なぜ」と問うところから生まれてくるのである。
「なぜ」/松下幸之助『道をひらく』


この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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