交換さえ想定すれば心を読む必要はない
[2017年12月14日(Thu)]
養老孟司『遺言。』より――
―― 顧客志向であれ、顧客起点であれ、
東京に向かう新幹線の車窓から(2017.12.12)
交換はいわゆる操作的な概念であって、
交換さえ想定すれば「心を読む」必要はない。
私はそう考える。
自分が相手の立場だったら、どうするか。
それはあくまでも自分についての思考であって、
相手の心を読んでいるのではない。
心理学者が「心を読みたがる」のはよくわかるが、
「読んでいるのは自分だ」というチェックは
常に必要であろう。(p.59)
交換さえ想定すれば「心を読む」必要はない。
私はそう考える。
自分が相手の立場だったら、どうするか。
それはあくまでも自分についての思考であって、
相手の心を読んでいるのではない。
心理学者が「心を読みたがる」のはよくわかるが、
「読んでいるのは自分だ」というチェックは
常に必要であろう。(p.59)
―― 顧客志向であれ、顧客起点であれ、
お客様のためになることを考えているのも、
お客様の立場に立って考えているのも、
考えているのは自分だということを常に忘れてはならない ・・・ 確かに
交換(心の通い合い?)さえ想定すれば、心を読む必要はない ・・・ということか
お客様の立場に立って考えているのも、
考えているのは自分だということを常に忘れてはならない ・・・ 確かに
交換(心の通い合い?)さえ想定すれば、心を読む必要はない ・・・ということか
物が動いて、お金が動いて、それで一応、商売は成り立つ。
しかしもう一つ、根本的に大事なことは、
物やお金とともに、人の心もまたこれに乗って、
移り動いていかなければならないということである。
単に物を作り、物を売り、そしてお金を得ているというだけなら、
商売とはまことに索漠としたものになってしまう。
物と合わせて心を作り、物とともに心を売り、
そしてお金とともに心をいただく。
つまり物やお金が通い合うだけでなく、
お互いの心が通い合うことがきわめて大切。
そこに商売の真の喜びや味わいと言うものがある。
松下幸之助『商いの心』
しかしもう一つ、根本的に大事なことは、
物やお金とともに、人の心もまたこれに乗って、
移り動いていかなければならないということである。
単に物を作り、物を売り、そしてお金を得ているというだけなら、
商売とはまことに索漠としたものになってしまう。
物と合わせて心を作り、物とともに心を売り、
そしてお金とともに心をいただく。
つまり物やお金が通い合うだけでなく、
お互いの心が通い合うことがきわめて大切。
そこに商売の真の喜びや味わいと言うものがある。
松下幸之助『商いの心』
東京に向かう新幹線の車窓から(2017.12.12)
この続きはまた明日
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。