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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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矢印の方向 [2017年06月10日(Sat)]
北御堂さんの今月の言葉(2017/6)
201706.jpg
わたしの願いは執着となるが
わたしへの願いは支えとなる

――「わたしの願い」と問われたら・・・(相手に関係なく答えられる)自己中心の自分の欲
が、「わたしへの願い」と訊かれたら・・・(そうはいかない)だからどうする
・ わたしの(わたしへの)願い<わたし → わたし>
・ わたしの(自分以外の誰かへの)願い<わたし → 自分以外の誰か>
・(自分以外の誰かの)わたしへの願い<自分以外の誰か → わたし
・(わたしの)わたしへの願い<わたし → わたし

---------------------------
以下、松下幸之助歴史館のメモリアルウィーク特別展(2008)の展示パネルより――
「仕入先に感謝して物をつくっているか」
昭和30年代のこと、新製品の決裁に訪れたある事業部の製造部長に、
「この部品の値段はいくらだ」と創業者が聞いた。
「○○円です」
「本当にそうか」
「はい、そうです」と製造部長は言い切った。
すると創業者は「資材台帳を見せろ」と、
台帳を工場から取り寄せさせ、その台帳を見ながら一つひとつ訊ねた。
しどろもどろで答える製造部長に、創業者が言った。
「君の部下はかわいそうだな。君は感謝して物をつくっとらん
自分の大事な仕入先が、いい部品を納期どおりに下さる。
歩留まりのいい部品ばかりを下さって、作らせていただいてるんだ。
これだけ立派な部品をいただいてありがたいと感謝すれば、
真心のこもった製品ができる

ところが、『おい、買ってやろう』とか、
『あそこのメーカーやここのメーカーと比べると君のところは高い。
もっと安くしないと買えないぞ』というような
上っ調子なことでやっていれば、君の部下もそういうことをするだろう。
それでは本当の資材の人間はできん
君が本当にこの部品はありがたいと思ったら
この部品の心が全部自分に移る
はずだ。
値段から品質、性能まで、全部身体で覚えるんだ。
上っ調子で買っているから身体で覚えていないんだ
下を向いたまま直立不動の製造部長に、創業者はさらに続けた。
「いいか、君は明日から会社へ出てくるな。君の仕事は俺がやってやる。
だから君は、部品や材料を供給して下さる仕入先を全部回れ。
それで、
『お世話になっております。
部下が失礼なことを申し上げているかもしれませんが、
本当に感謝しております。
ついては、この部品はどういう原料からどういう工程を経て
できているんでしょうか』
と、一軒一軒回って勉強させてもらってこい
そうすれば心の通った話し合いができる
我われが、簡単に『納期どおりに間に合わせよ』と言ったことに対して、
先方は徹夜してでも送って下さっているということが
身にしみてわかるようになってくる。
そういう心を受け取らずに、ただ上っ面だけでやっていてはいかん
翌日から、製造部長は一軒ずつ仕入先を回り、
毎日必ず創業者にレポートを送った。
そして、十数日間まわった後、創業者のところへ行き、報告した。
「世の中は持ちつ持たれつ、本当に皆さんに支えられて
 自分たちが製品を作らせていただいているということが
 しみじみわかりました」

創業者は言った。
世の中というものはそういうものだ
 わかったらそれでいい。もう一度、元の職へ戻れ」
---------------------------
<私たちの遵奉すべき精神>
一、感謝報恩の精神
感謝報恩の念は吾人(ごじん)に無限の悦びと活力を与うるものにして
此の念深き処如何なる艱難(かんなん)をも克服するを得
真の幸福を招来する根源となるものなり


わたしの願いは執着となるが、わたしへの願いは支えとなる

この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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