何かをしよう(坂村真民記念館)
[2017年05月04日(Thu)]
先月27日に広島へ出張したその足で船で松山に渡り、
3日間(4/28〜30)お遍路してきました。
遍路の旅の最終日(4/30)、遍路道を外れて寄り道して訪れた「坂村真民記念館」
掲示された真民さんの詩に魂を揺さぶられましたが、
その中で原稿用紙に書かれたものも・・・
「何かをしよう」
松下幸之助『人間としての成功』より――
松下幸之助『道をひらく』より――
「道」
3日間(4/28〜30)お遍路してきました。
遍路の旅の最終日(4/30)、遍路道を外れて寄り道して訪れた「坂村真民記念館」
掲示された真民さんの詩に魂を揺さぶられましたが、
その中で原稿用紙に書かれたものも・・・
「何かをしよう」
何かをしよう
みんなの人のためになる
何かをしよう
よく考えたら自分の体に合った
何かがあるはずだ
弱い人は弱いなりに
老いた人は老いた人なりに
何かがあるはずだ
生かされて生きているご恩返しに
小さいことでもいい
自分にできるものをさがして
何かをしよう
一年草でも
あんなに美しい花をつけて
終わってゆくではないか
みんなの人のためになる
何かをしよう
よく考えたら自分の体に合った
何かがあるはずだ
弱い人は弱いなりに
老いた人は老いた人なりに
何かがあるはずだ
生かされて生きているご恩返しに
小さいことでもいい
自分にできるものをさがして
何かをしよう
一年草でも
あんなに美しい花をつけて
終わってゆくではないか
松下幸之助『人間としての成功』より――
私は、成功というのは、
この自分に与えられた天分を、
そのまま完全に生かしきることではないかと思います。
それが人間として正しい生き方であり、
自分も満足すると同時に働きの成果も高まって、
周囲の人びとをも喜ばすことになるのではないか。
そういう意味からすれば、
これを「人間としての成功」と呼んでもいいと思いますが、
この人間としての成功こそが、
真の意味での成功ではないかと考えるのです。
この自分に与えられた天分を、
そのまま完全に生かしきることではないかと思います。
それが人間として正しい生き方であり、
自分も満足すると同時に働きの成果も高まって、
周囲の人びとをも喜ばすことになるのではないか。
そういう意味からすれば、
これを「人間としての成功」と呼んでもいいと思いますが、
この人間としての成功こそが、
真の意味での成功ではないかと考えるのです。
松下幸之助『道をひらく』より――
「道」
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、
道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
松下さんの創業の地・大開/2011.4.15
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、
道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
松下さんの創業の地・大開/2011.4.15
この続きはまた明日
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。