昨日より今日、今日より明日と積み重ねる
[2017年04月24日(Mon)]
どうやってヒットを打ったのかが問題です。
たまたま出たヒットでは、なにも得られません。
イチロー(2002)/イチロー262のメッセージ
たまたま出たヒットでは、なにも得られません。
イチロー(2002)/イチロー262のメッセージ
プロ野球チームで、
[A] シーズンが終了してから、結果の数字で評価(結果の後追い)
[B] 毎月の月初に、前月の戦いについて結果の数字で評価(結果の後追い)
[C] 毎日、その日のうちに反省し、明日からの課題を見い出して直ちに取り組む
[D] 一人ひとりが一打席(あるいは一球)ごとに反省し、課題を見い出して取り組む
[E] 選手だけでなく、チームを支えるすべての人が日々反省してチームの勝利に貢献する
ところが日本では、それほど重要な会計というものが、
経営者や経営幹部の方々から軽視されている。
会計と言えば、
事業をしていく過程で発生したお金やモノにまつわる伝票処理を行い、集計をする、
後追いの仕事でしかないと考えているのである。
『稲盛和夫の実学』
経営者や経営幹部の方々から軽視されている。
会計と言えば、
事業をしていく過程で発生したお金やモノにまつわる伝票処理を行い、集計をする、
後追いの仕事でしかないと考えているのである。
『稲盛和夫の実学』
『稲盛和夫の実学』より――
もし、経営を飛行機の操縦に例えるならば、
会計データは経営のコックピットにある計器盤にあらわれる数字に相当する。
計器は経営者たる機長に、刻々と変わる機体の高度、速度、姿勢、方向を
正確かつ即時に示すことができなくてはならない。
そのような計器盤がなければ、今どこを飛んでいるのかわからないわけだから、
まともな操縦などできるはずがない。
だから、会計というものは、
経営の結果をあとから追いかけるためだけのものであってはならない。
いかに正確な決算処理がなされたとしても、
遅すぎては何の手も打てなくなる。
会計データは現在の経営状態を
シンプルにまたリアルタイムで伝えるものでなければ、
経営者にとっては何の意味もないのである。
その証拠に急速に発展している中小企業が、突然に経営破綻を起こすことがある。
会社の実態を即座に明確に伝える会計システムが整備されておらず、
ドンブリ勘定となっているため経営判断を誤り、
最終的に資金繰りに行き詰まってしまうのである。
中小企業が健全に成長していくためには、
経営の状態を一目瞭然に示し、かつ、
経営者の意志を徹底できる会計システムを構築しなくてはならない。
会計データは経営のコックピットにある計器盤にあらわれる数字に相当する。
計器は経営者たる機長に、刻々と変わる機体の高度、速度、姿勢、方向を
正確かつ即時に示すことができなくてはならない。
そのような計器盤がなければ、今どこを飛んでいるのかわからないわけだから、
まともな操縦などできるはずがない。
だから、会計というものは、
経営の結果をあとから追いかけるためだけのものであってはならない。
いかに正確な決算処理がなされたとしても、
遅すぎては何の手も打てなくなる。
会計データは現在の経営状態を
シンプルにまたリアルタイムで伝えるものでなければ、
経営者にとっては何の意味もないのである。
その証拠に急速に発展している中小企業が、突然に経営破綻を起こすことがある。
会社の実態を即座に明確に伝える会計システムが整備されておらず、
ドンブリ勘定となっているため経営判断を誤り、
最終的に資金繰りに行き詰まってしまうのである。
中小企業が健全に成長していくためには、
経営の状態を一目瞭然に示し、かつ、
経営者の意志を徹底できる会計システムを構築しなくてはならない。
稲盛和夫『アメーバ経営』より――
経営というものは、月末に出てくる時間当り採算表を見ておこなうものではない。
月次の採算は毎日発生する細かい数字の集積であり、
日々採算をつくる努力を怠ってはならない。
だから、時間当り採算においては、
重要な経営情報である受注、生産、売上、経費、時間などを、
1ヵ月分の数字をまとめて月末に集計するのではなく、
日々集計をおこない、
その結果をスピーディーに現場へフィードバックしている。
月次の採算は毎日発生する細かい数字の集積であり、
日々採算をつくる努力を怠ってはならない。
だから、時間当り採算においては、
重要な経営情報である受注、生産、売上、経費、時間などを、
1ヵ月分の数字をまとめて月末に集計するのではなく、
日々集計をおこない、
その結果をスピーディーに現場へフィードバックしている。
朝に発意、昼に実行、夕べに反省。
日々のそうした地道な活動の積み重ねが商売繁盛につながっていく。
松下幸之助「商いの心得十カ条」第十条
日々のそうした地道な活動の積み重ねが商売繁盛につながっていく。
松下幸之助「商いの心得十カ条」第十条
うどんの屋台ひとつでも、いろんな選択肢がある。
一晩に出てくる差はわずかでも、
年間にすればものすごい差になってくる。
いい商売、悪い商売があるのではなく、
それを成功に導けるかどうかなのである。
『稲盛和夫の実学』
「数字が強いる苦行は自由への過程である」
数字自体は何をなすべきかを教えてはくれない。
企業の経営において肝要なのは、
そうした数字の背後で起こっていることを突きとめることだ。
ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』
一晩に出てくる差はわずかでも、
年間にすればものすごい差になってくる。
いい商売、悪い商売があるのではなく、
それを成功に導けるかどうかなのである。
『稲盛和夫の実学』
「数字が強いる苦行は自由への過程である」
数字自体は何をなすべきかを教えてはくれない。
企業の経営において肝要なのは、
そうした数字の背後で起こっていることを突きとめることだ。
ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』
この続きはまた明日
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。