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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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君のとこは何を売ってんのや [2017年03月09日(Thu)]

よそが1万円のものを、場合によっては、10,500円で売る。
すると、お客さんは「なぜよそより高いのか」と聞かれる。そんなとき、
同じ製品ですが、私の方はお添え物があるのです
「何を添えてくれるのか?」
「魂をお添えするのです」
といったことが言えるかどうか。
そのくらい、自分が商売をする心の価値に自信を持ちたいものですね。
松下幸之助『人生談義』

松下幸之助歴史館の2008年メモリアルウィーク、
創業90周年記念特別展の展示パネルより――
「君ら、商品を売っているか」
昭和40年代後半のこと、創業者が特機営業所長会議に顔を出した。
当時は、特機の商品といえば、
配電盤や汎用モータ、バッテリーと業界をリードするような商品は少なく、
会議では結局、拡売費が多いとか少ないという話になっていた
出席者の話をじっと聞いていた創業者は、2、3人の営業所長に聞いた。
ちょっと聞くけどな、君のとこは何を売ってんのや

質問の意図がわからず、返答に困っていると、創業者は言った。
「君たちは、物を販売しているんやないやろうな
物に、お添え物をせんとあかんで
お添え物、それはプラスα や。
お添え物をプラスして初めて商品になるんや
物には値段がつく。しかし、商品には価値がある。
だから、商品の値段は価格と言うんだ。値段と価格は違う
そのお添え物、プラスαというのは、
この魂を君らは物に添えて売ってるか!
商品を売ってるか!
君たちは物だけを売っているんやないやろうな
商品を売るから、商売というものがあるんだ」

創業者は続けた。
「プラスαというものには、5つの添え物がある。
その一つ目は松下電器の経営の考え方や。
君らは、経営理念を添えて売っているか」

次に2番目について、
「お客さんは品質、性能、機能、効能というものをお買い求めになる。
物を買われるんじゃない。
君たちは、お使いになるお客様の先生と言われるほど商品知識を勉強しているか。
商品知識というのは、何よりも商人の必須条件や」

そして
「3番目は、その人自身の人格、人柄だな。人間的魅力を販売しているか。
一つ一つの商品は、販売される人によってみんなオリジナルの商品になる
だから、君らは、人格、人間的魅力というものを絶えず磨いて
それを商品にお添えして売らんとあかんで」

そして
「4番目は信用。信頼性というのは、商人には一番大事なことや
 だから、一生懸命これに励まんとあかん」

それから最後の5番目として創業者は、
「君らな、相撲でも心・技・体という言葉があるわな。
サービスでもな、心・技・体のサービスがあるで。
そのサービス、奉仕を添えて売らんといかん」と言った。

さらに続けて、
そういう商品というものをつくり上げるのは、工場だけじゃないんや
販売する側においても、プラス αというものをお添えすることによって、
一品一品がみんな違ったオリジナルの商品になる
だから、Aという販売店さん、Bという販売店さん、Cという販売店さんが
それぞれ同じ物を売っておられても、
それはみんな違う商品や

だから君らは、販売してくれる人に、
そういうことをちゃんと理解してもらって、
商品を売ってもらうようにしてや」
……[拡売費が多いとか少ないという話やない]ひらめき


「価格」は見えますが、
「価値」は見える人にしか見えません。

福原義春『私は変わった 変わるように努力したのだ』


自分以外の誰かに「価値」を届けるためにやる。
これが「仕事」の基本中の基本です。

楠木建『好きなようにしてください』

shigoto.jpg

お客様の番頭になる。
お得意先の仕入係になる。

(松下幸之助)

商売は世の為、人の為の奉仕にして、
利益はその当然の報酬なり

松下幸之助『商売戦術三十ヶ條』

最もよく人を幸せにする人が 
最もよく幸せになる。

立石一真『人を幸せにする人が幸せになる』

この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
 
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