待ったなし!
[2012年03月23日(Fri)]
出張から帰阪し、今日は早朝より一週間ぶりに合氣道の朝稽古
先週の昇級審査(3/15)を一緒に受けたほかのお二人は、次の目標(初段で袴)に向かって、審査の翌日から早速に稽古されているのに、こちらはいきなり出遅れて早々と落ちこぼれ
どうなることかと思いましたが、良き師の導きや心優しき皆さんのおかげで、私も戦線復帰です
1.将来の夢や希望
2.期限を定めた具体的な目標
3.良き師による的確な指導
4.ともに学び、互いに高め合う仲間
5.日々の鍛錬、一歩一歩の積み重ね、、、の重要性を、合氣道の稽古で再確認です。
昨日は秋田からJALで戻ってきました。
2010年1月に会社更生法を申請したJALですが、今年の秋にも再上場の見通しとのこと。
予想を上回るスピードの見事な再建も、前述の5つの要素が重要な役割を果たしています。
サクセスストーリーは結果を評価しがちですが、そのプロセスからしっかり学ぶことが肝要です。
振り返れば、JALが会社更生法を申請する前年(2009年)の9月の第3週、日経新聞の1面には連日JAL関連の記事が載ってました。その週、私は中小企業大学校の東京校で5日間の研修(「キャッシュフロー経営と利益・資金計画の策定支援」)を担当していたので、日経新聞一面の記事を毎日の研修で話題にしたこともあってよく覚えています。
ちょうど同じときに報道されたのが「中小企業等に対する金融円滑化」であり、これについても同じ研修の中でこの制度の問題点と課題をお話しました。
あれ(2009年9月)から2年半が経ちました。
同じように経営危機に陥りながら、「現状」の違いは明らかです。
一方は将来の展望が開けていますが、もう一方は・・・(経営の悪化が懸念されます)
何が違ったのか?
――公的資金の注入や会社規模の問題ではなく、「問題の先送り」が一番の原因
「返済の猶予」は、問題の先送りに過ぎず、問題の根本的な解決にはなりません。逆に、問題の先送りによって事態は悪化し、問題の深刻化・複雑化を招きます。このことは、返済を猶予された中小企業の経営だけでなく、返済の猶予に応じた金融機関の経営においても同じです。
「対症療法」では問題の根本的解決にならぬことを承知しながら、なぜ・・・
まことにモッタイナイ、、、残念無念。。。
昨日は秋田で「経営に活かす管理会計」がテーマの研修でしたが、皆さんとても熱心でした。
いつものように、『稲盛和夫の実学』(日経ビジネス人文庫)を読み込みながら、「経営のための会計」について理解を深めました。
知識やITなどのツールも、使いこなせなければ無用の長物です。
「使いこなす」には、知っているか否かではなく、「自分のものにする」ことが問われます。そのためには、考え方や本質について理解を深め、自社におきかえてしっかり考え、そして「実践」を積む。
その結果、自分の血となり肉となって自分のものとなり、将来を見据えて切り開けるのです。
昨日(3/22)の秋田は中小企業大学校仙台校の研修で中小企業の皆さんが対象でしたが、昨年12月には広島県の西部農業技術指導所を通じて、芸北地域(広島)の農事組合法人の皆さんを対象とする「経営力強化」研修に参加させていただきました。
例によって、『稲盛和夫の実学』(日経ビジネス人文庫)を使って一日研修の依頼を受けたのですが、研修に参加される農事組合法人の大半が水稲農家、しかも研修会場はJAさんの会議室。
『実学』を使って「値決めは経営」や「利益の追求」と言ったところで、コメの買取価格や農家の所得保障で、果たしてメッセージが届くか気がかりだったのですが、、、、意外や意外、研修に参加された農家の皆さんは「経営のための会計」を学ぶことにとても熱心で意欲満々。
自分の勝手な思い込み(先入観)を深く反省しました。
再来週から4月、新しい年度を迎えます。
「経営のための会計」を進化させ、新たなテーマは「経営を変える会計」です。
お楽しみに、、、
先週の昇級審査(3/15)を一緒に受けたほかのお二人は、次の目標(初段で袴)に向かって、審査の翌日から早速に稽古されているのに、こちらはいきなり出遅れて早々と落ちこぼれ
どうなることかと思いましたが、良き師の導きや心優しき皆さんのおかげで、私も戦線復帰です
1.将来の夢や希望
2.期限を定めた具体的な目標
3.良き師による的確な指導
4.ともに学び、互いに高め合う仲間
5.日々の鍛錬、一歩一歩の積み重ね、、、の重要性を、合氣道の稽古で再確認です。
昨日は秋田からJALで戻ってきました。
2010年1月に会社更生法を申請したJALですが、今年の秋にも再上場の見通しとのこと。
予想を上回るスピードの見事な再建も、前述の5つの要素が重要な役割を果たしています。
サクセスストーリーは結果を評価しがちですが、そのプロセスからしっかり学ぶことが肝要です。
振り返れば、JALが会社更生法を申請する前年(2009年)の9月の第3週、日経新聞の1面には連日JAL関連の記事が載ってました。その週、私は中小企業大学校の東京校で5日間の研修(「キャッシュフロー経営と利益・資金計画の策定支援」)を担当していたので、日経新聞一面の記事を毎日の研修で話題にしたこともあってよく覚えています。
ちょうど同じときに報道されたのが「中小企業等に対する金融円滑化」であり、これについても同じ研修の中でこの制度の問題点と課題をお話しました。
あれ(2009年9月)から2年半が経ちました。
同じように経営危機に陥りながら、「現状」の違いは明らかです。
一方は将来の展望が開けていますが、もう一方は・・・(経営の悪化が懸念されます)
何が違ったのか?
――公的資金の注入や会社規模の問題ではなく、「問題の先送り」が一番の原因
「返済の猶予」は、問題の先送りに過ぎず、問題の根本的な解決にはなりません。逆に、問題の先送りによって事態は悪化し、問題の深刻化・複雑化を招きます。このことは、返済を猶予された中小企業の経営だけでなく、返済の猶予に応じた金融機関の経営においても同じです。
「対症療法」では問題の根本的解決にならぬことを承知しながら、なぜ・・・
まことにモッタイナイ、、、残念無念。。。
昨日は秋田で「経営に活かす管理会計」がテーマの研修でしたが、皆さんとても熱心でした。
いつものように、『稲盛和夫の実学』(日経ビジネス人文庫)を読み込みながら、「経営のための会計」について理解を深めました。
知識やITなどのツールも、使いこなせなければ無用の長物です。
「使いこなす」には、知っているか否かではなく、「自分のものにする」ことが問われます。そのためには、考え方や本質について理解を深め、自社におきかえてしっかり考え、そして「実践」を積む。
その結果、自分の血となり肉となって自分のものとなり、将来を見据えて切り開けるのです。
昨日(3/22)の秋田は中小企業大学校仙台校の研修で中小企業の皆さんが対象でしたが、昨年12月には広島県の西部農業技術指導所を通じて、芸北地域(広島)の農事組合法人の皆さんを対象とする「経営力強化」研修に参加させていただきました。
例によって、『稲盛和夫の実学』(日経ビジネス人文庫)を使って一日研修の依頼を受けたのですが、研修に参加される農事組合法人の大半が水稲農家、しかも研修会場はJAさんの会議室。
『実学』を使って「値決めは経営」や「利益の追求」と言ったところで、コメの買取価格や農家の所得保障で、果たしてメッセージが届くか気がかりだったのですが、、、、意外や意外、研修に参加された農家の皆さんは「経営のための会計」を学ぶことにとても熱心で意欲満々。
自分の勝手な思い込み(先入観)を深く反省しました。
再来週から4月、新しい年度を迎えます。
「経営のための会計」を進化させ、新たなテーマは「経営を変える会計」です。
お楽しみに、、、