(037)月次決算の「レベルチェック」
[2009年04月26日(Sun)]
(最終更新:2011/12)
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■(Q1)月次決算をしていますか?★目次に戻る
@ 月次決算をしていない
A 会計事務所に任せている
B もちろん、自社でやっている → (Q2)へ
■(Q2)月次決算をいつまでにしていますか?
@ もちろん、翌月10日までにしている → (Q3)へ
A 翌月10日までにできない
■(Q3)月次決算はどのような内容ですか?
@ 「試算表」を作成して報告、確認
A 通常の試算表だけでなく「管理資料」も作成して報告、確認
B 管理資料で気づいた問題点を「現場」で原因を究明して「問題解決の課題」を報告、確認
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松下幸之助さんは、創業間もない頃(株式会社ではなく、個人創業のこと)から、
店の会計と家計とを明確にして(切手1枚でも私用のものを店が立て替えたら請求書を発行)、
月次決算を行っておられました。(→別記(001))
しかも、その結果を毎月社員に報告(当初は数名の店員)されていました。
大正7(1918)年3月に創立された当初は松下さんご夫妻と井植少年の3人
しかし、その年の年の暮れには20人余りになっていました。
松下電気器具製作所を創立・1918(大正7)年/松下幸之助の生涯
M矢の商標を制定・1920(大正9)年/松下幸之助の生涯/パナソニック
しかし、その年の年の暮れには20人余りになっていました。
松下電気器具製作所を創立・1918(大正7)年/松下幸之助の生涯
M矢の商標を制定・1920(大正9)年/松下幸之助の生涯/パナソニック
「税金の申告」や「決算書の作成」のためなら、月次決算をしなくても別に問題ありません。
ならば、何のための月次決算か?
「経営」のための月次決算なら、月次決算は「経営に役立つもの」でなければなりません。