どん底なのに危機感なく、卑屈な負け犬
[2019年07月13日(Sat)]
テレビドラマ『ノーサイドゲーム』
第1話(7/7放送)より――
第1話(7/7放送)より――
「死ぬ気でいかんか、死ぬ気で!
「でも本音はどうだ? リーグ優勝なんて夢のまた夢、
「リーグ残留でいいだと、冗談じゃない!
「どうして胸を張って断らないんだ、ダメなものはダメと!
「いいか、君たちは今 どん底だ。それをまず自覚しろ!
「もちろん、優勝だ」
「私は死んだんだ。サラリーマンの私は死んだ。
「君たちと戦いたい!
「あの野郎、ほんま好き放題いいやがって……
チームのため、仲間のため、自分が死ぬ気でぶつかるんや。それがラグビーや」
------------------「でも本音はどうだ? リーグ優勝なんて夢のまた夢、
実際はリーグ脱落だってあり得る、現状維持できれば万々歳ってところか?
ふざけるな!
そんな危機感のない会社は即刻つぶれる。
そんな社員は即刻クビだ。
サラリーマンに努力賞なんてものはない。
この世界、正義が勝つんじゃない。勝った者が正義なんだ。
勝者は喝采を浴びて、敗者は批判にさらされる。
ラグビーだろうがビジネスだろうがそれは同じだ」
ふざけるな!
そんな危機感のない会社は即刻つぶれる。
そんな社員は即刻クビだ。
サラリーマンに努力賞なんてものはない。
この世界、正義が勝つんじゃない。勝った者が正義なんだ。
勝者は喝采を浴びて、敗者は批判にさらされる。
ラグビーだろうがビジネスだろうがそれは同じだ」
「リーグ残留でいいだと、冗談じゃない!
残留どころか2位でもダメだ。はなからトップを狙わなければ、
売上なんか出せない、勝てるものも勝てないんだ
君たちのその目標がすでに負け犬なんだよ!」
――「優勝争いじゃない、優勝だ!」
売上なんか出せない、勝てるものも勝てないんだ
君たちのその目標がすでに負け犬なんだよ!」
――「優勝争いじゃない、優勝だ!」
「どうして胸を張って断らないんだ、ダメなものはダメと!
ラグビーは君たちの誇りだろう。
こんな卑屈なチームじゃ監督なんて決められるわけもない」
こんな卑屈なチームじゃ監督なんて決められるわけもない」
「いいか、君たちは今 どん底だ。それをまず自覚しろ!
そして、あとは上だけを見ろ」
「上って?」「もちろん、優勝だ」
「私は死んだんだ。サラリーマンの私は死んだ。
もうどうでもいいと思っていた。だが、昨日の夜、
どしゃ降りの雨の中で、何度も何度も地面に叩きつけられながら思ったんだ。
このまま終わるのは嫌だ!
このまま何の役にも立たず、ただのお荷物になって終わるのは嫌だ」
どしゃ降りの雨の中で、何度も何度も地面に叩きつけられながら思ったんだ。
このまま終わるのは嫌だ!
このまま何の役にも立たず、ただのお荷物になって終わるのは嫌だ」
「君たちと戦いたい!
私と同じくどん底であえぐ君達と一緒に戦いたい。
どんなに無様であろうと、泥だらけになろうとかまわない。
最後にボールをつかんだ奴の勝ちだ。
結果を出すんだ!」
------------------どんなに無様であろうと、泥だらけになろうとかまわない。
最後にボールをつかんだ奴の勝ちだ。
結果を出すんだ!」
「あの野郎、ほんま好き放題いいやがって……
けど、おれかてそや、
リーグ残留なんかじゃ満足できへん、もう負けんのは嫌や!
おれは、おれはこのチームで優勝したい!」
リーグ残留なんかじゃ満足できへん、もう負けんのは嫌や!
おれは、おれはこのチームで優勝したい!」
松翁ある人に次のように言われた。
危機感なきところ、成長なし。
松下幸之助・述 『松翁論語』
危機感なきところ、成長なし。
松下幸之助・述 『松翁論語』
課題を一つ一つ明確にすることが大切です。
課題が明確になれば、人はそれを克服しようと努力します。
そこから可能性が広がっていくのです。
逆に、課題がはっきりしないのに頑張っても、何ら成果は表れません。
それは努力のマンネリ化、相手に対する漠然とした恐怖、
「どうせ勝てるわけがない」という負け犬根性を生むだけです。
エディー・ジョーンズ『ハードワーク・勝つためのマインド・セッティング』
課題が明確になれば、人はそれを克服しようと努力します。
そこから可能性が広がっていくのです。
逆に、課題がはっきりしないのに頑張っても、何ら成果は表れません。
それは努力のマンネリ化、相手に対する漠然とした恐怖、
「どうせ勝てるわけがない」という負け犬根性を生むだけです。
エディー・ジョーンズ『ハードワーク・勝つためのマインド・セッティング』
この続きはまた明日
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。