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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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人の目を開かせるもの [2019年04月04日(Thu)]
先月18日のGoogle検索画面のロゴが「点字ブロック」に変わるまで、
点字ブロックが日本人による発明とは知りませんでした。
Google_Miyake.png
「三宅精一を称えて」

点字ブロックの誕生物語と普及のご苦労に心惹かれ、
岩橋英行さんが書かれた『白浪に向いて』を中之島図書館で借りて読みました。
点字ブロックの発明者である三宅精一さんの一周忌を前に執筆された本です。
s-img423.jpg

岩橋英行『白浪に向いて/三宅精一を語る』の
序文「三宅精一氏の目を開かせたもの」藤田真一(朝日新聞編集委員)より――
人にとって愛とはいったい何でしょうかと問われたとき。
マザー・テレサは
それはまず立ち止まって、5分間よく聞いてみることから始まるものです
と答えたことがあります。
原題偉人があまりにも忙しすぎて、たったの5分間、ひとつの物事の前に立ち止まり、
話を聞くゆとりさえ失っている事実を指摘し、
そんなことで愛というものを理解できるはずがないでしょう、
と言ったのではないかと思います。
三宅精一氏が岩橋英行・日本ライトハウス理事長を知ったのは、
もとはというと、犬がとりもつ仲であったと聞きました。
それがやがて岩橋さんの失明ということになり、
三宅さんは初めて、目が見えないとはいったいどういうことかに、
目を開いていったのです。
それも並大抵の関心度ではありません
具体的に、深い注意力をもって
岩橋さんの話をよく聞き、よく消化していったのでした。
ちょっとできそうに思えて、じつは、なかなかできることではありません
晴眼者時代の岩橋さんと交際のあった人びとで、
失明後いつとはなく遠ざかった人がどれだけいたことかと思います。
そういう人たちとは逆に、三宅精一氏は
視力を失った岩橋さんにますます近づいていきました
そして「盲」とは何かについて目を開いたのです。
それを具体化したあかしが、点字ブロックの考案であったことは言うまでもありません。
言いかえると、三宅さんの岩橋さんに対する愛のあかし
また、ひとりの晴眼者からひとりの盲人へ贈る愛のあかし
それが点字ブロックという形をとって表現されたのだと思います。
(…)
私たち日本人は、戦後、たしかにお金持ちになりました。
国際競争力が強くなり、消費生活は世界最高のぜいたく水準に達しています。
けれども半面、だれもが、心の底に深く満たされない飢餓感を抱いていることも
否定できない事実でしょう。
その飢餓感は、いくら所得が増えても、また競争に勝っても、
満たされることを知りません。
さて、この私にとって心の飢えを満たしてくれるものが「愛」への道だとすれば、
その道しるべのひとつとして、三宅精一氏の小伝に出会えたことを、
心の底からありがたいと思っています。(1983年4月12日・記)

―― 同感です。
Google検索画面のロゴをきっかけに、
点字ブロックの誕生物語と普及のご苦労に心惹かれ、
本書と出会えたことに心の底から感謝です。




この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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