SDGsの12番にコミット
[2018年07月02日(Mon)]
昨日の記事「夢と希望をもって一歩一歩着実に進む」の続き――
松下幸之助『明日をささえる』より――
「夢と希望をもって」
松下幸之助『PHPのことば』より――
「人生の意義」PHPのことば(その2)昭和23年3月発表
「経済の目的」PHPのことば(その9)昭和23年9月発表
いずれも昭和23年(1948)に発表、今から70年前です。
【目標-12】持続可能な消費と生産のパターンを確保する
(勝尾寺)
「価値」で勝つ
Yesterday is a history. Tomorrow is a mystery.
Today is a gift. That's why it's called present.
Robert Kennedy told us,
"The future is not a gift. It is an achievement."
Today is a gift. That's why it's called present.
Robert Kennedy told us,
"The future is not a gift. It is an achievement."
松下幸之助『明日をささえる』より――
「夢と希望をもって」
何事をなすにも、
そこに一つの目標を決め、希望をもって取り組むことが大切だと思う。
目標が決まれば、
それに向かって努力を集中することができるし、
希望を持って取り組めば、
疲れることもなく常に力強く物事をおし進めてゆくことができる。
そうすれば、目標もそれだけ達成しやすくなると言えるのではないだろうか。
(…)
こういうことは、考えるだけでも楽しくなる。
けれども、考えるだけでは進歩は生まれでこないと思う。
したがって、そういうところに楽しい夢をえがきつつも、
その夢の実現のために一つの当を得た目標を決め、その目標達成について
創意工夫をこらしつつ真剣に努力してゆかねばならないわけである。
もちろん、その夢や希望を持つことが大事だからといって、それにとらわれて、
みずからの立場なり現実の社会というものを忘れてしまってはいけない。
それでは夢があくまでも夢のままに終わる。
けれども、われわれは現実に照らして一段高い目標を定め、
これにしたがって日々の仕事を着実にすすめてゆくならば、
その夢がしだいに現実化してくるのだと思う。
また、そういうところに
人生の喜びというか、いわゆる生きがいというものを
感じることができるのではないだろうか。
松下電器の基本の使命は、物を無限につくり出して
この世から貧困を除いてゆくところにある。
これは会社の一大目標であって、
これにはお互いの努力を結集して逐次実現してゆきたいものであるが、
みなさんもまたそれぞれの立場において、楽しい夢をえがきつつ
一つの目標を決め、それに希望をもって取り組んでいただきたいと、
このように思うのである。(「松風」1967年7月号)
そこに一つの目標を決め、希望をもって取り組むことが大切だと思う。
目標が決まれば、
それに向かって努力を集中することができるし、
希望を持って取り組めば、
疲れることもなく常に力強く物事をおし進めてゆくことができる。
そうすれば、目標もそれだけ達成しやすくなると言えるのではないだろうか。
(…)
こういうことは、考えるだけでも楽しくなる。
けれども、考えるだけでは進歩は生まれでこないと思う。
したがって、そういうところに楽しい夢をえがきつつも、
その夢の実現のために一つの当を得た目標を決め、その目標達成について
創意工夫をこらしつつ真剣に努力してゆかねばならないわけである。
もちろん、その夢や希望を持つことが大事だからといって、それにとらわれて、
みずからの立場なり現実の社会というものを忘れてしまってはいけない。
それでは夢があくまでも夢のままに終わる。
けれども、われわれは現実に照らして一段高い目標を定め、
これにしたがって日々の仕事を着実にすすめてゆくならば、
その夢がしだいに現実化してくるのだと思う。
また、そういうところに
人生の喜びというか、いわゆる生きがいというものを
感じることができるのではないだろうか。
松下電器の基本の使命は、物を無限につくり出して
この世から貧困を除いてゆくところにある。
これは会社の一大目標であって、
これにはお互いの努力を結集して逐次実現してゆきたいものであるが、
みなさんもまたそれぞれの立場において、楽しい夢をえがきつつ
一つの目標を決め、それに希望をもって取り組んでいただきたいと、
このように思うのである。(「松風」1967年7月号)
松下幸之助『PHPのことば』より――
「人生の意義」PHPのことば(その2)昭和23年3月発表
人生とは生産と消費による営みであります。
物心両面にわたるよき生産とよき消費が、よき人生をつくります。
よき生産とよき消費を行うには、
精神文化の向上と物質文化の発展とをはからねばなりません。
政治も経済も、科学も芸術も、宗教も教育も、
すべてこの目的を実現するところに意義があり、
これを離れては何の価値もありません。
お互いによき生産とよき消費を営むことに努め、
広く繁栄、平和、幸福を実現し、人生の意義を全うしなければなりません。
物心両面にわたるよき生産とよき消費が、よき人生をつくります。
よき生産とよき消費を行うには、
精神文化の向上と物質文化の発展とをはからねばなりません。
政治も経済も、科学も芸術も、宗教も教育も、
すべてこの目的を実現するところに意義があり、
これを離れては何の価値もありません。
お互いによき生産とよき消費を営むことに努め、
広く繁栄、平和、幸福を実現し、人生の意義を全うしなければなりません。
「経済の目的」PHPのことば(その9)昭和23年9月発表
生産を高め、分配を豊かにして、
すべての人の消費に不自由なからしめることが経済の目的であります。
自然の理を基〈もとい〉とし、経験と体験とを生かして、
今日の知識を高めていくところに、適正な経済の仕組みが生まれてまいります。
貧困は罪悪であります。
われわれは常に経済の仕組みを向上させ、
生産と消費を限りなく高めてこれを除去し、
繁栄の社会を招来することに最善を尽くさねばなりません。
すべての人の消費に不自由なからしめることが経済の目的であります。
自然の理を基〈もとい〉とし、経験と体験とを生かして、
今日の知識を高めていくところに、適正な経済の仕組みが生まれてまいります。
貧困は罪悪であります。
われわれは常に経済の仕組みを向上させ、
生産と消費を限りなく高めてこれを除去し、
繁栄の社会を招来することに最善を尽くさねばなりません。
いずれも昭和23年(1948)に発表、今から70年前です。
【目標-12】持続可能な消費と生産のパターンを確保する
持続可能な消費と生産には、
資源効率の改善と省エネの推進、持続可能なインフラのほか、
すべての人に基本的なサービス、環境にやさしく、
やりがいのある仕事、生活の質的向上を提供することが関わってきます。
これを実現すれば、
全般的な開発計画の達成、将来的な経済・環境・社会コストの削減、
経済的競争力の強化、さらには貧困の削減に役立ちます。
持続可能な消費と生産は、
「より少ないもので、より大きな、より良い成果を上げる」ことを目指します。
Sustainable consumption and production
aims at “doing more and better with less”
ライフサイクル全体を通じて生活の質を改善する一方、
資源利用を減らし、地球の劣化を緩和し、汚染を少なくすることで、
経済活動から得られる利益を増やします。
また、生産者から最終消費者に至るまで、
サプライ・チェーンにおける体系的なアプローチと
アクター間の協力も必要になってきます。
そのためには、
持続可能な消費とライフスタイルに関する啓発と教育を通じた消費者への働きかけ、
基準や表示を通じた消費者への十分な情報提供、
持続可能な公的調達に向けた取り組みなども行わなければなりません。
資源効率の改善と省エネの推進、持続可能なインフラのほか、
すべての人に基本的なサービス、環境にやさしく、
やりがいのある仕事、生活の質的向上を提供することが関わってきます。
これを実現すれば、
全般的な開発計画の達成、将来的な経済・環境・社会コストの削減、
経済的競争力の強化、さらには貧困の削減に役立ちます。
持続可能な消費と生産は、
「より少ないもので、より大きな、より良い成果を上げる」ことを目指します。
Sustainable consumption and production
aims at “doing more and better with less”
ライフサイクル全体を通じて生活の質を改善する一方、
資源利用を減らし、地球の劣化を緩和し、汚染を少なくすることで、
経済活動から得られる利益を増やします。
また、生産者から最終消費者に至るまで、
サプライ・チェーンにおける体系的なアプローチと
アクター間の協力も必要になってきます。
そのためには、
持続可能な消費とライフスタイルに関する啓発と教育を通じた消費者への働きかけ、
基準や表示を通じた消費者への十分な情報提供、
持続可能な公的調達に向けた取り組みなども行わなければなりません。
国連広報局作成のプレゼン資料のノートより
(勝尾寺)
「価値」で勝つ
この続きはまた明日
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。