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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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中小企業白書と労働分配率(続) [2018年06月14日(Thu)]
昨日の記事「中小企業白書と労働分配率」の続き――

それらの窮状のほとんどすべての根は、数字への注意不足につながっている。
あるものはそれらの数字のメッセージを読み取るのが遅すぎた。
数字はバランス・シートや予算や、週間または月次の業務報告書の中に
孤立してあるものではない。それはすべて相互に関連したものだ。

「数字が強いる苦行は自由への過程である」
ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』

2018年版「中小企業白書」より――
「第2部 深刻化する人手不足と中小企業の生産性革命」の
第1章 深刻化する人手不足の現状
第1節 中小企業において深刻化する人手不足
第2節 日本の人口動態と労働者構成の変化
第3節 人手不足の下での中小企業の対応
1. 中小企業において不足している人材
2. 労働人材不足への対応
3. 中小企業における賃上げの状況
2-1-26.jpg
労働分配率の推移を確認すると、
労働分配率は足下の約25年で大企業が50〜65%で推移している一方、
中小企業は約70〜80%で推移していることが分かる。
中小企業の付加価値額における人件費割合は大企業よりも高く
中小企業の経営者は限られた利益の中から
大企業を超える割合で給与を捻出している
ことが推察される。

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「中小企業の経営者は限られた利益の中から大企業を超える割合で給与を捻出している」
―― とは限らない。
たとえ給与を支払うだけの利益がなくて「赤字」でも、
お金のやりくり(資金繰り)で給与を払うことも賃上げすることもできるし、
銀行からの借金(他人のカネ)で給与を捻出することも賃上げすることもできる。
―― お金には色がついていない爆弾

よく管理されている会社とあまりよく管理されていない会社との差は、
数字に対して払われている注意の程度である。
数字を十分に真剣に取り上げない企業が少なくない。
しばしば彼らは数字が上がったり下がったりした真の理由を知らず、
数字のシグナルをおろそかにすることは、
有効な処置をとるのに間に合わなくなることにつながる。
そうなると、やることが支離滅裂になって、重大な危機を招きかねない
「数字が強いる苦行は自由への過程である」
ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』

「わかったつもり」で思考停止パンチ

自分の見たものがすべてだと決めてかかり、
見えないものは存在しないとばかり、探そうともしない。
結論に飛びつくマシン――自分が見たものがすべて(第7章)
/ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』

手持ちの限られた情報を過大評価し、
ほかに知っておくべきことはないと考えてしまう。
そして手元の情報だけで考えうる最善のストーリーを組み立て、
それが心地よい筋書きであれば、すっかり信じ込む。
わかったつもり――後知恵とハロー効果(第19章)
/ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』

情報は少ないほうがつじつま合わせをしやすいので、
情報の量と質はほとんど考慮されない。
自信を持つことはたしかに大切ではあるが、
私たちが知っていることがいかに少ないかを考えたら、
自分の意見に自信を持つなど言語道断といわねばならない。
妥当性の錯覚――自信はあてにならない(第20章)
/ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー

わかったつもりで思考停止にならず、素直な心で「なぜ」と問うひらめき

まず、現実を直視する
――「中小企業の労働分配率が約70〜80%で推移している」現実を直視する
(※)大企業と比較して高いか低いかを論じることより先、最優先

現実(労働分配率が約70〜80%)の「数字が意味するところ
―― 給与の 1.43倍〜1.25倍しか稼いでいない(1÷0.8=1.25)
給与以外への分配が 30〜20%しか残っていない(1−0.8=0.2)

「これでいいのか」
「なぜそうでないのか」
「だからどうする」
素直で私心なく、熱心で一生懸命ならば、
「なぜ」と問うタネは随所にある。

それを見失って、
きょうはきのうの如く、あすもきょうの如く、
十年一日の如き形式に堕したとき、
その人の進歩はとまる。社会の進歩もとまる。
繁栄は「なぜ」と問うところから生まれてくるのである。
「なぜ」/松下幸之助『道をひらく』

数字の徹底的検討は、
われわれが自由に勇気をもって行動できるようにしてくれた。
われわれはキャッシュ枯渇の危険にさらされたことはまったくなかった。
また成功を収めながら成長した。
なぜなら、われわれはみずからの数字を知っているおかげで、
恐れずに前進できた
からである。
「数字が強いる苦行は自由への過程である」
ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』

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(参考)厚生労働省の
平成27年版 労働経済の分析−労働生産性と雇用・労働問題への対応−
「労働分配率の推移(資本金規模別)」
2-(1)-9.jpg
1985年から2014年にかけての労働分配率のトレンドとして、
中小企業では上昇傾向がみられる一方で、大企業においては低下傾向がみられる
大企業における労働分配率の動向には構造的な変化が起きている可能性があり、
その背景としてはグローバル競争に直面している大企業ほど、労働への分配を抑制し、
省力化投資等による資本への代替を進める流れが強まっていることが指摘されている 。

対象は同じ「労働分配率の推移」でも、コメントが違うひらめき

この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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