自分で自分の可能性を閉ざさない
[2017年09月17日(Sun)]
母校の中学で毎年秋に開催される「先輩の授業」。
平成8(1996)年に創立50周年事業として第1回が開催されたので、
98年4月にスタートしたNHKの「ようこそ先輩」に先駆けた取り組みです。
2009年に一度やらせていただいています。
還暦を迎えたのを機に再び志願し、
今回の私の授業は「二度とない人生だから」をテーマに設定しました。
私の授業に参加する30名の後輩の皆さんとのご縁に感謝してシナリオを練りましたが、
私自身にとって有用な時間になりました。心からお礼を申し上げます。
大阪の千里丘陵で万国博覧会が開かれたのが1970年、
その前年の1969年に中学に入学しました。
まずは、懐かしいアルバムから当時の校舎の風景や集合写真をいくつか紹介。
(↑)中学1年の集合写真(モザイク処理)、最後列の左から3人目
チビ、メガネ、坊ちゃん刈、スポーツも音楽もダメ、異性にモテる要素ほぼゼロでした。
前半で伝えたかったのは、以下の3点。
■自分勝手な思い込みや周りの評価にとらわれて「自分で自分の可能性を閉ざさない」
――「自縄自縛」や「無縄自縛」から解き放す
■物語は偶然の出逢いから始まる
――「偶然」から物語が始まるか、何も始まらず何も変わらずか、すべては自分
■共に学び、互いに高め合う
――「自分のため」から「自分以外の誰かと共に」に変わることで、より強くなれる
そして後半、まず後輩の皆さんに3つの質問をし、
考えた結果を発表していただきました。
3つの質問の趣旨は
■無関心では気づきは得られず、常日頃から色んなことに関心をもつ
■ものの見方や考えかた(価値観)を高める
■そして、見たまま、感じたままで終わらず、その背後の物語に関心を持つ
――「いちばんたいせつなことは、目に見えない」星の王子さま
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」けど、見える人には見える
そして、先日(9/9)の朝日新聞の記事で出逢った森敦史さんを紹介。
――生まれた時から「盲ろう」の森敦史さん(26歳)
最後に、本日の授業で皆さんにお伝えしたかったことをまとめました。
■自分で自分の可能性を閉ざさない。
■見たまま、聞いたまま、感じたままでなく、その背後の物語を読み解く。
■人と比べる必要なく、自分が自分と戦う。
■他者の痛みに、想像力をもって寄り添う。
■素直な心で謙虚に学び、互いに高め合う。
■横や後ろを見ず、前を見て力強く一歩一歩。
ウサギはウサギ、カメはカメ、
比べる必要も競争する必要もなく、互いに自分が自分と勝負する。
横や後ろを見ず、前を見て一歩一歩力強く進む。
できることは懸命にやり、できないことは工夫する。
平成8(1996)年に創立50周年事業として第1回が開催されたので、
98年4月にスタートしたNHKの「ようこそ先輩」に先駆けた取り組みです。
2009年に一度やらせていただいています。
還暦を迎えたのを機に再び志願し、
今回の私の授業は「二度とない人生だから」をテーマに設定しました。
私の授業に参加する30名の後輩の皆さんとのご縁に感謝してシナリオを練りましたが、
私自身にとって有用な時間になりました。心からお礼を申し上げます。
大阪の千里丘陵で万国博覧会が開かれたのが1970年、
その前年の1969年に中学に入学しました。
まずは、懐かしいアルバムから当時の校舎の風景や集合写真をいくつか紹介。
(↑)中学1年の集合写真(モザイク処理)、最後列の左から3人目
チビ、メガネ、坊ちゃん刈、スポーツも音楽もダメ、異性にモテる要素ほぼゼロでした。
前半で伝えたかったのは、以下の3点。
■自分勝手な思い込みや周りの評価にとらわれて「自分で自分の可能性を閉ざさない」
――「自縄自縛」や「無縄自縛」から解き放す
■物語は偶然の出逢いから始まる
――「偶然」から物語が始まるか、何も始まらず何も変わらずか、すべては自分
■共に学び、互いに高め合う
――「自分のため」から「自分以外の誰かと共に」に変わることで、より強くなれる
そして後半、まず後輩の皆さんに3つの質問をし、
考えた結果を発表していただきました。
3つの質問の趣旨は
■無関心では気づきは得られず、常日頃から色んなことに関心をもつ
■ものの見方や考えかた(価値観)を高める
■そして、見たまま、感じたままで終わらず、その背後の物語に関心を持つ
――「いちばんたいせつなことは、目に見えない」星の王子さま
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」けど、見える人には見える
そして、先日(9/9)の朝日新聞の記事で出逢った森敦史さんを紹介。
――生まれた時から「盲ろう」の森敦史さん(26歳)
高校を卒業後、大学へ進学し、そして今春から大学院へ
「盲ろう者の働く場所や施設がないなら、自分がこれから作りたいと思った」
「盲ろう者の働く場所や施設がないなら、自分がこれから作りたいと思った」
最後に、本日の授業で皆さんにお伝えしたかったことをまとめました。
■自分で自分の可能性を閉ざさない。
■見たまま、聞いたまま、感じたままでなく、その背後の物語を読み解く。
■人と比べる必要なく、自分が自分と戦う。
■他者の痛みに、想像力をもって寄り添う。
■素直な心で謙虚に学び、互いに高め合う。
■横や後ろを見ず、前を見て力強く一歩一歩。
ウサギはウサギ、カメはカメ、
比べる必要も競争する必要もなく、互いに自分が自分と勝負する。
横や後ろを見ず、前を見て一歩一歩力強く進む。
できることは懸命にやり、できないことは工夫する。
心を定めてGo!
この続きはまた明日
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。