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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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お客様は何をもって価値とするか [2017年06月15日(Thu)]
やってはいけないことをすばらしい効率で行うほど
無駄なことはない
。(ピーター・ドラッカー)

仕事のやり方そのものを根本から変え、
やってはいけないこと(本質的に必要でない仕事)は止めて無駄をなくし
自分以外の誰かに価値を届けるためになすべきこと(本質的に必要な仕事)に絞り込んで
サービスの差別化を図って付加価値を向上し、生産性を高めていく


小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕
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第4章「生産性」PRODUCTIVITY より抜き書き――

Reasons to quit(やめた方がいいものを考える)
やらなければいけないと考えているものに取り組むのは簡単だ
顔を上げ、なぜそうしているのだろうかと考えるほうがもっと難しい。
自分が本当に大事な仕事に取り組んでいるかどうか
次のように問い直してみよう


なにか価値を加えているのか?
Are you adding value?
なにかを加えるのは簡単だが、価値を加えるのは難しい
あなたが取り組んでいることは、
本当にあなたの商品を顧客にとってさらに価値あるものにしているのか?
顧客は以前よりも多くのものをそこから得られるのだろうか?
価値を加えていると思っているものが、実際には価値を減じていることもある
ケチャップが多すぎるとフライドポテトを台無しにしてしまう
価値とはバランスなのだ
Adding something is easy; adding value is hard.
Is this thing you're working
on actually making your product more valuable for customers?
Can they get more out of it than they did before?
Sometimes things you think are adding value actually subtract from it.
Too much ketchup can ruin the fries.
Value is about balance.


ドラッカー『マネジメント−課題、責任、実践』より――
目的と使命に取り組むうえで答えるべき究極の問いは、
顧客にとっての価値は何かである。
これが最も重要な問いである。しかし、最も問うことの少ない問いである。
答えはわかっていると思い込んでいるからである。
品質が価値だという。
だが、この答えはほとんど間違いである。

顧客は製品を買っているのではない。買っているのは、欲求の充足である。
彼らにとっての価値である。
10代の少女にとって、靴の価値はファッションにある。はやっていなければならない。
価格は二の次であって、耐久性などまったく意味がない
ところが数年経って母親になると、ファッションが絶対ではなくなる。
流行遅れは買わない。しかし、重視するのは耐久性、価格、はき心地である。
10代の女の子にとって価値のあるものが、その姉には価値がない
何を価値とするかは、
顧客だけが答えられる複雑な問題
である。
推察してはならない。顧客のところへ出かけて行き、聞かなければならない。

―― お客様は、商品やサービスの「価値」を買う
What customers really want?
お客様のお困りごとは何か?、何がお客様を喜ばせるのか?
お客様は何をもって「価値」とするか ―― お客様しか答えられないひらめき
自分勝手な思い込みや推察を前提とせず、お客様の「心の声」に耳を傾け、考え抜く

『小さなチーム、大きな仕事』の第6章「進化」より――
Don't write it down(書き留めなくていい)
顧客が求めているものをどのように追跡し続ければいいのか?
そんなことはしなくていい。
聞く、けど人々が言ったことは忘れてしまうほうがいい。これはマジな話。
スプレッドシートやデータベース、ファイリングシステムは必要ない
本当に気にしなければいけないお客様の要求は繰り返し聞くことになる。
しばらくすると、それらを忘れられなくなる。
あなたのお客様があなたの記憶となるのだ。
彼らは指摘し続けてくる。
彼らは「あなたが本当は何を気にしなければいけないのか」を示してくれる。
あなたがいつも忘れているなら、それは重要でないというサインだ
本当に重要なものは(書き留めなくても)消えてしまったりはしない
How should you keep track of what customers want?
Don't.
Listen, but then forget what people said. Seriously.
There's no need for a spreadsheet, database, or filing system.
The requests that really matter are the ones you'll hear over and over.
After a while, you won’t be able to forget them.
Your customers will be your memory.
They’ll keep reminding you.
They’ll show you which things you truly need to worry about.
If there’s a request that you keep forgetting,
that’s a sign that it isn’t very important.
The really important stuff doesn’t go away.

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Don’t write it down/REWORK Illustrations
この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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