• もっと見る

宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

宮 直史さんの画像
★経営のための会計★
★経営のための会計★
ようおこし (^_^)
ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
「道しるべ」でお好きなカテゴリーをお選びいただき、お時間の許す限りごゆっくりおくつろぎください。
道しるべ★カテゴリー
Google

WWW このブログ
<< 2023年09月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新の記事
最新のコメント
https://blog.canpan.info/miya38ts/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/miya38ts/index2_0.xml
生産性は「稼ぐ力」 [2017年05月13日(Sat)]
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に
人類、社会の進歩発展に貢献すること。

京セラ・経営理念

「全従業員」の「物心両面の幸福」を「追求」する
そして同時に、「人類、社会の進歩発展」に「貢献」する

この「使命」を果たすためには、いかなる経営環境であっても、
「常に健全な経営」で「安定的に成長発展」して「自主自立」を目指す。
土俵の真ん中で相撲をとる――土俵の真ん中を土俵際だと思って行動しろひらめき

企業の会計にとって、
自社の採算向上を支えることは、もっとも重大な使命である。
採算を向上させていくためには、売上を増やしていくことはもちろんであるが、
それと同時に製品やサービスの付加価値を高めていかなければならない
付加価値を向上させるということは、
市場において価値の高いものをより少ない資源でつくり出すということである。
また、それは、事業活動により従業員の生活を向上させていくと同時に
社会の発展に貢献するための前提条件となるものでもある。
第6章「採算の向上を支える」/『稲盛和夫の実学』

最小の資源(インプット)から最大の付加価値(アウトプット)をつくり出すひらめき
――「従業員の生活の向上」と「社会の発展に貢献」を同時に実現する前提条件

社会の経済的発展をもたらすものは
人間が仕事などを通して創造する新しい経済的価値である。
この発展の源となる「価値」をより多く生み出すには、
できるだけ少ない経費でできるだけ大きな経済的価値を創出する必要がある。
企業経営にとって、このことは最小の費用で最大の売上を得ることを意味する。
(…)
ところで、売上を増やそうとすると通常それに比例して経費も増えてしまいがちだが、
私はそうではなく売上はあらゆる智恵と工夫を使って増やす一方
経費はつねに徹底して切り詰めるようにすることが
経営の原則であると考えてきた。
時間当たり採算とは、
この売上を最大に、経費を最小にという経営の原則を
実現していくために、
売上から経費を差し引いた差引売上という概念を考えたことから始まった。
この差引売上は、一般的な経済用語で言う付加価値と呼ばれるものに近い。
企業が発展していくためには「付加価値」を生み出し、
高めていかなければならない
のである。
第6章「採算の向上を支える」/『稲盛和夫の実学』

20150630.jpg

企業が発展していくためには、
最小の資源(インプット)から最大の付加価値(アウトプット)を生み出し
高めていかなければならない
グッド(上向き矢印)
<生産性の向上>
    最大のアウトプット(新たな価値)   
   最小のインプット(資本、人、時間など)
「生産性」・・・ 稼ぐ力
 (※)同じ稼ぐ力でも「収益性」は分子が利益(生産性の分子は付加価値)

(1)事業活動に投じた資本の「稼ぐ力」・・・ 資本生産性(付加価値÷総資本)
(2)事業活動に投じた労働の「稼ぐ力」・・・ 労働生産性(付加価値÷従業員数)
(3)事業活動に投じた労働時間の「稼ぐ力」・・・ 人時生産性(付加価値÷総労働時間)

20161126.jpgひらめき

正垣泰彦『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』より――
経営を安定させるには、
この「人時生産性」を高める努力が欠かせない。

当社の店長たちには売上高の目標は課せられていないが、
一方で、効率的に働くことで
「人時生産性」を5000〜6000円にする
ことを求めている。
・・・ということは、もし労働分配率(人件費÷付加価値)が40%なら、
一人当りの時間当り人件費は2000円〜2400円になる。

労働時間に応じて給料を払う時代は終わりつつある。
社員に求めるのは、労働時間の提供ではなく、付加価値の提供
付加価値が給料の元社員が納得すれば
働き方も変わる

堀場雅夫『おもしろおかしく〜人間本位の経営』

社員の「働き方を変える」のではなく、社員の「働き方が(主体的に)変わる」ひらめき

この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
コメント