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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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数字のシグナルをおろそかにすると [2017年03月12日(Sun)]
 20170311.jpg

売上2倍、しかし赤字幅も2倍……んな、あほなexclamation&question
『キヤノン 高収益復活の秘密』より――
会社は何のためにあるかというと、
「従業員の生活の安定」
「株主への利益還元」
「社会への貢献」それから
「次への投資をするための余剰資金(存続への先行投資)」
この4つをきちっとやるために存在しており
それができなければ存在価値はない
この4つをやるためには、何が何でも利益がいる
利益がないとこの四つはできないから
まず利益を追求しろと社内て皆に強く言った
会社は第一義的には利益追求機関だと規定した。
したがって、利益を生まない事業は全部やめようと決めた。
――米国のパソコン事業拠点からの撤収を皮切りにした撤退作戦を実行。
これが社内に改革の強烈な印象を与えるショック療法となった。
撤退したのはパソコン、FLCディスプレー、電子タイプライター、光カード。
不採算事業の撤退により
「水漏れしたバケツの穴をなくした」と判断した御手洗は、
第二期工事に着手した。
今度はキャノンの体質や文化を根本から変える改革である。

『カルロス・ゴーン 経営を語る』より――
経営陣は数字を知りませんでした。また、業績も知りませんでした。
数値的な目標を掲げることもありませんでした。
その車が利益をあげるのか、それとも損失をもたらすのか
よく知らないままに車を売っていたのです
経営陣の中で数字を知っていたのはごく一部の人だけ。
その数字もきちんとしたものではなく
おおざっぱなデータに基づいたものでした
そんな状態ですから、たとえ誰かが収益性の話をしたとしても、
“会社の収益性をあげる”といったことではありませんでした。
もし“利益の追求”が会社の基本的な目的となっていないのであれば
利益がもたらされるというのは偶然の結果でしかありえません
利益をあげようと努力しないで、
どうやって利益を得ることができるのでしょう?
魔法でも使わないかぎり、そんなことはできません

――後に正確なコスト分析を行ったところ、
99年に日産が売り出していた43車種のうち
わずか4車種しか黒字を計上していなかったことがわかったのだ!

利益なき拡大……末路哀れ爆弾

よく管理されている会社とあまりよく管理されていない会社との差は
数字に対して払われている注意の程度である
数字を十分に真剣に取り上げない企業が少なくない
彼らは数字が上がったり下がったりした真の理由を知らず
数字のシグナルをおろそかにすることは
有効な処置をとるのに間に合わなくなることにつながる
そうなると、やることが支離滅裂になって
重大な危機を招きかねない

ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』

この続きはまた明日四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
 
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