難しいほうから順番に選択する
[2016年09月28日(Wed)]
「自分の利益を積み重ねて、自分のお金で経営する」
お金のことをつねに心配していていては仕事ができない。
そのため、ぎりぎりの資金繰りは決してしないようにしなければならない。
手形が落ちないといって必死に金策に走り回り、ようやく手形を落とし、
あたかもすごい経営努力をしているかのように思い込んでいる人がいる。
しかし、つねに金策に走り回って自転車操業しているようでは、
本当の経営を行っているとは言えない。
マイナスの経営を、やっとのことでプラス・マイナス・ゼロの水準に戻しただけ
のことである。
(…)
しかし、もし、資金に余裕を持っていなければ、
このような問題(資金繰り)に追いかけられるばかりで、
将来をみすえた積極的な手が打てるはずはない。
だから、経営者は必要に応じ使えるお金、すなわち自己資金を
十分に持てるようにしなければならないのである。そのためには、
内部留保(利益剰余金)を厚くする以外に方法はない。
(…)
自分の利益を積み重ねて(内部留保)、
自分のお金(自己資本)で経営する。
(…)
自己資金を蓄積し、それをもとに
さらに大きな自己資金が生み出せるような経営を進める。
そのため、ぎりぎりの資金繰りは決してしないようにしなければならない。
手形が落ちないといって必死に金策に走り回り、ようやく手形を落とし、
あたかもすごい経営努力をしているかのように思い込んでいる人がいる。
しかし、つねに金策に走り回って自転車操業しているようでは、
本当の経営を行っているとは言えない。
マイナスの経営を、やっとのことでプラス・マイナス・ゼロの水準に戻しただけ
のことである。
(…)
しかし、もし、資金に余裕を持っていなければ、
このような問題(資金繰り)に追いかけられるばかりで、
将来をみすえた積極的な手が打てるはずはない。
だから、経営者は必要に応じ使えるお金、すなわち自己資金を
十分に持てるようにしなければならないのである。そのためには、
内部留保(利益剰余金)を厚くする以外に方法はない。
(…)
自分の利益を積み重ねて(内部留保)、
自分のお金(自己資本)で経営する。
(…)
自己資金を蓄積し、それをもとに
さらに大きな自己資金が生み出せるような経営を進める。
キャッシュベースで経営する/『稲盛和夫の実学』
資金調達とは「難しいほうから順番に選択する」