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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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平沢保治さんのお話し会 [2015年09月21日(Mon)]
素晴らしい秋日和の昨日(9/20)、国立ハンセン病資料館に寄せていただき、
ハンセン病問題の語り部、平沢保治さんのお話し会に参加してきました。

私とハンセン病との出会いは去年のゴールデンウィークのこと――
障害者雇用に関心をもって読んだ「ヤマト福祉財団ニュース」のバックナンバーで、
ヤマト運輸の小倉昌男さんとハンセン病回復者で語り部の平沢保治さんの対談を読み、
不条理にも苦難を強いられた過去、そして今も残る社会の偏見や差別を知りました。
yamato2004.jpg(ヤマト福祉財団ニュース・2004春)

この記事を読む前も、ニュースや本などを通じて
ハンセン病のことを知っている「つもり」でしたが、
実のところは何も知らず(無知)、自ら知ろうとしませんでした(無関心)。

この記事を読んだのをきっかけに、昨年の7月に長島愛生園に寄せていただき、
8月には東京出張の機会に国立ハンセン病資料館にお伺いしました。
そして、10月には邑久光明園・長島愛生園のフィールドワークに参加して
邑久光明園の入所者の望月拓郎さんにご案内いただき、色々お話をお聴きしました。
参加者との質疑応答で「偏見は人間がつくったもの」と望月さんが語られた言葉に、
同じ人間であることを見失ってはならない」と受け止めました。

そして今年6月、NHKの「ハートネット」や「探検バクモン」で
元患者の森元さんや平沢さんのお話をお聴きするとともに、
映画『あん』を観ました。

すべては「知る」ことから始まる。
そして、過去(歴史)に学ぶ。二度と過ちを繰り返さないために
「自分になにができるか」
――なすべきことはなにか、なすべからざることはなにか

国立ハンセン病資料館では、原則として原則第3日曜日に
ガイダンスビデオと平沢保治さんのお話し会」を開催しておられます。
今回の東京出張の機会に資料館を再訪し、お話し会に参加させていただきました。

平沢さんは1927年(昭和2)生まれの88歳。
14歳の時、1年で無料で治してくれるということで多摩全生園に入所。
その後74年間のご自身の人生を語られる魂の言葉が私の心を揺さぶります。

長年の人権回復運動が認められてご出身の茨城県から「いばらき大使」に任命されても
未だに親のお墓参りも叶いません。
それでも「生きることに価値がある」と力強く語られる平沢さんの言葉に励まされ、
生かされていることをありがたく感謝し、今を生きる」と受け止めました。

お話の中で「不自由な手でも役に立つ」と何度も繰り返し言われていた平沢さんと
講演後に握手を求めさせていただき、名刺を頂戴しました。
20150920.jpg

講演では平沢さんの魂が込められた厳しいお話が続きましたが、
握手の求めに応じて「どちらから来られたの?」と言葉をかけてくださり、
幸せに満ちた表情がとても印象的で、講演のお話とともに心に深く残りました。
ありがとうございます。お身体をお大事になされて元気でお達者にお過ごしくださいるんるん

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