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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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熱意ある“ひらめき”が普通と違う(松下幸之助) [2013年12月14日(Sat)]
パナソニックミュージアム・松下幸之助歴史観(大阪・門真)では、企画展「松下幸之助『商いの心』」が開催されています(〜1/31)。
title.jpg

早速出かけて、学ばせていただきました。
企画展の会場入り口に掲げられた津賀社長のメッセージより抜書――
(……)
今の時代に本当にお客様、社会にお役立ちできる会社に生まれ変わるには、一人ひとりが社員稼業、いわば個人としての自主責任経営に徹し、それぞれの立場でお客様にどんな価値を提供できるのかを常に意識することが大切です。
(……)
この企画展では、「すべての社員に“一商人”であってほしい」という創業者の思いが、いろいろな切り口から紹介されています。皆さんがそれぞれの立場で「一商人」を考え、自分はお客様に対して何ができるのかを常に意識し、仕事に取り組む一助にしていただければと思います。
創業者に学ぶ「一商人ナリトノ観念」

松下さんの講演映像(1961年度 経営方針発表会)から――
私の見るところによると、
あんた、商売人としての本領を忘れてへんかと。
「あんた、会社の社員であるかもしれない。
しかし、その社員の仕事の本領は商売人ですよ」と。
そのためには、どういう心がまえを持たないかんか、という
その心がまえが十分できてないのじゃないかという感じがする。

会場に掲げられたパネルの一つひとつに多くの有用な気づきを得ましたが、イトーヨーカ堂の伊藤社長(セブン&アイ名誉会長)と松下さんとの往復書簡のパネルに一番心を動かされました。

1979年3月、当時、松下さんが84歳、伊藤さんが54歳のときのこと。
札幌松坂屋から店舗を買い取りってヨークマツザカヤに改装するにあたり、撤退していただくテナントにナショナルのショールームもあった。多くのテナントが掃除もろくにせず散らかし放題で撤退するのに、ナショナルショールームは撤収が素晴らしかった、との担当役員の報告に伊藤さんが松下さんにお礼のお手紙を送られたところ、松下さんから伊藤さんに長文のお返事が届く。
松下さんの手紙を読んだ伊藤さんは、「商売の原点がすべて網羅されている」と感じ、その読み方を自ら10か条にまとめ、社員教育のための小冊子を作られた。
伊藤さんから報告の手紙を受け取った松下さんは、自社の幹部に――
「北海道営業所の松坂屋での撤収ぶりがよかった、ということから始まった手紙のやりとりだったが、この手紙を社員教育の一端にしようというところに、伊藤社長の偉さがある。では、どこが偉かったのか。そういうところを知らねばならない。何ごとによらず“ひらめき”がある。熱意があれば“ひらめき”が出る。僕の手紙を活用する。教材にする。熱意があればいくらでもやりようはある。この一点、すなわち熱意ある“ひらめき”が普通と違うのである」

このエピソードについて、発売中の月刊文藝春秋(2014年新年号)の特別企画「世界が驚愕した日本人54人」に伊藤さんが書いておられるとのこと。早速、買って読みました。

s-P1010989.jpg
来月の会期末までにまた学びに寄せていただきます。

この続きは、また明日...四つ葉
◆商いの道〜商売の尊さと喜び/マイブログ(2013.12.15)
 
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