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東日本大震災チャリティー 映画「商店街な人」 NPO法人ワップフィルム Design:Nobuyuki Baba(Virginity)

NPO法人ワップフィルム


2010年01月06日

春風献上! Birth is to be born into the Pure Land.

新年あけましておめでとうございます

本年も皆さまよろしくお願い致します

「国家安穏なれ佛法弘まれかし  釈 親」


2010.賀状.和勧書


「隠し通す愛のBIGAKU」上映・講演会の模様を動画でご覧ください


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posted by 民生新聞 at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域

2009年12月10日

オバマ大統領の決意より・・・日本の決断が大事

窮屈な世の中

                  政治評論家 唐沢 忠雄

 二〇〇九年真夏の総選挙は民主党が三〇八議席、自民党が一一九議席で野党民主党が単独過半数を制し圧勝した。
有権者が狭い視野にしろ自分の意志をむき出しにして政権交代を求める行動に出たのはおそらく初めてといっていいだろう。
それだけ、世界中がせっぱつまり、これからの生活や平和や経済の成り行きに不安や焦燥を感じている証拠である。
アメリカあたりは早くも最悪の事態は切り抜けて、再生の方向に向かいはじめたが如き情報を流しはじめてはいるが、そう簡単に済む内容のものではない。

 選挙は民主党が大勝して国会は安定したと言えるが、だからといって世界経済や日本経済が安定したわけではない。
民主党は内需の拡大に基軸を置いているが、いまや内需の拡大だけで片付くものは何一つないと言ってもいいだろう。
今度の金融破綻の様相を見ていると、或日突然自分たちが護って来た物が値下がりしてしまったり、売れなくなってしまったり、買い占めされていたりということで地球上の何処に住んでいても悪魔の経済の手で掻き回されてしまう。

 気象や自然の変化なども含めわれわれの自由で干渉のない(自由奔放を意味しない)生活は何処かへ消えてなくなってしまっている。
電子機器やあらゆる技術革新によって一見便利のように見える生活の利便も裏を返せば何等かの統制と支配下に置かれ、抵抗すれば排除される仕組みになっている。

実におそろしい世の中になっている。

 しかも、そのことを云々すれば、或いは言葉に出して街の中を歩き回れば、それは不安や怖れをバラ撒くものだとして追いかけられる。もしくは目を光らせられる。
想うこと自体が制約を受けるという厄介千万なことになっている。

 勿論、それは何等かの形に現れてこなければ、権力だってどうしようもない筈であるが、しかし、過去のいろいろな事例を参考にしてみると、全くひどい話がいくらでもある。
これだけ進歩した世の中であれば最早などと決して思ってはならない、むしろ、それ故に更に更に不条理の積み重ねは巧妙で冷酷になって来ている。

2009年08月20日

湘南藤沢試写上映会・講演会のご案内

映画「隠し通す愛のBIGAKU


                       製作office わかん



2009年9月20日 会場17:30/上映18:10〜

藤沢市民会館第2展示ホール ※入場無料

企画・監督・脚本/高橋和勧(Takahashi Kazuyuki)


<キャスト>高橋和勧・マンモス銀次・神代清美・高山かな・木下正史・リーゼント山崎・大石幹雄・真砂豪・金井修一郎(むつあい動物病院長)・小野常蔵(古武術家)



問い合わせ先:隠し通す愛のBIGAKU実行委員会

事務局:Hair change place Aya

TEL/FAX:03−3744−8828

担当:小池田亜也子

MAIL:aya-0707@nifty.com

※随時スタッフ・ボランティア歓迎致します。只今、草の根活動の法人に向け準備段階です。ご興味のある方はどうぞご連絡ください。又、会場でお待ち申し上げます。


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posted by 民生新聞 at 17:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 地域

2009年07月05日

もはや弥縫策は通らなくなった・・・バーチャル・マネーゲームを切り捨てよ!(2)

しっぺ返しは確実だ

    政治評論家 唐沢 忠雄

 それならば人、物、金の流通がスムーズでなければグローバル経済は成り立たず、ますます危機にはまり込む。日本の自動車業界や電機業界の最近の取り組みを見ていると、大改革をやり、商品の売れ行きの激減、それに伴う人件費の節減、投資の中止、開発費の削減や廃止と思い切った縮小均衡に向かおうとしている。

 だが、これは明らかに誤りである。

 一年前と百八十度の大転換をやるのだから、大英断であり、合理的であると受け取れる面もあるわけだが実はあまり急激な対応は今後の動きを見ていればわかることだが、世界経済という大きな立場から見れば、自分で自分の首を絞める結果に陥っていることになる。これは知らず識らずのうちに保護主義に陥っている。

 不十分ではあるが連合会長がトヨタやホンダや日産などに賃上げやボーナスの支給などを要求したが、これを実現させることこそ真の景気対策になると主張していたが、(財界は拒否)実はこれが正しいのだ。
保護主義に陥ればその代償は確実にそこに戻って来る。

 ドイツ、フランス、イギリスなどで国費を投入して銀行などを救済しているのだから、先ず「自国民に職を与えろ」職を与えるのが先決であると、失業問題を真っ先に揚げて政府をつきあげている。これは一理あるので理論に欠陥はあるとしても、深刻な被害や不安は必然である。
 しかし、これによって外国人労働者を排斥することになるとそこには排斥された国民の反発や係争が必ず起きる。必要なときは使うだけ使って、要らなくなれば軽く切り捨ててしまう。  わが国でもそうした事件が起きて政府与党が現在は対応に苦しめられている。
どこの先進国も余りいい加減なことをしておくと、必ず仕返しが来る。

 日本が一時期、経済大国になったからといって、うむぼれていたのではとてつもないしっぺ返しに遭う筈である。
 或いは過去においてODAで相手国を援助するからそのうち何%かは政党資金に戻すというひどい手段を取ってきたのであったが、このようなことは結局アメリカは全部把握しており、結局は後日あばかれてしまう。情けない事例だが過去にはあった。
これでは資金は相手の国民の役にも立たず、本当の信頼関係は生まれない。

 アメリカに追随し過ぎて重要な国際機関の役員選出に破れるという苦い経験をつい先頃にも経験している。同盟国であればこそ、是は是、非は非で通さないと本当の信頼関係は成り立たない。
 そんなことをしていては「生き馬の目を抜く」という政治や経済の生きものの中で泳いでいけるものかと馬鹿にされるかも知れないが、実はそうではない、愚鈍に見えるようなやり方だが長いスタンスで考察してみればどちらに理があるかわかってもらえるのではないか。

2009年05月31日

もはや弥縫策は通らなくなった・・・・バーチャル・マネーゲームを切り捨てよ!

先進国の考えが通らなくなった

      政治評論家 唐沢 忠雄

 今回のアメリカ発の世界金融危機で、アメリカの実体ばかりでなく、世界の実態構造が世界中に知れわたった。
これらの内容について続く先進国首脳会議や異例にも同じ日に二十ヶ国会議が開かれるという忙しさであるがそのまま新興国の発言権の強さや先進国の権威がいかに落ちたかを物語るものでもある。

 その影響がいかに大きく、かつ深刻なものであるかはそれぞれの国に与えたダメージが計り知れないものがあり、従って米側の主張にも拘わらず、各国の抱いた先進国に対する信頼度も今後の対策に対する速度や内容についても、注文や要求が異なって当然といえる。
 この際、一気に主導権を確保し政治的立場を有利に転回しようとする動きなども随所に見られるが、それはそれとして、古い手法の修繕ではなく、根本的な改革が必要なことは政治の指導者はわかっているはずである。

 それを承知の上で規制や根本的対策をなおざりにして、すでに修復のメドは立ったかの如き、一種の弥縫策を講じて、再出発したかの如き手法を用いれば、それはやがて大きな破綻に連動して行くであろうことは、今度の事態の経験をした以上わかっている筈である。
それゆえにオバマ大統領は三月十一日、就任百日間の境までに前政権や議会側との妥協も已むを得ないとして、例えば地域誘導型イヤマーク法の通過を認めざるを得なかった。

 妥協と前進はこの大統領にとって不可欠、重要な戦術であり、今後も繰り返し使われる手法である。
 アメリカの今回落ち込んだ谷間は、資本主義の崩壊をも招きかねない転換期であることは、彗眼のアナリストは指摘している。

2009年05月05日

どん底に落ちたアメリカは・・・・したたかな外交を展開して来るだろう(4)

喉元過ぎれば・・・・

                   政治評論家 唐沢 忠雄

 オバマ新大統領は景気対策について九日記者会見で記者の質問を受けたが、議会対策で思惑通りに法案が進まず、共和党側の賛成派が
僅かに三人であり、病気中のケネディ議員に出席してもらえなければ廃案にもなりかねなかったという意外な議会の対応にぶつかった。

 景気対策は対応が遅れると日本の例に見られるように、巨額の財政支出をしたにも拘わらず「失われた十年」を経験せざるを得なかった。
計画通り事が運べば問題はないが、民主党の中からも反対するものもあって、新政権にとって、早くも、議会対策の難しさを露呈した。

 経済対策はアメリカ国民にとって共通の当面の最大課題であるのだが、これがやがてイラン撤退やアフガン問題にも政治的思惑が深くからまっているので、議会内の動きそのものが、連鎖反応を示すのだ。
そればかりではない、イスラエルの総選挙が行われ、総体としては右派勢力が増大し、中道派は辛うじて議席を守ったけれども、圧倒的な議席数を持たず、結局大統領の要請により、連合内閣を形成せざるを得なくなり、どの党を中心に内閣が出来ても、不安定政権になりそうだ。

 オバマ政権にとっては、イスラエルーパレスチナで平和的方向を見出すことができれば、今後の外交や諸々の政策を遂行していく上に大きく役立つのだが、これが裏目に出た。
 政治というものは全く難しいものである。理念だけあっても、事態にからむ生活者は全く反対の立場にあって、生活の基盤が消えてしまうことになれば、理屈はともかく、願望とは別の道を行かざるを得なくなる。
自分の欲しないことにも賛同し行動しなければならなくなる。

 クリントン政権時代、イスラエルのネタ二ヤフ首相とパレスチナ問題を合意に達する可く、実に精力的な交渉を続けた。
クリントン氏にしてみれば二期目の最後の仕上げにどうしても平和的合意を得たかったのだが、ネタニヤフ氏は闘争的性格であり、当然政策もその線に沿ったものであって、連日交渉を重ねたが、遂に合意に至らず、ビル・クリントン氏も無念な思いであきらめざるを得なかった。

 アラファト議長の活動がまだわれわれ遠くに生きている国民にも生き生きと伝わってきた時代のことであったが、領土問題のからまった長い長いいきさつのある交渉の難しさをまざまざと見せつけられたのであった。

2009年04月17日

オバマ大統領核廃絶宣言!・・・・遂に人類の指針示さる

公的資金に対する市民の目醒め
 
               政治評論家 唐沢 忠雄

 これから大いに問題になって来るのが公的資金の注入である。
株主重視の立場を維持して来た欧米日だが、アメリカ政府がAIGに公的資金を注ぎ救済したにもかかわらず、会社役員のボーナスの支払いなどに巨額の支払いをしたということで、オバマ政権はこれをきびしく批判、課税によってこれを取り戻す法案を提出、議会側もこれに賛意をしているからである。

 一方ウォールストリートの住人たちはこんなことを承知する人達ではない。
ボーナスは早い時期に契約していたものであって、正当な支払いだとしている。イラクとの闘いは六年目になるが、イラクやアフガンに注ぎ込んだ金は莫大なものであり、米国の財政赤字や貿易赤字もこれが原因であり、アメリカ発の金融混乱は世界中どこでもわかっていることであって、今後もアメリカが中心になって基軸通貨国を維持しようとしても無理な話なのである。

 それにも拘わらず、米政府としてはこの混乱や不況を一日も早く克服して、年内にも回復の緒についたと見せたいわけである。
オバマ政権は当然それを念頭において政治を行っている筈であるが、ここは前政権との哲学の違いがあり、株主以外の一般大衆の税金を注入している、もう一つは社会保障を受ける層に分配しなければ政権の意味が失われるという困難で新しい問題を抱えている。

 保守勢力は財はわれわれの先人たちの努力と工夫と犠牲とによって蓄えられたものであって、分配のみを要求する無知で、財とは何かも知ろうとしない、先住民や職を求めて不法入国したりして来た世界中から集まって来る不法住民を食わせたり救済するためにあるのであはない。
自由・平等・博愛といったスローガンはあるものの、それはあくまでスローガンであって、本音は白人のためであり、根強く残っているアングロサクソンの系列の利益になるようになっている。

 歴史的とか伝統的とかわれわれは軽く言うが、この引っかかりはおそろしく、頑丈でしごいたり、切断しようとしても、なかなかどうしてどうして、断ち切りはむずかしいのだ。

2009年03月20日

どん底に落ちたアメリカは・・・・したたかな外交を展開して来るだろう(3)

政治家の条件は凄く難しいのだ

             政治評論家 唐沢 忠雄

 IMFや世界銀行も一度やったことはそう簡単には取り消せない。
まして今回は底を見られてしまっている。

 EUも困っている。中東産油国も歩調を合わせていない。名だたるヘッジファンドも行き場を失い、手段を選ばないところに来ている。
日本の中小企業は債権で必ず世界をリードして行くことになるだろうと云われて来たが、二月の決算の数字を見ていると、宝を製造する町工場が工場を閉鎖するかつてないひどい状況に追い込まれているという。
これはなかなか大変なことである。早く政治が気付き、何等かの手を打たなければならない。

 こんなに凄い危機時代には政治や法律が、一体全体、政治や法律が日本国民のため、しかも、弱い立場、希望を失い、荒れた気分になっている多くの人々のことも視野に入れた破格の手段で、極端に言えば超法現的にでも脱出の道を求めなければならない。
いかにも凄い時代に直面したものだ。日本だけがジタ・バタしても始まらない。
オバマ氏が世界中に率直に助けを求めて行く姿勢、外交も、先ず相手の言うことを聞け、そして相手の立場に立って物を考えろという、争いを避ける姿勢は、保守派の反発を買うに違いないが、彼はそれを完全な理性で割り切っている。

 世界の真の平和と回復はこうした生き方以外にはないことをあらゆる角度から研究している。日本の新進気鋭の政治かもそうあってほしい。
言葉の選択の中にそれが現れて来る筈である。
 
 現在麻生首相は「ゆれ動く」ということで与党内部からも突き上げられているが、政治家の資質は本当に若い頃から着実に積み上げていかなければならない、重要で、広く隔たらない豊かな教養や、人格形成に周囲の人々の善意の協力を必要とする。
一国のリーダーはやはり少年時代から培われていかなければならない、真に難しい「人格形成」の重要きわまりない過程である。
 
 長い忍耐のいる重い道である

 そしてその政治家は後戻りの出来ない一度限りの、思案に思案を重ねた最賢明の決断をするのだ。大衆は全体を見ることは下手だ。つい、自分の利益だけに奔る。相当に目覚めて来たとは言え、まだまだ愚昧な面を備えている。

 理性を外れて行動する。そして、群れをなして奈落へ落ち込むものである。
そうあってはならない。

2009年03月13日

どん底に落ちたアメリカは・・・・したたかな外交を展開して来るだろう(2)

麻生政権に降りかかる難題
      
      政治評論家  唐沢 忠雄



 日本では麻生首相が景気浮揚のため懸命に努力しているが、どうも今一世論がまとまらない。
自民党執行部は足下のまとまらないのは一番危険なので、造反者の渡辺喜美氏に対しては刺客を立てるなど最も厳しい対応をすべきであると、刺客の擁立を求めるなど、緊張する場面も見られるが、地元の空気は複雑である。
 逆に渡辺氏が逆刺客を立てれば一万票位取っただけで自民党の候補者が落選してしまうという弱みもある。どういうことになるかは実際に解散にならなければわからないが、失われた政治に対する信頼はただ閉塞感を云々していてもクリアーされるものではなく、一つ一つ問題や部分を改善していく以外に特効薬はない。

 この世界的な大不況については明らかにアメリカから引き起こされているのだが、当のアメリカ国民の危機意識が意外に低いというのも困った現象である。
最も世論調査といっても千人、二千人の解答をもらったものを基礎に発表しているようで、もっと大掛かりな調査をやればまた別の結果が得られるかも知れないが、白人が六十%を占める同国では、黒人大統領が選出されたとしても俄に空気が入れかわるということではないかもしれない。
オバマ氏はフリードマン教授の考え出した環境を土台にしたグリーン作戦を行うようであるが、これは彼らには良くても、効果や成果を得るには中・長期に時間を必要とするから、大衆の乾ききった欲求に全面的に即応出来る性質のものではなかろう。
やはり期待ぶくれにオバマ氏は苦しむことになるだろう。

 オバマ氏のイラクやアフガンに当面している戦争の終結にオバマ外交の成果が見られれば、同大統領に対する信頼度はぐっと高まるだろうが、撤退に反対する勢力も依然強く、それほどやさしい仕事ではない。
日本ではフリードマン教授が確立したとする高度の数学を利用した金融工学を徹底的に解析する学者もいて、同氏の金融工学については誤りがあるとして、経済学部などで花形部門として金融工学を宣伝してきた有名大学でも現在はこの部門を廃止したりしている。

 一日先や一秒先に何が起きるか全くわからない我々人間に将来のリスクを完璧にカバーできる筈がなくそれを高等数学で割り出す、市場原理主義に従わない人々がこの世界には少数派であっても存在する。

 競争原理主義を認めないのである。
競争原理主義は一見、自由で平等、公平のように映るが、実体は市場を牛耳る人々によって誘導操作されていることを知っている。正直で弱者で愚鈍な人々の立場を守ろうとしているのである。
マネーの蹂躙にさんざん曝されて来たアルゼンチンなどはこの間も債務不履行を起こしていたが、彼らはその結果について、抵抗力を備え付けてしまった。
 ドルに痛めつけられるなら自分たちで創った通貨で行こう。或いは最終的にはバーターでもいい、直接物と物を交換して生活する。自分たちの先祖のやって来たことをやって生きればいい。
 人口も少なく、日本のような大国ではないから小回りも利くかもしれないが、彼らは債務不履行もものかわでやっている。



 

 

2009年03月04日

どん底に落ちたアメリカは・・・したたかな外交を展開して来るだろう

外交日本確立の好機
        政治評論家 唐沢 忠雄


 ブッシュ氏は適当なことを言って大統領の座を出て行ったが、実に深刻な問題を世界に残していった。
新大統領のオバマ氏やバイデン副大統領は、かつてない熱狂的な歓迎を受けて就任したが、待ち受けている課題は本当に大変なことばかりである。
これまでよくも悪くも世界をリードして来たアメリカにしろ、ヨーロッパ諸国にしろ、大変な経済の落ち込みに直面している。

 FRBのバーナンキ議長はファイナンシャル・クライシスを回避し、それを乗り越えるための研究を行ってきた人であり、次々と起こって来るであろう危機の悪要素を取り除くための手段方法を研究し、世界中の関係筋に手を打ち遺漏のない働きをしている筈であるが、市場は必ずしも思うようにはj反応していない。
それどころか二〇〇九年はさらに一段と底をつき、落ち込みそうだ。

 一月二十六日の夕刊によると、アメリカは一日で六万人の人員整理が行われた。
 六万人である
 
建設、製薬、小売など幅広い分野で整理が加速し雇用不安を一段と強め、個人消費にも深刻な影響が出るかも知れない。
 
キャタピラー・二万人
ファイザー ・一万九千人
スプリント・ネクステル(携帯電話)八千人
テキサスインスツルメント(半導体)三千四百人
ゼネラル・モーターズ・二千人

これらの会社の対応は現在のアメリカばかりでなく、世界に対する深刻な影響を与えているかを物語っている。
勿論オバマ大統領はこれらのことはオバマニューデ−ルの中に組み入れて行くだろう。いかなる天才が収拾に乗り出しても、右から左というわけにはいかない。
アメリカ国民に相当の忍耐を要求することにもなろう。

 しかし、就任早々十六ヶ月以内にイラク撤退を表明、イスラムの人々にアメリカはその敵ではないと言い、先ず相手の言い訳を聞けとイラクやアフガニスタンに派遣した大使にも命令している。
この基本姿勢はオバマ外交を幾つかの分野で停滞させたり、失敗することがあっても、いずれは相手方の理解を得ることになるだろう。

 この点がブッシュ政権とは百八十度ちがうと言うべきだ。たしかに十六ヶ月でイラクから軍を撤退させることについて、異論は存在する。
失敗すればアルカイダーの攻勢に力を与えてしまう危険性があるとする、共和党側や軍部の考え方の現実性はある。