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「せんだい・みやぎNPOセンター」のせ・みブログ
特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター
の役員・職員が共同で運営しているブログです。

仙台、宮城県の市民活動やNPOの情報をはじめ、中間支援組織ならではの全国・県内各地からの情報をお届けします!
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震災復興から日本再生へ:明日を拓く市民社会[2012年02月16日(Thu)]


日系アメリカ人リーダーシップ・シンポジウム

「震災復興から日本再生へ:
         明日を拓く市民社会」



当センター共催にて、上記シンポジウムを開催
致します。
(主催:国際交流基金日米センター)



日程:2012年3月5日(月)

時間:15時〜17時半(開場14時半)

会場:仙台国際センター2F 大会議室「萩)


日系アメリカ人パネリストと、日本側パネリスト
とで、今後の日本において、いかにして社会
起業家や市民社会組織を育成、活性化し、官・
民の多様な関係者と分野を超えた連携を創って
いくかを考えていきます。


詳細はこちらのページからご覧いただけます。

  ↓     ↓

国際交流基金日米センター



皆さまのご来場をお待ちしております。


「日本駆け込み寺」の玄さんとNPO代表者の方々と座談会を行いました[2012年02月13日(Mon)]



先週の土曜日(2/11)、
当センター「フラスコおおまち」を会場に、
「一般社団法人日本駆け込み寺」の玄秀盛さんと
以下のNPO代表者の皆さんとの座談会を開催
しました。

参加頂いたNPOは以下。(順不同)

東北HIVコミュニケーションズ
World Open Heart
ミヤギユースセンター
ぶれいん・ゆに〜くす
仙台DARC


玄さんは、今後1年以内に仙台でも駆け込み寺を
設置しようと、現在精力的に動いていらっしゃり、
新宿でのお忙しい活動の合間をぬって、月に一度
は仙台を訪れているそうです。

この日も座談会後に河北新報社さんの取材を20分
程度うけられたのち、
「また別の座談会があるんだよ」
とおっしゃって出かけて行かれる忙しさでした。


さて、その座談会の様子を少しご紹介しましょう。




熱く語る玄秀盛代表



14時を少し過ぎて始まったこの座談会。
予定は16時までの2時間でした。

まずは玄さんから駆け込み寺の紹介。

1年間365日、10時〜22時オープン。
ボランティアは2〜3名/週。
先月の1月は約200件の相談。
内容は、多重債務、自殺、DV、などなど、
本当にさまざまだそうです。


その後、各団体代表の方の自己紹介、
そして3.11前後の状況変化もあわせ、活動状況
などをお話頂きました。







そうした話のなか、玄さんや代表の方から更に突っ
込んだ質疑応答や意見が交わされ、あっという間
に終了予定時刻の16時過ぎ。


おいで頂いた全団体とも、地域を限らずみられる課
題に日々取り組まれているだけに、そのお話には
深みがあり、考えさせられることばかりでした。



国分町なのか、一番町なのか、それとも仙台駅付
近なのか、
いずれにせよ、仙台駆け込み寺オープンはそう遠く
ないことのようです走る



地域づくり総務大臣表彰を受賞[2012年02月07日(Tue)]

 2月4日 仙台国際センターにおいて、「平成23年度地域づくり総務大臣表彰」がありました。
 この表彰は、全国各地で、それぞれの地域をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰することにより、地域づくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的としています。
 本表彰は昭和58年度に創設され、今回で29回目。これまで843団体・個人が受賞しているのだそうです。

 今回、当センターは団体表彰を受賞いたしました。
東北地域の市民活動の基盤づくりに取り組み、その実績をベースに震災後の復興に寄与したことを評価されました。また震災後の地域再生・復興の中心的役割を担うことが期待されています。
 
 この受賞を励みとして、これからも地域での復興への取り組みとその取り組みを
行う様々なNPOや市民活動団体への支援に力を注いでいきたいと思います。



Posted by いとうひろこ at 22:17 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「大震災を超えて」理事:風見正三[2012年02月07日(Tue)]

大震災を超えて 
 〜 2012年を迎えて試練の年から希望の年へ 

激動の2011年が過ぎ去り、2012年が到来して
早くも1カ月が立ちました。先日は節分を迎えて、
今年が希望にあふれた年になるように、祈りを
こめて、豆まきをした会社やご家庭も多かった
ことでしょう。今年は、2011の激動を過去のもの
とせず、日本をより良い姿に変えていくための具
体的な行動を起こす年としなければなりません。

「一隅を照らす」という言葉がありますが、それぞ
れの置かれている場所や立場でベストを尽くし、
その場を照らしていく、そんな生き方ができれば
と思います。

自分がまず身の周りを照らせば、その周囲は明
るく光り、その光は伝搬し、やがて、身近な地域
から社会全体に光がひろがっていく。そうして集
まった小さな光がつながり、日本や世界を照らす
大きな力になり、やがては、地球全体を照らす。

それが、「一隅を照らす」ということです。

それでも、大震災後の困難な社会経済状況や政
治状況を見れば、不安な気持ちも募ってきます。
しかし、社会の変革は、やはり、市民、ひとりひと
りの意識の改革とそれに基づく志の連鎖と行動か
ら生まれていくと信じています。

私も微力ながら、東北復興の活動に関与させて
頂いておりますが、様々な希望が見えてきてい
ます。

あの大震災を振り返ると、本当にあの衝撃と悲し
みが蘇ります。多くの方が大震災によってその生
活や環境を激変させられました。

私も、2008年に宮城大学に着任した頃は、まさか、
このようなことが起きようとは思ってもいませんで
したが、大好きな東北に来て、コミュニティビジネ
スの普及に地域を回っていた自分にとって、この
ような歴史的な大震災に遭遇し、東北の復興に
携わることになった事は、まさに、自分の大いな
る運命と受け止め、多くの方と手を合わせて全力
で支援活動を進めてきました。

震災によって、東北は世界中から尊敬を受けまし
たが、私は、その本質は、コミュニティの強さに起
因していると考えています。

東北を支えてきたコミュニティの強さを次世代に継
承し、豊かな自然に育まれた歴史と文化の里、東
北を再生していければと願っています。

昨年、多くの市町村で復興計画が策定されてきま
した。しかし、その実行はこれからです。
まずは、地域の人々が希望を持てる計画を推進し
ていかねばなりません。

地域の人々の気持ちにつながる計画
地域の人々の笑顔につながる計画
地域の人々の誇りにつながる計画

そんな計画を実行できるよう、みんなで力をあわせ
ていかねばなりません。

昨年ほど、「絆」という言葉が大切に思えた年はあ
りません。その想いを今年につないで、多くの人々
にとって、希望が灯る年になるように祈りながら、
復興プロジェクトに携わってきました。

南三陸町の震災復興計画も動きだしてきています。
しかし、これからは、その実践の仕組みづくりが大
きな課題となっています。住民と共に紡いだシンボ
ルプロジェクトを是非実現していきたいと思います。
アミタの協力も得て少しづつエコタウンの実現に尽
力できればと思っています。


南三陸町:震災復興町民会議関連HP

南三陸町震災復興町民会議(議事録:1~5回
(上記のHPに各回の報告が掲載されています)


亘理町では、被災地の元気づくりのために菜の花
を植えるイベントを学生とともに進めることができま
した。マイファームの西辻さんやふるさとファームの
田澤さん、地元の市民やNPOの方々、地域起業
家や宮城大学をはじめ多くの東北の学生が力をあ
わせて動き出しています。春には、菜の花の咲く
頃にまた農地再生に向けたイベントも企画していま
す。


菜の花プロジェクト・種まき
http://furusatomura.com/kensyokubi-life/2011/11/post-21.html
http://www.myfarm.co.jp/common/pdf/happy-yellow.pdf


東松島市では、震災後、C.W.ニコル氏のご協
力で長野県黒姫のアファンの森に被災地の子供
たちをご招待するプロジェクトが実現しました。震
災で傷ついた心を癒し、生きる力を再生して頂くた
め、幽霊森を再生したアファンの森の力を体験し
て頂ました。


アファンの森:震災復興プロジェクト

C.W.ニコル・アファンの森財団



そして、そのつながりが東松島の新たな力になり
つつあります。アファンの森で養ったたくましい生
きる力で東北の森を再生し、元気な地域を創って
いくプロジェクトが始動しつつあります。東松島市
の失われた学校を、ニコル氏の協力の下、地元
の地域資源を活かして、森の学校として再生する、
「森の学校」プロジェクトも始動しています。今、
ニコル氏が長野県黒姫のアファンの森で実践し
てきた森林再生のノウハウを東北に広げていくた
めに多くの仲間がつながろうとしています。東北
に、世界に誇れる新しい教育の場を創造していき
たいと思っています。







大崎市では、絵本作家の葉祥明氏も加わって、
蕪栗沼のふゆみず田んぼの応援プロジェクトが
動きだしています。

蕪栗沼ふゆみすたんぼプロジェクト

ロハスの提唱者である大和田さんや映像専門家
の上田さん、ふゆみず田んぼを進める岩淵さんや
地元の農家の皆さん、応援団の方々、たくさんの
仲間がつながって、マガンが降り立つ、この大い
なる東北の自然を全国に情報発信していく活動が
スタートしています。

ふゆみずたんぼのノウハウは塩害にあった田んぼ
を再生するためにも生かされようとしています。南
三陸町等の津波の被害にあった市町村にその活
動は展開しています。

ソーシャル投資のプラットフォームづくりも進めてい
ます。現在、いくつかの被災企業への具体的支援
が始まろうとしています。

その他、たくさんの被災地を元気にするソーシャル
ビジネス、コミュニティビジネスも始まっています。

1月13日に六本木のアカデミーヒルズで「東北復興
緊急ギャザリング」が行われました。東北復興への
様々なチャレンジをしてきた11か月、その節目として、
SBNが中心となって東北復興緊急ギャザリングが
開催されました。アミタの熊野会長のコーディネータ
ーで、大地を守る会の藤田さんや陸前高田の副市長、
文化人類学者者の辻信一教授、ブータンのアドバイ
ザーをしていた御手洗さん、八木澤商店の河野さん
など、東北復興に向けた方針を語りあいました。

私からは、地域が主体的に未来を勝ち取るためのコ
ミュニティの再構築の重要性と市民セクターが復興ま
ちづくり事業に主体的に参加する重要性を語りました。
その後は、糸井重里さんの白熱教室も開かれ、とて
も熱い議論が展開されました。糸井さんはとてもナチ
ュラルな方で自分の言葉で語られる素晴らしい方で
した。辻さんとの出会いも感動的でした。シューマッハ
―やイリイチを原点とする学問や行動の変遷に深い
共有感を持ちました。

新たな日本を創るための示唆に富む一日でした。100
名程度の収容があったのですが、会場はすぐ満杯で
キャンセル待ちだったそうです。Ustが公開されてい
ますので、是非、ご覧下さい。つながりを再構築する
ことが希望を生んでいく、そう実感した一日でした。

東北復興緊急ギャザリング


東北再生は、まさに、これからが正念場です。2011
年は、日本にとって大きな試練の年でした。しかし、
この経験を決して無駄にせず、それらを噛みしめて、
今年こそ、持続可能な地域づくりを再構築するため
のスタートの年としなければなりません。

共に美しい志の絆を築いていきましょう。

今年は、被災地の人々や被災地を支えてくれた、
全国、全世界の人々に、真の幸せな社会が到来す
るよう、それぞれの立場から「一隅を照らす」想いで、
復興に尽力していきたいと思います。

今、我々にできることは、自らの力を信じて、できる
ことを確実に実行していく、それをみんなで伝えて共
有し、全国に、世界に広げていくことです。

是非、一隅を照らす人になりましょう。
政治、経済、社会を変えていくために。

自らの力を信じて、未来の子供達に誇れる美しい日本
を残していけるように、 変革を信じて行動を起こして
いきましょう。


2012年2月1日

風見正三(かざみ しょうぞう)
せんだい・みやぎNPOセンター理事
宮城大学事業構想学部事業計画学科教授
地域連携センター副センター長 
博士(工学)







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