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NPO法人クラブハウスこころのリカバリーの公式ブログです。スタッフによる活動報告やイベント告知等を行っています。


2025年10月02日

成年後見権利擁護のシンポジウム


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東京精神保健福祉士協会
成年後見権利擁護委員会主催の研修会が
11月23日(日)にハイブリットで開催されます。
成年後見制度を利用された当事者がインタビューを受け、
録音データで参加されます。
1.会 名:東京精神保健福祉士協会
  成年後見権利擁護支援委員会研修会
2.テ ー マ:「生活支援と成年後見制度の接点〜精神障害分野における制度利用の判断について〜」
3.日 時:令和7年11月23日(日) 14:00〜16:30
4.会 場:全国教育文化会館 7階大会議室(千代田区二番町12−1)
5.対象者 :テーマに関心のある方
6.参加費 :東京精神保健福祉士協会会員と学生は無料
東京精神保健福祉士協会会員以外の方は、1,000円

申し込み方法と内容等の詳細は
東京精神保健福祉士協会
イベント開催日11月23日(日)のチラシpdfを
ご参照ください。
posted by kuniko_sakamoto at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ

2025年08月20日

85才以上で介護を必要としない人たちが増えている


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これまで相談支援などで、介護サービスを利用されている高齢の方々に関わってきて、私は「すべての人は、年齢が上がるほど介護度は上がり、85歳以上のほぼすべての人が、何らかの介護サービスを必要とする」と捉えていました。介護度を上げないためには、頻繁な運動と食事コントロールが必要だと考えていました。
 私はこれまで、健康で自立して暮らしている80代以上の方に接する機会がなく、そのような人達は、高齢者のごく一部(数百人)だと思っていました。
 結論を先に述べると; 85才以上の人口(2022年616万人)のおよそ4割(246万人)の人たちが、介護サービスを必要とせずに暮らしているのです。
 私が出会った、そのような方たちの特徴を以下のサイトに記載しました:
「頻繁な運動と食事コントロールは健康長寿の必須条件ではないかもしれない」

posted by kuniko_sakamoto at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告

2025年08月18日

高齢期の生き方の選択肢が増えてきた


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20年ほど前に読んだ「高齢期心理学」の本に紹介されていたアメリカの事例;バスケット試合でプレーしていたある男性は、対戦相手の若い選手から「老いぼれは引っ込んでろ!」と怒鳴られた。その男性は、自分はもう若くないのだと悟ってバスケットを引退し、畑仕事に専念している。
  その事例を読んだ当時、私は特に何も思いませんでした。「高齢で、現役を引退して畑仕事に専念する」生き方は、当たり前だと思っていたからです。
  今の私は、その事例を「若さと競争することに執着している高齢者と、あからさまに高齢者を排除する若者との衝突」と捉えて、「排除されたら、すんなり引っ込むのか!?」と少し違和感があります。
  引退して畑仕事に専念するのは1つの選択で、他の選択肢、例えばどうすればバスケットを続けられるか考えて試しみる、もある。試しながら「自分の老いを知り、老いと付き合いながらバスケットを続ける」生き方を見出していけるかもしれない。身近に、後者を選択する人たちが増えてきて、私の「高齢期の生き方」の捉え方が変わりました。
  昔の「60にして迷わず」?ではなく、青年期と同様に高齢期も「自分の生き方を見出していく」時間なのだと思います。

posted by kuniko_sakamoto at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと

2025年02月22日

救命訓練


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今日、町内会の救命訓練に参加しました。
訓練の覚え書きです。
太字は、「今までなんとなく、そうだろう」と思っていたことを、改めて認識したことです。

倒れている人がいて、呼びかけても反応がなく、呼吸がない場合、発見した人は、倒れている人の心臓マッサージをするのが義務である。

発見した人は、できるだけ周りの人を集めて、119番通報とAED搬送をする人を2名指名すること。

心臓マッサージは、救急車が到着するまで続けること。
心臓マッサージはかなりの体力がいるので、周りの人たちと交代しながら続けること。
救急隊は現地に到着するまで10分以上かかることがある。

119番通報した人は、救急隊が到着するまで現地にいること。なぜなら、救急要請の電話をした後に、消防署から電話がかかってくることがあり、また、GPSで現地に向かうから。
119番通報では、消防署からの質問に答えるだけで良い。
AEDが到着したら、倒れている人の衣服を脱がせて、素肌に直接AEDを装着すること。
AEDの2枚のパットは、1枚ずつ、鎖骨の下と脇腹にそれぞれ装着すること。パットは粘着力が強いので、誤って2枚のパットがくっついてしまうと、使い物にならなくなる。

心臓マッサージのやり方とAEDの使い方の実技をしましたが、まだ戸惑うことが多く、繰り返し参加して、身に着けたいと思います。
全ての人が、心臓マッサージのやり方とAEDの使い方を、一度は経験する必要があることを痛感しました。
また、一人暮らしの高齢者や障害者で、自力で避難できない「災害時要支援者」は、町内だけで50人もいることを知って、少し驚きました。

posted by kuniko_sakamoto at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告

2025年02月04日

通院して感じたこと その2


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耳鼻科クリニックを7 、8年ぶりに受診しました。クリニックのホームページを調べて、ネットで受診予約をすると、その場でチャット形式の問診がありました。
予約の時間にクリニックに行くと、ほとんど待たずに受診でき、ドクターに問診内容が伝わっていました。待ち時間に問診票を記入するようなやり方はしていません。ドクターの話は簡潔で、わかりやすく、診察時間は5分もかかりませんでした。
さらに診察室を出ると、受付を通さず、会計機に直行して、すぐに会計が済みました。
このクリニックのドクターは若いお医者さんで、クリニックには最新の検査設備があります。7、8年前に、初めてこのクリニックを受診した時、私は長年、鼻血に悩まされていて、他のいくつかの耳鼻科のクリニックでは全く治らなかったのが、このクリニックを2回受診して完治しました。

かつては診察時間が短いのは「3分診療」と悪く言われたものですが、診療の内容とサービスが良ければ、3分で充分だと思います。患者も忙しいのですから。「患者を待たせず、医師の説明は簡潔明瞭、診療は的確」。このようなクリニックがもっと増えてほしいです。
posted by kuniko_sakamoto at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと

通院して感じたこと その1


Sakamoto02.jpg「受診で忙しいんですよ。会議しなければいけないんですか?」と
80代の利用者さんから言われたことがあります。その時、私は「サービス担当者会議で、支援計画を作らなければならないので」と説明して、会議をしぶしぶ受け入れてもらいました。
私も加齢で、受診することが増えてきたこの頃、この利用者さんの気持ちがわかるようになりました。今の私が福祉サービスを利用する立場だったら、支援者に「私は忙しいので、会議は10分以内で終わらせてください」と言いたい気持ちです。
高齢になると、整形外科、血管や腎機能障害などの内科、白内障などの眼科、めまいやふらつきなどの脳神経、耳鼻科などなど、受診する科目が5つも6つもあります。そして各受診の主治医から、リハビリのメニューやプログラムを渡されて、毎日そのメニューの運動や食事が日課になります。
運動、食事作り、リハビリの日課をすべてきちんとこなそうとすると、1日5時間を超えるでしょう。さらに一回の受診の往復と待ち時間は2時間以上。

今まで通院なしで働いてきた私は、高齢や障害で通院されている利用者さんたちが、支援を受ける時間をやりくりしていることに、思いが至りませんでした。
支援者のサービス会議などの面談で、話し合いがまとまらずに長居をして、ときには「関係づくり」と称して支援者の都合で雑談をして、どちらも支援者の力量不足のために、利用者さんの貴重な時間を奪ってきたのではないかと反省するこの頃です。
posted by kuniko_sakamoto at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと

2024年11月09日

「だましの手口」を読んだあと私がやったこと


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「だましの手口」知らないと損する心の法則
西田公昭著 PHP新書

本書は、詐欺被害の実例と具体的な対処方法、自己点検票と練習問題付。
15年前の出版のあとも、詐欺被害は増加の一途。
高齢者だけではなく、だれでも被害にあう可能性がある。
なぜなら、犯人の手口は、被害者を心理的なパニックに誘導する
ことから始まり、被害者は心理的ストレスから、犯人の言うなりになってしまう、から。
だれにでもいつかはやってくる犯人、の手口をかわすために、
私がやったことを、下記のサイトに書きました。
「だましの手口」を読んだあと私がやったこと

posted by kuniko_sakamoto at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめ

2024年11月03日

「死ぬときに後悔すること25」


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がん終末期ホスピスの医師が書いた「死ぬときに後悔すること25」を読んで。
本の後半に、関わりを拒む「困難事例」の患者さんの看取りが書かれています。死が間近になり、患者さんの了解が得られないまま、著者の医師はひとつの決断をします。その後、患者さんは穏やかに亡くなります。患者さんの最後に、医師の決断が大きな役割を果たしたと考えて間違いないでしょう。
私の経験の範囲ですが、この患者さんのそれまでの状況から、現場では「患者さんの意向を尊重して」、支援者は見守りに終始するケースが多いのではないでしょうか。しかし、著者の医師はそうせずに決断し行動しました。それは「本気の決断」であったと思います。支援者は、患者さん・利用者さんのすべてに、いつも本気で関わっているわけではありません。目の前の大量の仕事に追われて、事務的に対応ことが多々あります。そのような日常で、支援者の医師が「本気」を出せたのは、身内の方の「本気」だと思いました。患者さん、あるいは身内の方の「本気」が、「支援者の本気を引き出し」、双方が、悔いが残らない、後悔を超えた、経験をする。この本の後半には、本気の支援が、私たちに与えてくれるもの、が書かれています。

「死ぬときに後悔すること25」大津秀一 著
posted by kuniko_sakamoto at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 意見

2024年10月14日

身寄りのない人の緊急入院・手術


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身寄りのない高齢者が救急搬送され、入院や緊急手術の同意が取れない(本人の意識がない、認知症、など)場合、どうなるのでしょう?

現行では「病院の判断」に任されています。
後見人や民間サービスは財産管理だけで、医療に関する権限はありません。

身寄りのない一人暮らしの高齢者の、救急搬送、入院・手術が増え、対応に苦慮する医療機関が多いため、厚労省がガイドラインを出しています:
https://www.mhlw.go.jp/content/000516181.pdf
ガイドラインでは、ケースごとのフローチャートが
記載されて、分かりやすいと思いました。
ケースバイケースで対応する医療機関のワーカーさんたちの労力は大変大きいことが想像できます。

posted by kuniko_sakamoto at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

2022年09月19日

とても大切な大きなもの


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Aさんのお母さんは、真剣にAさんの今後の住まいを探している。住まいは、住み慣れた家の近くを望んでいる。

そしてもうひとつ、あるものも、Aさんと一緒に暮らせることを望んでいる。
それは、Aさんが作りためた紙飛行機だったり、描きためた絵だったりする。

あるAさんの部屋には、天井に無数の紙飛行機が吊られている。また、別のAさんの部屋には、大きなタンスに絵がぎっしり入っている。タンスの中の絵は、整然と並べられている。天井の紙飛行機は、同じ向きに整然と並んでいる。Aさんたちが、自分で並べている。
私が、その一つを指さすと、Aさんは即座に「〇月〇日!」と答える。日にちを記憶しているのだ。私たちは、思い出を脳の中にしまっておける。Aさんたちは、その日の思い出を、紙飛行機や絵にしているのかもしれない。
Aさんのお母さんたちは、無数の紙飛行機や大きなタンスにぎっしり並んだ絵のすべてが、Aさんにとって、どれだけ大切なのかを知っている。

一方で、今ある施設やグループホームは、段ボール5箱まで、とか私物の持ち込み制限が多い。

Aさんにとって、段ボール一箱に入るだけの、紙飛行機や絵を選んで、ここから移りましょう、という話ではないのだ。Aさんのお母さんたちは、そのことをよく知っている。

posted by kuniko_sakamoto at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | できごと