読書とラジオ
[2008年03月08日(土)]
|
駅伝シーズン
させていただく症候群
「司会をつとめさせていただきます」というような、誤った使い方が蔓延しています。事前に決まっていて、誰がお願いしたわけでもないのですから、「司会をつとめます」というべきです。
「させていただく」の前後に、ありがたく。勝手ながら。ご了承ください。などをつけて不自然でなければ正しい使い方ですが。宗教人でもない人が頻繁に使うのは、自主性のなさを披露しているようで、聞きづらいものです。かつて民主党代表だった鳩山氏は、これの多用で党員から「頼りない」の烙印を押されたと聞きます。 駅で「ドアを閉めさせていただきます」、飛行機内では「手荷物の収納状況を点検させていただきます」のアナウンスを聞いたことがあります。 業務を遂行するのですから、こんな言い方はありません。丁寧な言い方と勘違いしているわけです。マニュアルでそうなっているのでしょう。ただし、個人差があり、正しい言い方をしている人もいます。 歌手などが「歌わせていただく」といっているのは、単なる常識はずれということで真似する価値はありません。
「かほり」って何?
無実とは何か?
たたき台とはどんなもの?
憲法改正自民党案に対して、各メディアは、自民党案をたたき台にして・・・・というような報道をしております。しかし、たたき台とは、講談やバナナの叩き売りに代表されるように、単に物理的な台のことです。自民党案が台になることはありえません。
改正案を、たたき台の上に載せて、これからその内容を吟味していくということですから、 自民党案をたたき台にする は誤りで、 自民党案をもとに検討が始められる または、どうしてもたたき台を使いたいならば、 たたき台にのせられた自民党案の検討が始まる。と表現すべきです。 誤用と言えど、このことを知って使うならいいのですが、無知のまま使わないことをお薦めします。もちろん、日本語の標準を自負するNHKは使いません。いや、ニュースで使っていました。
「訃」に接して思うこと
本日、関係会社の役員夫人が死去され、その会社からお知らせが回覧されてきました。
「訃報ご通知」 となっていましたが、悲しいおしらせの意味の「訃」が正しいのです。 通常使われている訃報は「訃」「報」の二重語。「訃報ご通知」は、「訃」「報」「ご通知」と三重語になっています。社内で誰もチェックしなかったのでしょう。 また、先日は結婚の挨拶メールを社内の某氏から頂きました。これには、「入籍しました」とありましたが、「結婚しました」と書くべきです。「入籍」は子どもが生れても、出生による入籍であり、結婚によるもののみを意味するものではありません。芸能ニュースを真似したのでしょう。かくして日本語力はどんどん低下していきます。年寄りが知らんふりをしていてはなりません。 |



