シンポジューム 8050問題を考える 開催 [2018年10月30日(Tue)]
自分の趣味や関心事、コンビニやスーパーなど用のある場所 仲間がいたり、居心地の良い場所、そんな処へは出かけるが 社会参加をしていない人、今どうすれば良いか解らない人が 「ひきこもり」と呼ばれる人達の 68%を占めている、と聞く。 岡山市は潜伏している当事者や家族数の把握は出来ていない。 高度成長期には少なかった「ひきこもり」人口は、現在増加の一途。 国は、ニート対策の支援年齢上限を 40 歳から 42 歳へ引き上げたが 年齢制限に達したら、ニートを卒業するわけではなく、未解決放置だ。 定年制が廃止された今、生きがいある人生の支援に、年齢制限はない。 当事者の高齢化と共に、扶養している両親も確実に高齢化している。 扶養してきた親に介護が必要になり、扶養を続けられなくなった時 生活設計が立てられない、人に相談する事の出来ないわが子は・・ 高齢化したひきこもりには、就労支援だけが適切な支援と言えない。 大きな社会問題として、受け皿が必要であることは確か、と考える。 今まで国が放置していた課題として「8050 問題」が、 表面化した。 縦割り行政の枠組みの中だけでは、対応が行き届かない現実が有り 単に税金を投与すれば解決する問題でもなく、税金には限界が有る。 対象は「人」 環境、特性、アイデンテティ、全てにおいて多様性を持つ「人」を 画一的な仕組みで支援することは、むつかしい。 人が人として尊厳を持ち、人として生きる為に 専門の知識や「人・モノ・金・時間」を持ち寄り、連携することで 「誰ひとり取り残さない社会」を目指すことが 持続可能な社会への一歩では、ないだろうか。 誰もが安心して暮らせる、笑顔の溢れるわが町「岡山」であるために まずは先進事例の報告を産学官民医福、そして当事者や一般で共有し 今、岡山で私達に何ができるのか? 何が必要なのか? 一緒に考え、手をつなぎませんか |
Posted by
まちづかい塾
at 23:14