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日がながい [2016年06月23日(Thu)]
夏至も過ぎて慰霊の日です。
夜7時半になってもまだ明るい。

先日、昭和50年度卒業の大先輩方が見学に来場されました。
当時は牧場内の寮で一年間生活する決まりだったそうです。

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「この搾乳室は昔からあったなー」

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「昔はここに巨大で凶悪なブラウンスイスの種雄牛がいて、”ヒトゴロシ“というあだ名だった。柵の中に帽子を投げて、取りに行く罰ゲームで遊んだものだ。」

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「その柵を作るのも、こんなでっかい木をいちいちノコギリで切って運んで大変だった。」

「試験で使ったヒツジやニワトリがおいしかったな。食べたいからわざと失敗したりして。」

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「金もないし腹も減るので、夜中に牛乳を盗りにきたけど、真っ暗で乳房炎の牛から搾ってブツブツでしょっぱくて飲めなかったこともあったなぁ。」

「夜中に近所の農家にスイカをとりにいったのがばれてこってり怒られたのがいたな。」

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クスの葉とイヌビワ?

昭和50年ってそんなにハングリーな時代でしたか?


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13日(月)は今年度一回目の養豚技術講習会がありました。

身も心もつかみどころのないブタ。豚房に入るとかじってくるし、こちらに隙があればそのまま食べられてしまうのでは?

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それでも家畜のブタは、生時すでに余命6か月の宣告を受け、毎日ぶぅぶぅ言いながら生涯を終える。ヒトとブタの微妙な関係が、最近やけに気になります。

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「最近は畜産草地専攻の学生でも、この牧場で生まれて初めて実物のブタを見る子が多いですよ」

「そういえば近頃、ブタを見ることはないねー」と大先輩。

久留米出身の同級生の話では、子供のころは町なかのラーメン屋さんなどの軒先で、ぶぅぶぅいう豚を解体してたそうだ。これも昭和50年代の話だろう。

今は昔といえど、たった40年前の話。
40年後はどうなってますかね。

こばやし
Posted by 鎌田 at 23:20
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