バンコクで宮大CADIC主催の国際シンポジウムに参加した。
昔バンコク駐在だったO先生の人脈とアレンジが効いていた。
回り道の価値は大きい。
アジア経済の変貌はものすごい勢いだ。
金持ちが多く、使い方もきっぷがいい。
もちろん、貧しい人々も多いのでしょうが…。
タイの名門チュラロンコン大学は、バンコクの一等地を所有し、その膨大な貸地料を潤沢な資金源にしている。賢い人々のやり方はすばらしい。
チュラ大の獣医学部は都心のど真ん中で十階以上のビル、動物病院は広大な5階建、設備は日本と同等あるいはそれ以上、働く優秀な若手はごまんといる。
日本の中高年は、アジア諸国を過小評価していないだろうか?
もちろん一長一短はあるけど、よく見た方がいいかも。
すしのくせがつよい。
ひるがえって日本。少子高齢化は人類史上最高レベルか?
高齢で硬直した非効率システムは強固で不変となる。
もっと不真面目に寛容であってほしいものですが…。
牧場では昨日は獣医学科の参加型臨床実習。
足の悪い牛の削蹄。
今日は朝から遺伝育種学や衛生微生物学分野の試験、家畜保健衛生所のブタ調査、多くの工事関係者、夕方には北海道からとわの森三愛高等学校の先生方がGAP研修に来場した。
どこでも若者不足、人材不足は大変なことになっている。
この先は、もっと大変になるだろう。
逆に言えば、若者や転職組・再就職組にとっては、もっと良くなるのかもしれないが、そうでもないのかもしれない。
こばやし