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10/29白炭作り体験会開催! [2011年10月30日(Sun)]


川崎町笹谷で開催した白炭作り体験会。
場所は「るぽぽかわさき」入口の286号線を挟んだ向かい側の敷地。
そこに行くと、敷地の端に炭焼き窯(かま)があり、白い煙が空までのぼっていました。

家族連れや年配の方など幅広い17名の方が参加しました。

講師はNPO法人川崎町の資源を活かす会「雁戸白炭の会グループ」の方と、地元の貴重な白炭作りの名人鈴木正一さんです。

開始したときには前日に窯入れをした木がちょうど焼きあがっているということで、早速窯出しを見学しました。

窯の扉を開くと、真っ赤に焼けた木が窯の中いっぱいに詰まっているのが見えました。
窯口から離れていても、顔が暑くなるくらい。
約1000度にもなっているそうです。



名人の説明を聞き、見学した後は、窯出しの体験です。
細くて長い炭をかき出す棒はかなりの重さ!
と同時に炭窯の口に近づくほど熱い!
軍手をして長袖で保護していないと、「腕の毛が焼けそう」との体験者の声。
遠赤外線の効果ですね。
私も体験しましたが、壊してはいけないし、でも暑いから早くかき出したいし、の葛藤でした。
難しいものですね。

真っ赤な炭は徐々にかき出しながら少し冷まし、その後粉炭と砂を混ぜたもの(素灰という)を上にかぶせて一気に冷まします。
この高温に熱した木を一気に冷ますのが白炭の特徴。
ウバメガシの木で作れば「備長炭」になりますが、東北ではその木がないためコナラの木で作ります。


一般的に出回っている炭は黒炭です。
土の窯で作り、1週間など長い時間をかけて焼き、窯の中で冷ましていくのが黒炭です。
一方、白炭は石の窯で、短時間で焼き上げます。
今回の窯は火入れをしてから7日目だそうですが、木を入れてから窯出しまでは1日だけ。
次の日には出して一気に冷ましてできあがります。
その分窯作りから窯出しまで高い技術が必要なのだそうです。

30万年前から貴重な熱源として活用されてきた炭。
70〜80年前にはどこの家庭でも炭が利用されていました。
ですが今は木材を使わないようになり、森林は荒れて、古い木が密集して暗い森となり、日が届かないために新しい木が生まれにくくなっています。
炭のように森林を適切に利用していくことで、新しい木が芽生えることができ、元気な明るい森林になっていきます。



さて、お昼には焼き上がったばかりの炭で炭焼きを実食!
地元の野菜と、地元のお魚をできたばかりの白炭で焼きました。
にんじん、さつまいも、じゃがいも、むかご、ししとう、持参したおにぎり、いつも食べている食材ですが、山々に囲まれながら、快晴の中食べる炭焼きは一味もふた味も違うおいしさでした。
名人の技を堪能させていただきました。

参加者同士もわきあいあいとした雰囲気で、終始楽しくおしゃべりしながら、
炭について、森林保全活動について、川崎町の名所についてなど情報と意見交換ができました。

講師のみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。お疲れ様でした!

(事務局ヒロシゲ)
Posted by MELON at 13:38
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