開催日時:7月16日(日) 9時〜16時
場所:東北大学川内北キャンパス 講義棟(C棟)
主催:特定非営利活動法人 natural science
『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2017』に、参加しました。
MELONからは、みやぎ里山応援団とストップ温暖化センターみやぎの二つの部会がブースを出展しました。
サイエンス・デイとは、現代社会で実感する機会の少ない科学や技術の"プロセス"を子どもから大人まで五感で感じられる場づくりを目指し、2007年から毎年開催している体験型・対話型の科学イベントです。高校生の科学部から、大学のサークル、企業まで様々なブースが出展しました。MELONではここ数年毎年の出展しています。
みやぎ里山応援団は、全部で4つのブースを展開しました。
@丸太当てクイズ
Aクロモジの楊枝作り
B昔遊びコーナー(どんぐりこま、イタドリの笛遊び、つみき遊びなど)
Cクロモジ茶の提供でした。
丸太当てクイズにて、ワークシートに答えを書き込んでいる様子
@丸太当てクイズとは、7種類の丸太を並べ、木を触ったり見たりしながら、木の種類をクイズ形式で当てるものでした。「知らなかった木があった」、「おもしろい」という声が多かったです。身近にある木に興味を持ってもらえる良いきっかけになったのではないかと思います。
クロモジの楊枝を作っている様子
Aクロモジの楊枝作りでは、クロモジという木を用いて、和菓子などで使われる楊枝を作りました。木をナイフで削り、それを紙やすりでつるつるに磨いて完成です。
親子での参加が多かったです。
昔遊びコーナーにて、どんぐりこまで遊んでいる様子
昔遊びコーナーにて、イタドリの笛を吹いている様子
B昔遊びコーナーでは、どんぐりコマが小さい子どもたちに大人気でした。
イタドリの笛遊びは、イタドリという、中が空洞の木を用いました。ビンを吹いて音を出すような形で、縦に木を持って息を真下に吹きかけると、「ほお〜」と深い音が出ます。良い音を出すためには、コツが必要で苦戦している子が多かったように感じました。
クロモジ茶を提供し、説明している様子
Cクロモジという木を煮出して作ったクロモジ茶は、ハーブティーのような香りで、すっきりとした味わいのお茶でした。大人の方に人気で、売って欲しい!との声もありました。
サイエンス・デイには、計10,580人がご来場しました。
当部会ブースを体験していただいた皆様、ありがとうございました。
今回のイベントを通し、少しでも身近な木や自然、環境に興味を持ち、自然のためにできることを考えるきっかけとなっていれば幸いです。
最後になりますが、ブース出展するのに協力いただいた方、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
(インターン生 鈴木)