民意の劣化 [2018年05月22日(Tue)]
山本周五郎はやっぱり良いなあ。
BSで“武士の魂”を見ていて、利己に走る大勢の中で正義を貫く主人公とそれに共感する志が最後には報われる。いつもほのぼのとした胸のすくドラマ仕立てです。 納得のいかない芥川賞の選定で、いまはもう定期購入を辞めた文芸春秋を久し振りに立ち読みしました。そこにはいくつもの“官僚劣化”という文字が出てきます。 そして昨日、愛媛県知事が清水の舞台から飛び降りるくらいの心境だと思いますが県の公文書を発表しました。それに対し、ときの政府は完全否定をしました。その根拠のひとつが官邸への入館記録が廃棄されており確認できなかったそうです。 以前にはそういう記録は全部残っていると発言しています。 嘘が大手を振ってまかり通る国民の最高権威である筈の国会。 自公の連立政権でこういう状態がもう1年間も続いています。私はこれは“政治の劣化”だと思います。30〜40%の国民はそれを支持しています。 トヨタ2.5兆円、ホンダ1兆円、NTT0.9兆円の純利益、株価は2.3万円と大企業の4割は最高益を出している昨今、国民は政治に対して“バッドチョイス”をしているように思えます。此れは私は“民意の劣化”だと思います。あるいはネトウヨに代表されるように世論操作をしている輩が潜んでいるのかも分かりません。 |
Posted by
ゆうゆう
at 21:50