受講生のみなさん
こんにちは!ブログ起業論講師の久米 信行です!
前回の講義では、5つの関連サイトを熟読、登録して
ご感想メールをお送りいただくようにお願いしました。
大半の方は、読んでくださったようですが、
まだの方は、ぜひご一読ください。
▼前回の講義:受講前に5つのネット閲覧+登録のお願い
https://blog.canpan.info/meiji_venture/archive/102
今回はビデオ「てんびんの詩」の鑑賞会です。
近江商人の「三方よし」の心を感じていただけでしょうか?
「なぜ売れなかったか?」
「なぜ売れたのか?」
みなさんの感じたこと、考えたことを
この記事にコメントしてください。
次回の講義では、みなさんのコメントをもとに
商いの原点を考えて参りましょう。
24日木曜日16:20〜リバティタワー1105号室で
お待ちしております。
久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
オーガニックコットン&アートTシャツ@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部
2008年04月17日
トラックバックの受付は終了しました
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
商売はお客様のことを第一に考えなけらば売れないんだなと思いました。
僕は皮肉っぽく見てしまったので、最後におばさんが鍋のふたを買う時にこのおばさんは本当に蓋を必要としているのかと思いました。今あのおばさんは鍋のふたを必要としておらず少年に同情して買ったのかなと感じてしまいました。
鍋のふたというのは、どこにでもあります。また商品の特性としてふただけでは、機能しなくて、鍋をひつようとします、また買う人がもっている、鍋にフィットしなければ、売ることができないと思いました。
こういう商品を売るには、やっぱりお客様とお知り合いになり、お客様の需要というのを、地道に聴き続けるのが必要なのかなと思いました。
てんびんの詩を観て・・・
『明日の覚悟は覚悟やない』
この言葉が今の私の心に最も響きました。
この言葉を忘れることなく、しっかり刻み、日々生活していこうと思います!!!
このビデオでは商人の心構えについて学ぶことができたように思います。安くて質のいい商品を提供することが商売の近道だと思っていましたが、その根底にあるのは売り手と買い手の心であるという言葉には新鮮な驚きを感じました。
てんびんの詩の感想を述べさせていただきます。
まず、売れなかった理由ですが、お客様に対して礼儀がなってないことだと思いました。物を売り歩いているのに、商品の鍋ブタをお客様に見せもせず、説明もしていません。それではお客様の信頼を得ることができず鍋ブタは売れません。
自分のことばかり考えて、相手の都合、商品がその人にとって今必要なのかどうかも考えない自分勝手な態度も商人としてマイナスです。
次に、売れた理由です。
自分勝手な態度が改善され買い手に対して礼儀正しく接しています。また、相手の気持ちや都合を考えお客様のために売ろうとしていました。そんな正直で誠実な態度が、買い手の信頼へとつながり口コミによって鍋ブタが売れたのだと思いました。
人に物を売る上で相手の信頼を得るということは、本当に難しく大切なことだと思いました。
なべぶたがなかなか売れなかったのは、お客様のことを考えず、自分の都合ばかりを考えていたことや、親に命じられて仕方なく売っているという態度などが原因だと思います。
最後に売ることができたのは、主人公がなべぶたに対して愛情を持つようになり、そのまじめな気持ちがおばちゃんに伝わったために売れたのだと思います。
こんばんは★商学部3年の丸あさみです。
「てんびんの詩」を見て私が感じたことは、商売のみに関わらず物事・人に対する姿勢のあり方です。最初は鍋ぶたを売ることを自分の身を守る為の仕方のないこととしてやっていました。なので、鍋ぶたなんかを売らせる親を恨み、たった1枚の鍋ぶたを買ってくれない人を恨み、全てを自分の都合でしか考えていませんでした。
ですが、売れずに苦労する日々を送っていくうちに、最初は「ただの鍋ぶた」でしかなかった鍋ぶたが「誰かのための鍋ぶた」へ変わり、それを売り渡すことが自分の為であると同時に買ってくれた人にとっても喜ばしいことであって欲しいと願うようになりました。その姿勢が信用に繋がり売れるようになったのではないかと思います。
韓国からの留学生で関西弁がよく聞き取れなかった部分があったのですが
人にものを売ることがどれだけ大変なことかを知ることができました。
最初、商人として何一つ知らない主人公は鍋蓋を売れずものすごく苦労をします。
その理由は買い手の気持ちを理解しようとせず、無理に売りつけようとしたことだと思います。
主人公が映画の中で何回も指摘されることは挨拶をしっかりすることでした。
実際、授業の初めと終わりに挨拶(の練習)をしますが、
これは商売だけではなく人と人とのふれあいの仲で最も大事だと思います。
まず挨拶から始め、お客さんの気持ちを理解しようとする努力を重ね、
この人が必要としているものは何かを察知できたらそのものを提供できる。
売る側と買う側の天稟が一緒になったとき商売が成立するということの意味だと思います。
血縁など何かの縁を使ったり、ズルをしては商売は成り立ちません。
商売は全くの他人(お客さん)と新しい関係を作り、取引をしていくもので
主人公はそれを理解して初めて鍋蓋を売ることができたと思います。
なぜ鍋蓋が売れなかったのかという点ですが、自分が得をすることだけを考えていた事が買い手側に伝わってしまっていたことが原因だったように思います。でも、13歳の少年が物を売るなんて大変なことですよね。
最後のシーンは少し現実味に欠けますが、情によって人の行動は大きく左右されるので、ありえるかな?とは思いました。私でも買うような気がします。
講習させていただいた寺島知文です。
てんびんの詩を見ての感想ですが、なぜ大ちゃんがなべぶたを売ることができなかったのか、これは人としての常識やビジネスマナーの欠如、人の心の把握が出来ていなかった点に原因があると思います。
まず彼はお客様に対してというより、人に対しての言葉遣いが身についていなかったように思いました。
他人に対する言葉遣いを見ると、お金持ちの家系で甘やかされて生きていた印象があり、世間一般の常識を基にしたそれとはかなりかけ離れたものです。
これでは商売以前に会話もしてもらえず、販売の舞台にさえ立てないのではないのでしょうか。
しかし彼がなべぶたを売れた時は、言葉遣いという点で常識が身についていたように思います。
それプラス、人の気持ちも理解することが出来ておりお客様に受け入れられたのです。
このことから商いをする上で、商人よりもまずマナー面での常識人になることが大前提であると思いました。
ここからは話がずれますが、大ちゃんが言葉遣いの常識をクリアーしたとしても、なべぶたが簡単に売れなかったことも考えていきたいです。
その一因は、彼の販売手法にあると思います。
訪問販売という手法は、能動的な一面しかなく、最初からお客様に受け入れられるものではないからです。
それに加え彼のなべぶたにはなんの魅力も感じませんでした。
ビデオで伝えたかったことは、そういうことではないのかも知れませんが、僕ならなべぶたにオリジナリティーを付加して、販売方法も集客をベースにしたものへ変えていったかもしれません。
てんびんの詩についての感想を書きます。
まず、「何故売れなかった」のかについては、もちろん自分本位でしか考えず、また行動しない、お客様あっての商売ということを理解していなかったためだと思う。
そして「何故売れたのか」ということに対しては、一人のおばさんに対して熱意が認められ購買に到った。だが、ここで大切だと思ったのはそれが他のおばさんにもクチコミで購買まで到らせたということだ。
このとき僕は今でいうAmazonなどのアフィリエイトのシステムの一部を見たように感じました。
「てんびんの詩」について自分の感想を述べたいと思います。
なぜ主人公の鍋蓋が売れなかったのか、それは主人公は消費者の事を考えていないからだと思いました。
まず商品を売るには、消費者のことを第一に考えるべきなのに主人公にはそれができていなかった、それと「物を売る」という行為はその商品に自信をもってはじめて売ることが出来ると思ったのですが、主人公は自分の商品をいまいち愛しきれていなっかったと言うのも、鍋蓋が売れなかった理由のひとつだと感じました。
では、なぜ売れたのか?これは、以上の点を克服できたからだと思います。
この映画を見て「物を売る」という行為の大変さ、重要さが少しわかった気がしました。
「てんびんの詩」を観て、初めは関西弁で物語りに入り込むのに必死でした。
ですが、
入り込んで行くと所々で「三方よし」の基本であるキーワード満載で「買い手側の目線」と「売り手側の目線」がわかりやすく描写されていました。
鍋蓋売りの営業をすることによって、
「商人」としての基本を習得し日々成長を成し遂げて行く姿に、果たして自分だったら?どうだろうかと照らし合わせながらも鑑賞してました。
頭を下げれば必ず「商品」が売れる理由ではないし、押し売りや恩義せがましくても「商品」は売れない。
物語を通じて
「商い」とは、売り手と買い手の心が一つになった時に初めて売れる!!誰の力も借りずに知恵と努力で切り開いていく逞しい精神力も必要であることを学び得ました。今後の起業人としての基本であることを念頭に日々、講義について行きたいです。
「てんびんの詩」の感想を書き込みたいと思います。
まず「なぜ売れなかったのか?」という点に関してです。
買い手(主人公)は鍋蓋を売るとき、売り手の声やニーズを聞かずに売ろうとしていました。一方的に売り込みをしていたために全く売れなかったと思います。
そして「なぜ売れたのか?」という点に関してです。
この時、主人公は買い手の立場に立って考え素直な行動を取っていました。その行為に買い手は心を打たれ、主人公から鍋蓋を買ったのです。
商売は売り手と買い手の気持ちが一つにならないと成立しないということがよく分かる内容でした。
なぜ売れなかったか→三方よしで考えるなら、売り手よしを優先してしまって買い手の満足を考えてなかったから。どこのうちにもあるナベブタだったので、需要もなく、商品に魅力がなかったからだと思います。
なぜ売れたか→この場合、買い手が、売り手本人の誠意に魅力を感じたからだと思います。ナベブタを買ったおばさんが、お客さんを連れてきたのをみて、一人のお客さんが何人もの新しいお客さんにつながるのだなと思いました。
結局泣きました。
お母さんが息子の帰りを待ってご飯を離れて一緒に食べたところは親の愛情を感じましたね。あのシーンで泣きました。『なぜ売れたか、なぜ売れなかったのか』という主題を忘れて見入ってしまいました。
その主題ですが、
なぜ売れなかったのか…三方よしではなかったから
なぜ売れたか…おばさんはストーリーを買った
のではないかと思います。映画を通じては『親の悪口を言わない』から『お客さんが最大の広告塔』までジャンルを問わずいろいろな基本を改めて学ぶことができたと思います。
はじめまして石渡と申します。
授業の感想を述べたいと思います。
「てんびんの詩」を観て、ゼロから物を売ることは大変だなと思いました。
僕らがアルバイトで物を売る時はバイト先の信用なり、商品があるわけで、極端な話あまり売る気がなくても売れると思います。
でも映画の主人公は信用やら何やらが何もない状態から物を売ろうとしてる訳で、何の後ろ盾もなく物を売るのは、とても大変な事だと思いました。
そしてほとんど何もない状態から商売を始めるという点では「起業」するということにも共通するのかなと思いました。
売れなかったのは買手のことを考えて商売をしなかったから、売れたのは買手が喜ぶことをしたから(買手よし)、もしくは久米先生が前回のガイダンスで「ストーリーのある物は買ってもらえる」と仰っていたように、おばさん(鍋蓋の最初の購入者)が少年の見せた鍋蓋の裏にある背景にほれ込んだからと思います。勉強になりました。
でもそれは決して一人の力で達成したものではありません。
周囲の人々の叱咤激励があったからこそあきらめずに成長できたのでしょう。
何事も、周りの意見に耳を傾け根気強く続けていればいつか報われるのだと思います。
いくつかのコメントにも書かれてありましたが、ビデオで見た商売に対する売り手と買い手の関係などは現代でも重視すべき点でありアナクロな考えなどではないと思います。
またビデオ中のあるシーンで主人公が鍋蓋を売る時に買い手側が買いやすくなるような話し方や仕草など、自分のために鍋蓋を売るという考えが、実際行動した時に裏目に出て自分自身とは違う存在(イミテーション)が売り手となり、結局販売対象となる人たちから信用されないような形を自ら招くシーンが印象的でした。
物事を頭で考えるということはもちろん大切ですが、それ以上に自ら動き、たくさんの人と交流する行動力が商売をする上で必要不可欠ではないかと思います。ビデオ内で主人公がたくさんの失敗を経験していましたが、失敗をすることで得たものは失敗をすることでしか得ることの出来ないものだと思います。その失敗は彼自身の行動力が生んだものでしたが、様々な失敗をすることで挙句の果てには商売が成立するという商売人にとっては最高の形へと結びついたので、失敗しても挫けず、行動する事は大切だと思いました。
そして「なぜ売れたのか」
それは2つとも、最後の展開によって表されています。
鍋蓋を思いやり、それをかつて売った人を思いやり、そして、お客さんを思いやる。
商売において、商品への心、同業者への心、そしてお客さんへの心
というのがどれだけ大切かということが良く分かりました。
<斜><下線>商売は、今も昔も変わっていないと思います。</下線></斜>
売る者と買う者の心が一致しないと、モノは売れないという事がよく理解できました。
劇中で、商品を買ったおばさんは、ナベブタを買ったのではなく、少年の心を買ったのだと思います。
現在も、営業という商売の方法があります。
営業さんから商品を買うお客さんの気持ちは、劇中のおばさんと同じだと思います。
また、お客様からの口コミで商品が売れてしまう事も、現在の商売と一緒だと思います。
ブームメントは、企業が起こすのではなく、お客様が起こすものだと思うからです。
劇中でも、お客さんがお客さんを呼ぶという事をしています。
きっと、あのおばさんは、「いいナベブタがある」ではなく
「素敵な少年がいる」という事を周りの人に伝えたのでしょう。
<太>劇中を通して、特に想った事は
「想いにお金は集まる」
という事です。</太>
映画見ての感想です。最後の方の超展開は正直マジかよと思いましたが、まぁ少年の努力の成果ってことで納得しときます。心がけが大切ってやつですかね。
今も昔も商いの本質は変わっていないのかもしれません。特に謙虚さ持ってないとこの仕事はやっていけない。売り手と買い手の心が一致しないと商売はできないってのは心に留めておきたいですね。あと粘り強さも。
最初に鍋蓋が売れなかったのは、売り手が自分の都合しか考えておらず、相手に尽くすということを考えていなかったためだと思います。
物語の最後で鍋蓋が売れたのは、3か月以上かかりながらも、自分の都合だけでなく、誠実に買い手のことを考えることができるようになったからだと思います。
ただ、あれだけの鍋蓋を1度に売り切ってしまうという展開は少し極端すぎると思いました。