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大手民間テレビ企業のCSR活動に関するアンケート結果と講評 [2011年04月22日(Fri)]

2010年4月、メディアCSRプロジェクトでは、大手民間テレビ企業5社に対して、メディア企業の社会的責任(以下メディアCSR)について現状を把握し、市民に広く発信することを目的とするアンケートを送付しました。

アンケートは郵送およびFaxにて4月1日付けで送付し、返答期限は4月14日としました。
ここに結果と講評を公開します。

また、「アースデイ東京2010(4月17 〜18日開催)」にてアンケート結果を公開した際、来場者137名の方から感想が寄せられました。

テレビ企業側、視聴者側、双方の情報を踏まえつつ、メディアCSRプロジェクトでは、今後も「マスメディアのCSR」について提言を行っていきます。

大手民間テレビ企業のCSR活動に関するアンケート結果と講評(PDF)

●全体の講評(公開資料より抜粋)

大手民間テレビ企業のCSR公開アンケート、「返答あり」はTBSとテレビ東京
視聴者として大手民間テレビ企業のカスタマーサービスに、メディアCSRについて教えてほしいと電話で問い合わせると、「質問は書面でお願いする」という対応を受ける事が一般的である。今回、NPO団体として書面で問い合わせた公開アンケートに対し、書面で返答があったのが2社だけであった点は、大手民間テレビ企業におけるCSR対応の意識の低さを示している。返答があったTBS、テレビ東京を評価すると同時に、返答がなかったフジテレビ、テレビ朝日、日本テレビの3社には、今後の改善を期待したい。メディアCSRを推進するためのNPOとの協働については、回答があったTBS、テレビ東京、共に「検討したい」とあり、評価できる。番組制作や番組評価を視聴者参加型で行うテレビ企業は多いが、メディアCSRというテーマでの協働は、これからの発展分野と言える。

CSR報告書の発行は、テレビの信頼獲得のため

CSR報告書の発行については、いずれの社も年次報告という形で入手できる体制にない事が明らかとなった。さらに、回答があった2社についても、現時点では発行予定も定まっていないという残念な結果となった。公共放送であるNHKは、99年に「NHK環境自主行動計画」を策定、02年以降、毎年環境報告書を発行している。民放では関西テレビ放送株式会社が2008年4月以降、「コンプライアンス・CSRレポート」を発行している。これは2007年1月に発覚した「発掘!あるある大事典II」における内容の捏造、データの改ざん発覚を受けて、調査委員会および関西テレビ再生委員会が立ち上げられ、さまざまな課題の解決に向けた取り組みをまとめて報告書として公開したもので、放送メディア企業の社会的責任について、他の民放各社も参考にすべきものとなっている。5社ともCSRウェブサイトは開設しているが、十分な内容とはなっているとは言えず、将来においてテレビが「信頼に足るメディア」であり続けるためには、CSR報告書の発行は必要であり有効だと考える。

マスメディアのCSR活動として、報道基準、編集基準の透明性にさらなる向上を

報道基準、編集基準の見直しと公開については、「公開し、見直しも行っている」と回答したテレビ東京が最も透明性においては高く評価できる結果となった。「見直ししているが公開していない」と回答があったTBSは、ぜひとも公開に踏み切る事を期待したい。公開されているテレビ東京の放送番組審議会委員会による放送基準・編集基準の見直し情報については、毎月の委員会の参加者名と、簡単な番組に対する講評にとどまっている印象が強く、より開かれた、より深い議論を期待したい。

環境問題に関心の高い市民の7割がメディアCSRに共感

今回のアンケート結果を、メディアCSRプロジェクトが、環境問題に関心ある市民が参加するイベント「アースデー東京2010」にてパネル展示をした所、多くの市民から「大手民間テレビ企業のCSR活動は不十分」「CSR報告書の発行を期待する」「マスメディアとNPOの協働は必要」という意見があった。来場者アンケート137人のうち、テレビの報道番組について「不満である」と答えた人数は70%であり、「メディアCSRの必要性について共感した」と答えた人数は68%に及んだ。今回の結果を踏まえ、今後もメディアCSRプロジェクトでは、公開アンケートや直接の対話を継続し、来る2010年7月25日にはメディアとNPOの協働のための「メディアCSRフォーラム」を開催するなど、大手民間テレビ企業のCSR担当部署との協働を求めてゆく予定である。 

[写真]アースデー東京2010の「ホンキでメディアがCSR」キャンペーンブース

●ブース遠景。アンケート結果パネルと、「メディアCSRツリー(6.34m)」が目を引きます。


●アンケート結果パネルの1枚目。「こういうアンケートはどんどんやって欲しい」という声も。


●来場者にもパネルを見て感想などを聞きました。137人の方が熱心に答えて下さいました。
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